フォーミュラEの第9戦プエブラePrixレース2が行なわれ、ベンチュリのエドアルド・モルタラが優勝を手にした。モルタラにとってこの勝利は、2018-2019シーズンの香港ePrix以来、フォーミュラEでの通算2勝目ということになる。
モルタラは3番グリッドからスタートし、フロントロウからスタートしたオリバー・ローランド(日産・e.ダムス)とパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)の2台に食らい付いていった。そして2度目のアタックモードを効果的に起動させ、2台をオーバーテイク。前が開けた状態で、アタックモードのパワーアップを活かしてリードを築いた。
■フォーミュラEプエブラePrixレース1:トップチェッカーのウェーレインまさかの失格。ディ・グラッシ優勝
そこからはウェーレインも諦めずにプレッシャーをかけたが、モルタラは最終ターン15をうまく通過することで、ウェーレインがオーバーテイクを試みる隙を潰していった。
ただウェーレインは、モルタラのスリップストリームをうまく使うことで、エネルギーを節約。徐々にエネルギー残量の面でアドバンテージを築いていった。
しかしウェーレインは痛恨のミスを犯し、タイムを失ってしまう。彼はターン7でエイペックスにつけずワイドに膨らんでしまい、タイヤカスを拾ってしまったことでペースを落としてしまったのだ。
これによりモルタラが、2.296秒のリードを保ってトップチェッカー。通算2勝目、今季初優勝を挙げた。なおモルタラはこれで今季3度目の表彰台(プエブラePrixでは2戦連続)となり、獲得ポイントを72に伸ばしてランキング首位に立った。
ウェーレインは2位。3位に入ったのは、ヴァージンのニック・キャシディだった。
キャシディはローランドがミスをした一瞬の隙を見逃さず、オーバーテイクを完了。3位の座を手にした。これまで速さを見せつつも、表彰台が遠かったキャシディだが、ついにその一角に登壇を果たした格好だ。
ローランドはキャシディを抜き返そうと食らい付き、あわや追突というシーンもあったが、結局オーバーテイクは叶わず。4位でのフィニッシュとなった。
モナコePrix終了時点でランキング首位に立っていたロビン・フラインス(ヴァージン)は、プエブラePrixは2レース連続で痛恨の無得点。首位陥落となってしまった。ランキング3番手にはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(テチータ)、レネ・ラスト(アウディ)、ミッチ・エバンス(ジャガー)の3人が60ポイントで並ぶことになった。
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