アウディは現在、主力クロスオーバーSUV『Q3』次期型を開発中だ。そのデザインディテールに関する情報を入手、最終デザインをCGにより制作した。現行型は2018年にデビューしており、7年ぶりのフルモデルチェンジだ。
次期型には「MQB Evo」と呼ばれる、「MQB」プラットフォームの更新バージョンが採用される。KOLESA RUの協力を得た予想CGは、これまで写真に撮影されたプロトタイプと最新情報を元に制作されており、ほぼこのデザインで間違いないだろう。
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フロントエンドには、スプリットヘッドライトを採用、極薄LEDデイタイムランニングライトを備え、ほぼ正方形の非常に大きなメインライトのブロックがバンパーに組み込まれる。丸みを帯びたメッシュグリルを装備、フロントエンドは現行型より曲面を多用し、かなりスポーティに進化している。リアエンドは、エッジに沿った「牙」のような複雑な形状のテールライトを備え、スリムなLEDストリップにより統合されている。
キャビン内は、おそらく『A5』や『Q6 e-tron』などの最近の新型と同様のアプローチになる。11.9インチのデジタルインストルメントクラスターが、14.5インチのインフォテインメントシステムに接続、オプションの10.9インチの助手席ディスプレイが提供されるだろう。
次期型は、VW『ティグアン』や、先日デビューしたばかりのクプラ『テラマール』と同じ「MQB」プラットフォーム上に構築される。パワーユニットは、最高出力150psを発揮する1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッドエンジンに加え、2.0リットルのターボディーゼルなどが共有されるはずだ。さらには、2.5リットル直列5気筒ツインターボエンジンを搭載した「RS Q3」も期待されている。
Q3次期型のワールドプレミアは、最速で2024年内、遅れれば2025年初頭となる。なお格下の『Q2』が一世代限りでモデル終了することから、Q3は再びアウディのエントリーSUVとなる。
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