先週末にホッケンハイムで開催されたドイツGPの際、オランダGPの復活に向けた話し合いが行われた結果、F1の関係者が数週間以内にオランダのTTサーキット・アッセンを視察に訪れることになったようだ。
オランダGP復活をまとめ上げることを任されている、オランダGP財団CEOのリー・ヴァン・ダムが先週末にリバティ・メディア上層部と会談をし、進捗状況について話し合ったという。
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ヴァン・ダムは「我々は良い会合ができた」とmotorsport.comに語った。
「それは非常にポジティブだった。2、3週間後に彼らはアッセンを訪れ、トラックの視察を行うだろう」
FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のアッセン視察は、トラック自体の点検の他、施設のチェックも含まれる。ただ、今年1月にF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングがFIAに代わって視察を済ませており、”わずかな変更”でF1開催の準備が整うだろうと判断している。
「ホワイティングはFIAに代わってTTサーキットを訪れた。今度はFOMが、アッセンがF1開催に適した場所なのかを見極める」と、ヴァンダムは述べた。
「彼らはもうすぐ技術的な人材を送り、トラックや施設などの全体像をチェックしにくるだろう」
ヴァン・ダムは、FOMがアッセン視察の準備を進めていることは良い兆候だと話した。
「まだ何も確信はない。だが、彼らがサーキットを見たいと思わなければ、わざわざ来ることはないんだ」
「彼らは我々に、オランダではF1開催は行われない、アッセンではF1は行われないと言うこともできた。でもそうではない」
「もちろん今、我々は次のステップを踏み出すことができると期待している。それがうまく行くことを願っている。それについては良いフィーリングだ」
アッセンで6月末から行われたMotoGPオランダGPには、FOMの代表者がサプライズで訪問している。ヴァン・ダムは「彼らは”ダッチTT”に数名派遣し、視察を行った。彼らはトラックについてとてもポジティブだった」と付け加えた。
ヴァン・ダムたちは、2020年か21年にアッセンでは初となるF1レース開催を望んでいる。一方、MotoGPライダーからは、路面の悪化を理由にF1開催に反対する声も出ている。
現在のところ、最後となっているF1オランダGPは、1985年のザントフォールト。ニキ・ラウダが優勝し、アラン・プロストが2位、アイルトン・セナが3位となっている。
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