現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ついに我らのホンダがキタァァァァ! 2024年のホンダはN-BOX頼みじゃない! ヒット車連発の背景とは?

ここから本文です

ついに我らのホンダがキタァァァァ! 2024年のホンダはN-BOX頼みじゃない! ヒット車連発の背景とは?

掲載 更新 76
ついに我らのホンダがキタァァァァ! 2024年のホンダはN-BOX頼みじゃない! ヒット車連発の背景とは?

 この記事をまとめると

■2024年はホンダが数多くの新車や新グレードを投入した

満を持して「王者」N-BOXの「クロスオーバー軽」を投入! 超激戦区でも勝ち目のある中身を紹介!!

■WR-Vとフリードの売り上げが好調だ

■N-BOXをはじめとする軽自動車の売り上げが不調気味となっている

 2024年のホンダは絶好調!

 最近のホンダは新型車の投入が活発だ。

 2023年の末にはコンパクトSUVのWR-Vを低価格で投入して話題になった。2024年に入ると、アコードのフルモデルチェンジ、ヴェゼルのマイナーチェンジとグレード追加、フリードのフルモデルチェンジ、CR-V eFCEVの発売、シビックの改良やグレード追加という具合に続いている。

 これらの新型車には売れ行きの堅調な車種が多く、2024年9月には、新型になったフリードの登録台数が前年の1.5倍に達した。ヴェゼルもマイナーチェンジの効果で前年の売れ行きを上まわる。WR-Vも堅調だ。

 そのために2024年9月には、ホンダの国内販売台数は、前年の1.2倍以上に増えた。とくに増加率の高いカテゴリーは小型/普通車で、9月は前年の1.4倍に達する。フリード、ヴェゼル、WR-Vといった新型車に加えて、フィットやZR-Vも売れ行きを増やして販売総数を押し上げた。

 とくにフリードは、従来型と同じくコンパクトミニバンながら車内が広く、現行型ではインパネなど内装の質も高めた。従来型と同じく2列目シートは人気の高いセパレートタイプが主力で、ボディはコンパクトでも、商品力はミドルサイズミニバンのステップワゴンに負けていない。

 ヴェゼルは現行型になってハイブリッドのe:HEVを中心としたグレード構成になり、発売後の値上げもあって、売れ筋価格帯が300万円を超えた。

 そこでノーマルエンジンの2WD専用車としてWR-Vを追加している。WR-V(X)は実用装備を充実させた上で、価格を209万8800円に抑えた。ヴェゼルで主力になるe:HEV・Zの319万8800円に比べると、ボディサイズと車内の広さは同程度だが、価格は110万円安い。

 またヴェゼルも、野性味を強めたe:HEV(X)ハントパッケージを299万8600円で追加設定しており、販売のテコ入れを狙っている。

 このご時世ながらMT車も大健闘

 このほかシビックのマイナーチェンジでは、運転感覚の楽しい6速MT専用グレードのRSを加えた。価格は419万8700円だから、同等の安全/快適装備を採用したAT(無段変速のCVT)のEXに比べて約40万円高いが、今のところ売れ行きは堅調だ。

 以上のように2023年後半以降に国内で登場したホンダ車には、人気を高めた車種が多く、2024年9月の売れ行きも前述のとおり前年の1.2倍以上になった。

 ただしその一方で、絶好調だったN-BOXがいまひとつ伸び悩む。現行型の登場は2023年10月だから、2024年は売れ行きが急増していい時期だが、2024年1~9月は前年の同時期に比べて6%減った。フルモデルチェンジした直後なのに、売れ行きは先代型のモデル末期を下まわる。

 またN-WGNの売れ行きはN-BOXの16%に留まり、N-ONEはわずか9%だ。小型車のフリードやヴェゼルがモデルチェンジを成功させて売れ行きを増やす一方、近年のホンダの国内販売で主力だった軽自動車が下がっている。

 ホンダの場合、新しい人気車を投入すると、それまで好調だった車種の売れ行きが下がるパターンが昔から散見される。デザインから各種の機能、価格設定まで、市場や販売店の意見を汲み取ることが大切だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

