現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > F1を象徴する“赤白”カラー。20年以上続いたマールボロ・マクラーレン|レース界の長寿スポンサー

ここから本文です

F1を象徴する“赤白”カラー。20年以上続いたマールボロ・マクラーレン|レース界の長寿スポンサー

掲載 2
F1を象徴する“赤白”カラー。20年以上続いたマールボロ・マクラーレン|レース界の長寿スポンサー

 日本のスーパーGTに参戦する『マレリ(カルソニック)・インパル』が、43年に渡るパートナーシップを終了することになった。これはモータースポーツ界では世界最長と言われている。ただ、チームインパルとマレリ社には及ばないものの、世界には長年に渡ってお馴染みのカラーリングで参戦した象徴的なパートナーシップが存在する。

 その中でも、F1の『マールボロ・マクラーレン』は特に著名と言える。1980年代後半~1990年初頭のF1ブームにより、日本のファンにとっても馴染み深い組み合わせとなっている。

■今年も元旦にSNSトレンド入りした”ベルトラン賀正”。その元となったベルトラン・ガショーとは?

 マクラーレンが初めて赤白のマールボロ・カラーを纏ったのは1974年。それまでは化粧品メーカーのヤードレーがスポンサーについていたが、同年からエマーソン・フィッティパルディとデニス・ハルムのマシンがマールボロタバコのカラーとなり、フィッティパルディがいきなりタイトルを獲得するという幸先の良いスタートを切った。

 その後はジェームス・ハント、ニキ・ラウダ、アラン・プロスト、アイルトン・セナなど、数多くのドライバーがマールボロ・カラーのマシンでチャンピオンに輝いた。特に“セナプロ”時代は日本のF1ブーム期の真っ只中であり、マールボロというと彼らを思い浮かべる人も多いかもしれない。

 マールボロ・カラーの最終年は1996年。当時はミカ・ハッキネンとデビッド・クルサードのコンビだった。翌1997年からはドライバーは変わらずも、メインスポンサーが同じくタバコ銘柄のひとつであるウエストに変更。カラーリングはガラッとイメージチェンジされ、ブラックとシルバーを基調とするマシンに変わった。

 一時期は複数のチームにスポンサードしていたマールボロ。マクラーレンと離れた後はフェラーリのスポンサーを務めていたが、タバコ広告規制の波に呑まれて徐々にフェードアウトしていった。ただ製造元のフィリップ・モリスはマシンからロゴを外した後も長らくフェラーリへの支援を続け、最近は同社が掲げる『Mission Winnow』プロジェクトのロゴを掲示したことでも話題となった。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

