アウディ最小モデルが引退 新型はMEB採用か
アウディは来年、小型ハッチバック『A1』と小型SUV『Q2』の生産を終了し、代わりにエントリーモデルの新型EVを発売する。
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このモデルはQ4 eトロンの下に位置し、同社のラインナップの中で最も小型かつ安価なEVとなる。事実上、A3やQ3の間接的な後継車として計画されている。
アウディのCEOであるゲルノート・デルナー氏は、AUTOCARの取材に対し、「2026年にA1とQ2の生産を終了する」という従来の計画に変更はなく、「A1の後継車は絶対にない」と語った。
同氏は「Aセグメントの下位モデルも用意する」と付け加えたが、これはA3のサイズとポジショニングのモデルにアウディが使用している呼称だ。「また、インゴルシュタットで来年生産開始予定のクルマもあります。これは、当社のAセグメントのエントリーレベルBEVです」
デルナー氏は、新型車の詳細を明かすのは時期尚早だとしながらも、フォルクスワーゲン・グループの次期SSPプラットフォームの市販導入が2028年であることを踏まえ、Q4 eトロンと同じMEBプラットフォームを採用する可能性が高いと述べた。
「当社の戦略における非常に良い部分として、Aセグメントではフォルクスワーゲン・グループのシナジー効果を活用していることが挙げられます。他のブランドと共有するプラットフォームを使用し、クワトロ、パワー、テクノロジーの面でアウディの差別化を図っています」
「この戦略は非常に健全であり、引き続き推進しています。これはまた、バッテリーEVの時代における当社の戦略でもあります」
これまでに明らかになっている情報によると、新型EVの価格は3万ポンド台半ばから後半(約680~780万円)になる見込みで、ハッチバックとクロスオーバーの中間的なボディスタイルになる可能性が高い。おそらく、サイズや形状が近い兄弟ブランドの新型スコダ・エルロックと似たようなものになるだろう。デルナー氏は以前、新型車を「ユニークで独立したコンセプト」と表現している。
現行モデルのA1やQ2の直接的な後継車ではないため、新しい名称が与えられる可能性がある。長らく使われていなかった『A2』の名称が復活するかもしれない。デルナー氏は、今後の新型車の命名戦略については明言を避けたが、ブランドの過去の名称を再使用することは「あり得る」と述べた。
Q4 eトロンと同様に、新型車はプレミアム性を前面に押し出したモデルとなるだろう。
デルナー氏は次のように述べた。
「わたしは、AセグメントからDセグメントまでプレミアム性を示すのにふさわしいブランドはアウディだと信じています。世界にそのようなブランドは多くありませんが、アウディはAセグメントでも真のプレミアム性を提供できると思います。下位のセグメントでも、非常にエモーショナルで魅力的なモデルを開発するつもりです」
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