■トヨタ新型「カムリ」誕生
トヨタのオーストラリア法人は2023年11月、新型セダン「カムリ」を米国と同時に世界初公開しました。これについて、SNSではどのような反響があったでしょうか。
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カムリは、「セリカ」の派生車種として生まれたミッドサイズセダンです。1980年に初代「セリカ・カムリ」がデビュー。1982年の2代目から「カムリ」に名称が変わり、2017年の10代目までモデルチェンジを重ねてきました。
初代こそFRでしたが、2代目以降はFFモデルに変わり、現在のトヨタのラインナップで“FF最大・最上級セダン”となっています。
現行の10代目は、日本国内では、セダンの需要低下などの影響で2023年12月下旬に生産が終了する予定ですが、北米のミディアムサイズセダン部門で21年連続の最量販モデルとなるなど海外人気は根強く、今回発表のオーストラリアを含め今後も展開が続いていく予定です。
今回、オーストラリアで発表された新型カムリの外観は、より滑らかでスポーティなデザインに。フロントフェイスは、トヨタ車で特徴的なハンマーヘッドが用いられるほか、シャープなLEDヘッドライト、デイタイムランニングライト、テールライトが装備され、洗練された印象です。
インテリアは、全体的に水平基調で先進的なデザインとなっており、上質感を高めています。また、全グレードでシートクッションの形状と密度が見直され、快適性と乗り心地が向上しています。
また、オーストラリアは左側通行のため、同時公開された北米とは異なり、右ハンドル仕様です。
パワートレインは、トヨタのセダンで初めて最新の5世代目TFSを搭載し、2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、FFで225馬力、AWDで232馬力のシステム最高出力を発揮します。
なお、先代モデルに存在したガソリンエンジンモデルは、新型カムリにはラインナップされません。
足元には再調整されたサスペンションが装備され、応答性、安定性、ハンドリングの向上に貢献し、オンロードでの快適性が向上しています。
先進安全装備は、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートなど歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティシステム、レーダークルーズコントロール、ステアリングアシスト付き車線逸脱警報、レーントレースアシスト、道路標識アシスト、オートマチックハイビームなどが装備されます。
オーストラリア向けの新型カムリは日本で生産され、2024年後半には発売される予定です。
新型カムリについてSNSでは、「エクステリア、インテリアともに素敵すぎる」といった感想があるほか、「日本で生産しても日本で売らないんですよね」と残念がる人も。
そのため「日本でも販売してくれ~!」「右ハンドル車を日本で生産するのなら、日本でも売れば良いのに」など、国内販売を希望する人も多くいました。
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みんなのコメント
時折り改良でも『新型』を使うからやめてほしい。
そもそも海外専用のネタは不要。