現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ新型「2ドアクーペ」発売! 世界初の「足回りシステム」&日本初の「快適装備」や「画期的ブレーキ」採用! 歴代「プレリュード」を支えてきた“革新的技術”とは?

ここから本文です

ホンダ新型「2ドアクーペ」発売! 世界初の「足回りシステム」&日本初の「快適装備」や「画期的ブレーキ」採用! 歴代「プレリュード」を支えてきた“革新的技術”とは?

掲載 51
ホンダ新型「2ドアクーペ」発売! 世界初の「足回りシステム」&日本初の「快適装備」や「画期的ブレーキ」採用! 歴代「プレリュード」を支えてきた“革新的技術”とは?

■これまで導入された世界初・日本初の技術とは?

 ホンダは2025年9月5日、6代目となる新型「プレリュード」を発売しました。

【画像】超カッコイイ! これが“凄い”ホンダ新型「プレリュード」です!

 先代モデルから24年ぶりに復活を果たし、待ち望んでいたファンを中心に大きな話題となっています。

 これまでプレリュードは1970年代から2000年代にかけて展開され、斬新なデザインだけでなく、走行性能に加えて快適性や居住性を重視した“スペシャルティカー”として高い評価を得てきました。

 さらに歴代モデルには、数々の世界初や日本初の技術が導入され、自動車史において重要な役割を担ってきました。

 そんな歴代プレリュードには、どのような世界初・日本初の革新的な技術が採用されてきたのでしょうか。

●【日本初】電動式サンルーフ(初代)

 1978年に登場した初代プレリュードは、ホンダが誇る“スペシャルティカー”として多くの革新技術を盛り込んだモデルでした。

 なかでも注目されたのが、日本初となる「電動式サンルーフ」の採用です。

 従来のサンルーフは手動で開閉するのが一般的でしたが、初代プレリュードではスイッチひとつで開閉できる電動式を導入。

 これにより運転中でも簡単に操作が可能となり、当時としては画期的な装備でした。

 現在では高級車を中心に広く普及しており、先駆的な存在であったことが分かります。

●【日本初】4輪アンチロックブレーキ・システム(2代目)

 1982年に登場した2代目プレリュードは、スポーティな魅力に加え、安全性能を大きく進化させたモデルです。

 特筆すべきは、日本初の「4輪アンチロックブレーキ・システム(ABS)」の搭載したことにあります。

 ABSは雪道や凍結路、雨天時など滑りやすい路面でタイヤのロックを防ぎ、安定したブレーキ性能を実現する技術です。

 各車輪のセンサーがブレーキ圧をコンピュータ制御することで、急ブレーキ時でもドライバーがハンドル操作を維持でき、安全性を飛躍的に高めました。

●【世界初】ホンダ4輪操舵システム(3代目)

 1987年に登場した3代目プレリュードは、シリーズの中でも最も技術革新が進んだ世代といえます。

 最大のトピックは、世界初となる「4WS(四輪操舵)システム」の搭載でした。

 このシステムはハンドルの操舵角に応じて後輪を前輪と同方向、または逆方向に動かす仕組みを採用。

 低速時には後輪が前輪と逆方向に動くことで取り回しが容易になり、高速時には前輪と同方向に動くことで直進安定性や操縦性を向上させました。

 さらに、ハンドルと前後輪をメカニカルに直結する構造を採用しており、ドライバーの操作に忠実で自然な走行フィーリングを実現しました。

※ ※ ※

 初代の電動式サンルーフ、2代目のABS、3代目の4WSシステムなど、歴代プレリュードに搭載された技術は、単なる最新装備にとどまらず、自動車の進化そのものを牽引してきました。

 それらの技術は現在のクルマにも受け継がれており、プレリュードが果たしてきた役割の大きさを物語っています。

 そして今回登場した新型プレリュードには、Honda車として初めて採用される制御技術「Honda S+ Shift(エスプラス シフト)」が搭載されました。

 走行シーンに応じて最適な変速制御を行うこの新技術は、従来以上にスポーティでダイレクトなドライビングフィールを実現することを目指しています。

 過去の革新を受け継ぎつつ、新たな挑戦を盛り込んだ6代目プレリュードが、今後どのような技術革新をもたらすのか、またどのように評価されていくのか大いに期待されます。(くるまのニュース編集部)