真のカローラファンには納得いかん! 「カローラの威光」はわかるけど明らかに「らしくない」派生モデル4台
真のカローラファンには納得いかん! 「カローラの威光」はわかるけど明らかに「らしくない」派生モデル4台
WEB CARTOP
ベース車に「たった23.5万円プラス」ってもはや赤字覚悟! いま思えば「プリメーラ・オーテックバージョンが」あまりにお得すぎる1台だった
ベース車に「たった23.5万円プラス」ってもはや赤字覚悟! いま思えば「プリメーラ・オーテックバージョンが」あまりにお得すぎる1台だった
WEB CARTOP
左右にスライドって……電車かよ! ある意味「電車」の中華ミニバンの驚きドアと負けず劣らず衝撃のスライドドアをもつクルマ3台
左右にスライドって……電車かよ! ある意味「電車」の中華ミニバンの驚きドアと負けず劣らず衝撃のスライドドアをもつクルマ3台
WEB CARTOP
約250万円! ホンダ新型「フリード」最安グレードは「買い」!? シエンタ最安モデルよりも「40万円以上高い」理由とは
約250万円! ホンダ新型「フリード」最安グレードは「買い」!? シエンタ最安モデルよりも「40万円以上高い」理由とは
くるまのニュース
「1Lで27キロ走るのサイコー」 106万円からのスズキ軽セダン「アルト」どんな人が買う?  1番軽くて680kg!?
「1Lで27キロ走るのサイコー」 106万円からのスズキ軽セダン「アルト」どんな人が買う? 1番軽くて680kg!?
くるまのニュース
ガソリン1Lで「20km以上」走れる「スポーツモデル」あった! 「ガソリン価格“10円値上げ”」で低燃費がいいけど運転楽しみたい! エコな“トップ5”とは?
ガソリン1Lで「20km以上」走れる「スポーツモデル」あった! 「ガソリン価格“10円値上げ”」で低燃費がいいけど運転楽しみたい! エコな“トップ5”とは?
くるまのニュース
約180万円! トヨタ最小SUV「ライズ」なぜ“本家ロッキー”よりも売れている? 登場5年でも人気継続! “究極のOEM車”となったワケ
約180万円! トヨタ最小SUV「ライズ」なぜ“本家ロッキー”よりも売れている? 登場5年でも人気継続! “究極のOEM車”となったワケ
くるまのニュース
いまのご時世「200万円」は安い! 「人がたくさん乗れるトヨタ車」なぜ人気? 5人&7人仕様の「シエンタ X」どんな人が買う? 販売店に聞いてみた!
いまのご時世「200万円」は安い! 「人がたくさん乗れるトヨタ車」なぜ人気? 5人&7人仕様の「シエンタ X」どんな人が買う? 販売店に聞いてみた!
くるまのニュース
走りも内外装もどちらもいいのよ! 現行型[ホンダ N-ONE RS]買うなら今よ
走りも内外装もどちらもいいのよ! 現行型[ホンダ N-ONE RS]買うなら今よ
ベストカーWeb
あんまりイメージ無かったけどダイハツの[現行SUV]めっちゃええやん
あんまりイメージ無かったけどダイハツの[現行SUV]めっちゃええやん
ベストカーWeb
アルファード&ヴェルファイアに国産ミニバン初のPHEVを追加! ガソリン・ハイブリッドも一部改良に最安グレード追加でさらなる独走態勢
アルファード&ヴェルファイアに国産ミニバン初のPHEVを追加! ガソリン・ハイブリッドも一部改良に最安グレード追加でさらなる独走態勢
WEB CARTOP
スズキが新「ソリオ」登場を予告! 2025年1月「実車初公開」へ! トヨタ「ルーミー」“ライバル”の「5人乗りハイトワゴン」はどう進化する!?
スズキが新「ソリオ」登場を予告! 2025年1月「実車初公開」へ! トヨタ「ルーミー」“ライバル”の「5人乗りハイトワゴン」はどう進化する!?
くるまのニュース
2025最新版《シエンタ》ズバリ! “買い”のポイント
2025最新版《シエンタ》ズバリ! “買い”のポイント
グーネット
[コンパクトSUV]の全面戦争!? スズキ・[フロンクス]のライバルとなる[クルマ]とは
[コンパクトSUV]の全面戦争!? スズキ・[フロンクス]のライバルとなる[クルマ]とは
ベストカーWeb
【ブラジル】ホンダ「シティハッチバック」改良モデルに反響集まる! 「顔面刷新」でスポーティ感アップ! 全長“4.3m級”ボディの新「コンパクトモデル」登場!
【ブラジル】ホンダ「シティハッチバック」改良モデルに反響集まる! 「顔面刷新」でスポーティ感アップ! 全長“4.3m級”ボディの新「コンパクトモデル」登場!
くるまのニュース
11月の新車販売台数に異常アリ! 絶対王者のN-BOXが新機種JOYを加えても2カ月連続2位
11月の新車販売台数に異常アリ! 絶対王者のN-BOXが新機種JOYを加えても2カ月連続2位
WEB CARTOP
新車230万円! ホンダ「小さな高級車 フィット」がスゴい! 全長4mでクラス超え「豪華内装」設定! “ちょうど良いサイズ”に「プレミアム感」凝縮の「LUXE」どんなモデル?
新車230万円! ホンダ「小さな高級車 フィット」がスゴい! 全長4mでクラス超え「豪華内装」設定! “ちょうど良いサイズ”に「プレミアム感」凝縮の「LUXE」どんなモデル?
くるまのニュース
【インドネシア】ダイハツの“コンパクトミニバン”「セニア」実車展示! MT設定もある3列モデル! 精悍スポーティな「ADS」登場
【インドネシア】ダイハツの“コンパクトミニバン”「セニア」実車展示! MT設定もある3列モデル! 精悍スポーティな「ADS」登場
くるまのニュース

みんなのコメント

76件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

62.0390.2万円

中古車を検索
ヴェゼルの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

264.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

62.0390.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村