伊マセラティは、4ドアセダン「クアトロポルテ」および「ギブリ」に、新たなトップグレードとして「トロフェオ」を追加した。
SUV「レヴァンテ トロフェオ」で初ローンチされた「トロフェオ」グレードの目玉は、フェラーリのマラネロ工場で組み上げられる3.8L V8ツインターボユニット。マセラティ向けにチューンがなされたV8は最高出力580hp、最大トルク730Nmを発生し、クアトロポルテ トロフェオとギブリ トロフェオに326km/hの最高速度をもたらす。0-100km/h加速はクアトロポルテが4.5秒、ギブリでは4.3秒と公表される。
なかでも特筆すべきは初めてミドルサイズのギブリにV8が搭載されたことで、これまでのV6に飽き足らなかったファンにとって朗報だろう。強化された心臓に対応すべく車両制御システムも見直され、ドライバーはコクピットの「コルサ」ボタンにより、スポーティなセッティングを瞬時に呼び出すことができる。また、レヴァンテ トロフェオと同じくフル加速を容易に可能とするローンチコントロールも付与されている。
トロフェオならではのエクステリアも魅力で、フロントグリルはブラックピアノフィニッシュの専用デザインとされ、カーボンファイバー製のトリムがフロントとリアのエアダクトを飾る。サイドエアベントやトライデントロゴに加えられたレッドのアクセントもトップグレードだけのディテールだ。また、リアコンビネーションランプは、「3200GT」やコンセプトカー「アルフィエーリ」を想起させるブーメランスタイルに一新されている。クワトロポルテはグリーン、ギブリはレッドがイメージカラーとされ、ここにレヴァンテのホワイトが加わって国旗のトリコローレが再現されているのもイタリアンブランドらしい。
このほか、トロフェオロゴ入りヘッドレストや10.1インチに大型化されたインフォテイメントシステムなど、インテリアもグレードアップされたクアトロポルテ トロフェオおよびギブリ トロフェオ。日本への早期導入にも期待したいところだ。
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みんなのコメント
一度現行3.8クアトロGTSを購入したんですが、半年で売却しまた4、7クアトロ最終型を購入。
理由は、「音が官能的で無くなり、かなり安っぽくなった」です。
正直今あるギブリ、クアトロ、レヴァンテに魅力を感じませんね。
価値観は人それぞれなんで否定はしませんが、
音も鼻が詰まった感じで中途半端(というか官能性は皆無)、
安全装備や機械としての信頼性はドイツ車や日本のレクサス以下、
ギブリもレヴァンテも側が大きい割に中はびっくりするぐらい狭い!
良いところといえば
デザインだけが独創的。
あと値段が安い。
それ以外に魅力を感じませんね。
歴史的にはフェラーリよりも格上なのに、
いまでは安くてベンツより珍しい以外買うメリットが無い!!
凄い音しているけど、そんなにスピードは出ていないみたいな(笑)機械的信頼性や先進性などを求める方はそもそも候補にもならないかと思います。そういうマセラティにあっての超ストロングポイントはマラネロ製フェラーリ由来のエンジンを積んでいるけども、より日常性の高い車種を展開しているところかと思います。
AMGやMが売れている世界的状況をみればフェラーリエンジンのギブリ、クアトロポルテというのは訴求力はある気がします。