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

進化したレクサスの“FRスポーツセダン”新型「IS」のディテールとは? ルックスはよりアグレッシブに! “パワステ”刷新で実現した“格上の走り”にも注目
進化したレクサスの“FRスポーツセダン”新型「IS」のディテールとは? ルックスはよりアグレッシブに! “パワステ”刷新で実現した“格上の走り”にも注目
VAGUE
決勝も僚友のサポートを貫く。成長を遂げた古巣のマシンに心残りも「レッドブル移籍に後悔はない」【角田裕毅F1第24戦分析】
決勝も僚友のサポートを貫く。成長を遂げた古巣のマシンに心残りも「レッドブル移籍に後悔はない」【角田裕毅F1第24戦分析】
AUTOSPORT web
AIカメラ駐車場「DENNOU PARK」、岡山で拡大展開…ナンバープレート決済で利便性向上
AIカメラ駐車場「DENNOU PARK」、岡山で拡大展開…ナンバープレート決済で利便性向上
レスポンス
自転車の積載も車中泊もこれ1台!牽引免許不要のキャンピングトレーラー「GX350」の対応力がすごい
自転車の積載も車中泊もこれ1台!牽引免許不要のキャンピングトレーラー「GX350」の対応力がすごい
Auto Messe Web
「これ何?って聞かれる」「何が入ってるの?」クルマの屋根にあるボックスの正体「そうやって使うのか」「めっちゃ便利やん」
「これ何?って聞かれる」「何が入ってるの?」クルマの屋根にあるボックスの正体「そうやって使うのか」「めっちゃ便利やん」
月刊自家用車WEB
ゼッタイにするなあおり運転!! あおり運転で事故を起こされたら保険はどうなる? 泣き寝入り被害者をださないために!
ゼッタイにするなあおり運転!! あおり運転で事故を起こされたら保険はどうなる? 泣き寝入り被害者をださないために!
ベストカーWeb
フォルクスワーゲンファンイベント「VW Weekend Meetup」で見たブランドとファンの距離「好きが集まればブランドはもっと強くなる」
フォルクスワーゲンファンイベント「VW Weekend Meetup」で見たブランドとファンの距離「好きが集まればブランドはもっと強くなる」
Webモーターマガジン
”良いヤツ”のままF1チャンピオンに! ノリスが貫いた自己流「みんなを幸せにできたからこそ誇りに思う」
”良いヤツ”のままF1チャンピオンに! ノリスが貫いた自己流「みんなを幸せにできたからこそ誇りに思う」
motorsport.com 日本版
ヤマハの「和製スーパーカー」! “全長4m”以下の「“軽量”ボディ」採用の「スポーツモデル」が話題に! まさかの”750kg以下”に「夢のよう」の声も…「スポーツライド」とは
ヤマハの「和製スーパーカー」! “全長4m”以下の「“軽量”ボディ」採用の「スポーツモデル」が話題に! まさかの”750kg以下”に「夢のよう」の声も…「スポーツライド」とは
くるまのニュース
ハリー・ウィンストン「HW エメラルド・オートマティック 33mm」和田毅(元プロ野球選手)──特集「これが私の定番時計」
ハリー・ウィンストン「HW エメラルド・オートマティック 33mm」和田毅(元プロ野球選手)──特集「これが私の定番時計」
GQ JAPAN
トヨタ車「衝撃の広さに感服」サイズ選びの新基準、ありそうでなかった珠玉の一台。経済的にクルマ旅。駐車場にも困らない。
トヨタ車「衝撃の広さに感服」サイズ選びの新基準、ありそうでなかった珠玉の一台。経済的にクルマ旅。駐車場にも困らない。
月刊自家用車WEB
九十九里の鯵は一味違う!? 美味しいアジフライを求めて走る旅 夜勤明けで『お食事処まるに』へ 肉厚3枚の定食に大満足
九十九里の鯵は一味違う!? 美味しいアジフライを求めて走る旅 夜勤明けで『お食事処まるに』へ 肉厚3枚の定食に大満足
バイクのニュース
多摩モノレールで商品配送、セブン-イレブンが日本初の取り組み…駅構内店舗に納品開始
多摩モノレールで商品配送、セブン-イレブンが日本初の取り組み…駅構内店舗に納品開始
レスポンス
「スバル フォレスター」が2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
「スバル フォレスター」が2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
AutoBild Japan
転生したら「ハイエース」だった件
転生したら「ハイエース」だった件
Merkmal
1970年代の名車ロータス『エスプリ』が現代に復活 ツインターボV8で400ps 50台限定の最新レストモッド
1970年代の名車ロータス『エスプリ』が現代に復活 ツインターボV8で400ps 50台限定の最新レストモッド
AUTOCAR JAPAN
ラリーで実証した頑健さと「スーパーソニックライン」と呼ばれたシャープなデザイン。海外市場でその名声を轟かせた名車
ラリーで実証した頑健さと「スーパーソニックライン」と呼ばれたシャープなデザイン。海外市場でその名声を轟かせた名車
月刊自家用車WEB
“16年ぶり全面刷新”の日産「新型エルグランド」公開! 斬新ツブツブ顔&1.5L「直3」搭載! 元祖「高級ミニバン」の“4代目”登場
“16年ぶり全面刷新”の日産「新型エルグランド」公開! 斬新ツブツブ顔&1.5L「直3」搭載! 元祖「高級ミニバン」の“4代目”登場
くるまのニュース

みんなのコメント

51件
  • yuj********
    しつこいくらいプレリュードねたを繰り返して来た挙げ句、今度は車名を隠して煽るとは。
  • kat********
    3代目プレリュードが人生初の愛車でした。装備も豪華で優越感に浸れた車でした。

    4WS、ちょっと癖有ったけどすごい小回り効くし便利でした。

    4輪ダブルウィッシュボーンの足回りも良かった。なけなしのお小遣いでビルシュタインのショックだけ入れてました。

    園児バスの後ろについてパッシングしたらキッズたちすっごい盛り上がってたなぁ。

    マニュアル車だったんで、何故か親父に色々とレクチャー受けたもんです。週末はほぼ毎週父ちゃんと箱根遊びに行ってました。

    彼女と伊豆旅行行って、人生初の交通事故に遭ったのもこの車。信号待ちしてたら突っ込まれました(笑)。幸いけがもなかったので、代車で旅行継続しました。

    車の楽しい所、嫌な所、色々教えてくれた思い出深い車です。私の車歴の中でもちょっと別格な存在。名前の復活は純粋に嬉しいし、新たなプレリュードオーナーに沢山の楽しみを与えてくれる車だと良いなって思います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

618 . 0万円 648 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59 . 0万円 699 . 0万円

中古車を検索
ホンダ プレリュードの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

618 . 0万円 648 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59 . 0万円 699 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村