2025年は”巳年”だから蛇のF1……大胆なノーズ先端カラーリングのジョーダン197
2025年は”巳年”だから蛇のF1……大胆なノーズ先端カラーリングのジョーダン197
motorsport.com 日本版
銀から赤に……フェラーリ移籍で環境ガラチェンのハミルトン、“所信表明”「みんな、変化を受け入れよう!」
銀から赤に……フェラーリ移籍で環境ガラチェンのハミルトン、“所信表明”「みんな、変化を受け入れよう!」
motorsport.com 日本版
【最新フェラーリの世界】レースは「マラネッロ」のアイデンティティ。フェラーリは誰よりもF1で多くの勝利をあげているチームである!
【最新フェラーリの世界】レースは「マラネッロ」のアイデンティティ。フェラーリは誰よりもF1で多くの勝利をあげているチームである!
カー・アンド・ドライバー
お正月もモータースポーツ三昧。コタツで”イッキ見”人気作品
お正月もモータースポーツ三昧。コタツで”イッキ見”人気作品
motorsport.com 日本版
【コラム】角田裕毅はホンダのドライバーなのか? それともレッドブルのドライバーなのか? そして我々にできること……
【コラム】角田裕毅はホンダのドライバーなのか? それともレッドブルのドライバーなのか? そして我々にできること……
motorsport.com 日本版
WRC、2025年は王者のカーナンバー『1』が復活へ。初チャンピオンのヌービルが使用
WRC、2025年は王者のカーナンバー『1』が復活へ。初チャンピオンのヌービルが使用
motorsport.com 日本版
今年も開幕! トヨタのラテガンがプロローグ制す。新参戦フォード&ダチアを下す|ダカールラリー2025
今年も開幕! トヨタのラテガンがプロローグ制す。新参戦フォード&ダチアを下す|ダカールラリー2025
motorsport.com 日本版
マクラーレン・レーシング、インディカーチームを完全買収。前身シュミット/ピーターソンが離れる
マクラーレン・レーシング、インディカーチームを完全買収。前身シュミット/ピーターソンが離れる
motorsport.com 日本版
レッドブルF1重鎮、昇格ローソンは絶対王者フェルスタッペン挑戦を諦めるべきと示唆「勝てない相手だと受け入れる必要がある」
レッドブルF1重鎮、昇格ローソンは絶対王者フェルスタッペン挑戦を諦めるべきと示唆「勝てない相手だと受け入れる必要がある」
motorsport.com 日本版
ダカール連覇目指すサインツ「今年はより”戦術的”なダカールラリーになるかも」
ダカール連覇目指すサインツ「今年はより”戦術的”なダカールラリーになるかも」
motorsport.com 日本版
ランドローバー・ディフェンダー、2026年から“究極のサバイバル”ダカールラリー挑戦へ。市販車ストッククラスに3台投入
ランドローバー・ディフェンダー、2026年から“究極のサバイバル”ダカールラリー挑戦へ。市販車ストッククラスに3台投入
motorsport.com 日本版
MotoGP2025年シーズン、最高峰クラス参戦チームのローンチ日程ほぼ出揃う。最速は1月14日小椋所属のトラックハウス
MotoGP2025年シーズン、最高峰クラス参戦チームのローンチ日程ほぼ出揃う。最速は1月14日小椋所属のトラックハウス
motorsport.com 日本版
2024年、モータースポーツで最も印象的だったのは15年ぶりのアレ!|読者が選ぶベストモーメント2024
2024年、モータースポーツで最も印象的だったのは15年ぶりのアレ!|読者が選ぶベストモーメント2024
motorsport.com 日本版
ウイリアムズF1、2024年の“大クラッシュ祭り”はマシン時短開発による「自業自得」とアルボン
ウイリアムズF1、2024年の“大クラッシュ祭り”はマシン時短開発による「自業自得」とアルボン
motorsport.com 日本版
大熱戦に大逆転! 最も心揺さぶられた一戦は?|読者が選ぶベストレース2024
大熱戦に大逆転! 最も心揺さぶられた一戦は?|読者が選ぶベストレース2024
motorsport.com 日本版
ピアストリ、2025年はF1タイトル挑戦の年になる? 「道具は揃っている。あとはそれを常に活用しなくちゃ」
ピアストリ、2025年はF1タイトル挑戦の年になる? 「道具は揃っている。あとはそれを常に活用しなくちゃ」
motorsport.com 日本版
ダカールラリー2025、ステージ1はトヨタのセス・キンテロが勝利! 史上最年少勝利の記録刻む
ダカールラリー2025、ステージ1はトヨタのセス・キンテロが勝利! 史上最年少勝利の記録刻む
motorsport.com 日本版
【MotoGP】ホンダでは大苦戦のポル・エスパルガロ、KTM時代の”謎”思い出す「あの時ザルコが言ってた事が理解できた」
【MotoGP】ホンダでは大苦戦のポル・エスパルガロ、KTM時代の”謎”思い出す「あの時ザルコが言ってた事が理解できた」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

2件
  • かき
    またいつの日か復活して欲しいですね!
  • ke1********
    50代のおっちゃんやけど
    ドストライクやね
    ロスマンズ、ハーべー
    タバコやめたけど。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村