トヨタがかつて販売していた2ドアクーペ『セリカ』が、19年ぶりに「GR」として復活する可能性があることがわかるとともに、市販型デザインを大予想した。迫力満点となることが期待される。
“ダルマ”の愛称で親しまれた初代セリカは1970年に発売された。最終モデルとなった第7世代は1999年から2006年まで販売されており、最速の2025年に復活すれば実に19年ぶりとなる。
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新型セリカのハイライトは4WDシステムだ。1994年発表の第6世代で人気を博した4WDシステム「GT-FOUR」が、WRCで培ってきた全輪駆動の走りをフィードバックして、新型とともにスポーツ4WD「GR-FOUR」として復活する。また車名は「GRセリカ」が有力だ。
制作された予想CGは、シンプルなシルエットの2ドアクーペ。リア周りは張り出し感満載のデザインになり、アンダー部分は大胆な切り込みを入れたシャープなデザインになっている。ヘッドライトデザインはハンマーラインで、縦型2灯プロジェクターを内蔵した。アンダーグリルはメッキ枠を用いた大口径タイプだ。
パワートレインについて、電動化は見送られ、5月に発表された新開発2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、既存の2.4リットルターボエンジンとの比較では、体積、全高ともに10%の低減が実現、最高出力は380ps超えが濃厚だという。
GRセリカのワールドプレミアは、最速で2025年、遅れても2026年にはデビューすると思われる。価格は『GRスープラ』のトップグレード「RZ」の730万円より、100万~120万円ほど安くなるだろう。
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