MVアグスタ2021新車バイクラインナップ〈スーパーベローチェ／ブルターレ etc.〉

世界の新車大図鑑

スーパーベローチェシリーズ：’70年代GPレーサー風の新潮流スーパースポーツ

―― 【’21 MV AGUSTA SUPERVELOCE ALPINE】■水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブ 798cc 146.8ps/13000rpm 8.98kg-m/10100rpm ■173kg(乾燥) シート高830mm 16.5L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:324万5000円 ●発売予定:’21年6月 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

’60～’70年代のWGPを席巻し、近年は上質ブランドとして名を馳せるイタリアのMVアグスタ。「スーパーベローチェ800」は、F3 800をベースに黄金時代のGPマシンをイメージした新感覚スーパースポーツだ。’21新作として、仏の高性能4輪メーカー・アルピーヌのA110をオマージュした世界限定110台の「アルピーヌ」が発表。鮮やかなブルーが特徴だ。

―― 【’20 MV AGUSTA SUPERVELOCE 800 SERIE ORO】●世界限定300台 ●価格:352万円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

―― 【MV AGUSTA SUPERVELOCE 800】限定のセリエオロに続いて投入した通常版。右3本出しマフラーやキャストホイールで価格を抑えた。●色:赤×銀 黒×灰 ●価格:249万7000円～ ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

―― 【’21 MV AGUSTA SUPERVELOCE 75 ANNIVERSARIO】同社の創立75周年を記念した豪華版。’20年11月15日から75時間限定で75台のみがオンライン販売され、完売。●価格:2万5000ユーロ(約310万円)

F3 800/RC：公道での適性アップ

―― 【’20 MV AGUSTA F3 800 RC】■水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブ 798cc 148ps/13000rpm 8.97kg-m/10600rpm■173kg(乾燥) シート高830mm 16.5L ●色:黒×赤 ●価格:261万8000円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

F3 675cc版を798ccにアップし、最高出力を148psにまで高めた上級バージョン「F3 800」。ストリートでも扱いやすい特性が自慢だ。「RC」はWSSカラーを再現したレプリカ仕様で、レーシングキットが付属。’20でSTDにシンプルな赤×銀、RCにガンメタが登場した。

―― 【’20 MV AGUSTA F3 800】●色:赤×銀 ●価格:価格:222万2000円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

F3 675：レーシーな3気筒スーパースポーツ

―― 【’20 MV AGUSTA F3 675】■水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブ 675cc 128ps/14500rpm 7.19kg-m/10900rpm ■173kg(乾燥) シート高830mm 16.5L ●価格:203万5000円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

「F3 675」はレース規則に対応した675cc仕様で、鋼管トラスフレームに超高回転型の3気筒を搭載。モトGPマシンも採用する逆回転クランクも魅力的だ。電子制御スロットルや4種類の出力モード、8段階トラクションコントロールなど電脳も充実している。

ラッシュ1000：”ヤリすぎ”究極ファクトリーカスタム

―― 【MV AGUSTA RUSH 1000】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 208ps/13000rpm 11.9kg-m/11000rpm ■186kg(乾燥) シート高845mm 16L ●価格:451万円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

ブルターレ1000RRを基盤に、過激なドラッガースタイルに仕上げたモデル「ラッシュ1000」。特にコーナリングランプ付きの専用LED丸眼ヘッドライトとカーボン製のリヤディッシュホイールが強烈な印象を残す。前後サスはオーリンズ製セミアクティブサスで武装し、各部にカーボン外装も奢る。

ブルターレ1000RR/セリエオロ：スペシャルネイキッドの元祖

―― 【’20 MV AGUSTA BRUTALE 1000 RR/SERIE ORO】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 208ps/13000rpm 11.9kg-m/11000rpm ■186kg(乾燥) シート高845mm 16L ●色:赤 灰 ●価格:[RR]396万円 [SERIE ORO]605万円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様RR

’01の初代以来、プレミアムネイキッドの代表格として君臨する「ブルターレ1000RR」。現行の旗艦は’19年に登場し、208psを発生する直4を鋼管トレリス＋アルミプレートのフレームに積む。さらにラジエターサイドにはウイングレットまで備える。

ブルターレ800シリーズ：獰猛と上質さはアッパーミドルでも不変

―― 【’20 MV AGUSTA BRUTALE 800 RR/SCS】■水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブ 798cc 140ps/12300rpm 8.87kg-m/10100rpm ■173kg(乾燥) シート高830mm 16.5L ※諸元はRR SCS ●価格:[RR]212万3000円 [RR SCS]225万5000円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様RR SCS

1000譲りのスラントした異型1眼と筋肉質な外観を持つ、シリーズの次兄「ブルターレ800」。F3 800譲りの3気筒は強力な140psを発生し、車体も軽量だ。脚はマルゾッキ製φ43mm倒立フォークとザックス製Rサスで武装。「RR SCS」は停止＆発進時にクラッチレバーを握らずに済む新機構を搭載する。

―― 【’20 MV AGUSTA BRUTALE 800RR ROSSO】ロッソは110ps仕様の心臓部やシンプルなホイールを備えた廉価版だ。●価格:189万2000円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

ドラッグスター800シリーズ：グラマラス際立つ艶ドラッガーバージョン

―― 【’20 MV AGUSTA DRAGSTER 800 RR SCS/RR/RC SCS】■水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブ 798cc 140ps/12300rpm 8.87kg-m/10100rpm ■168kg(乾燥) シート高845mm 16.5L ●価格:[RR SCS]257万4000円 [RR]244万2000円 [RC SCS]288万2000円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様RR SCS

逆回転クランクの水冷トリプルを積むブルターレ800RRをベースに、官能的なデザインと走りを追求した「ドラッグスター800」。ドラッグレーサーをオマージュした超ショートテールが特徴だ。ワイヤースポークホイールを履く「RC」のほか、レースキットが付属する「RR」、普及版の「ロッソ」などを用意する。

―― 【’20 MV AGUSTA DRAGSTER 800 ROSSO】●価格:198万円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

ツーリスモべローチェシリーズ：気品とレーシーさを兼備する唯我独尊SUV

―― 【’20 MV AGUSTA TURISMO VELOCE 800 RC SCS/LUSSO SCS】■水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブ 798cc 110ps/10150rpm 8.1kg-m/7100rpm■199kg(乾燥) シート高850mm 21.5L ●価格:[RC SCS]280万5000円 [LUSSO SCS]266万2000円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様RC SCS

ブルターレ800をベースに、独自の出力特性や防風性の高い外装を与えたクロスオーバー「ツーリスモヴェローチェ800」。「RC」と「ロッソ」はスマートクラッチのSCSとザックス製セミアクティブサスを備え、長旅も楽々こなす。RCはレース部門直系のカラーが魅力だ。ロッソは機械調整式サスを備え、サイドケースがオプションとなる。

―― 【’20 MV AGUSTA TURISMO VELOCE 800 ROSSO】●価格:214万5000円 ※’21年3月時点で公表されている国内仕様

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ゴテゴテしすぎ。かなり浮く