2019年7 月4日。メルセデス・ベンツ日本は、電気自動車(以下、EV)「EQC」の日本仕様を、販売開始した。
EQCはメルセデス・ベンツ初のEVだ。搭載するふたつのモーター(フロントとリアに1基ずつ)のシステム最高出力は408ps、最大トルクは765Nmを誇る。
Cクラスに、これほどの過激さは必要か?──メルセデスAMG C63 S試乗記
搭載するバッテリーはリチウムイオンタイプで、満充電時の航続距離は400km(WLTCモード)に達する。さらに、6.0kWまでの交流普通充電と、50kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応するので、あらゆる場所での充電が可能だ。
低中負荷領域では効率を高めるため、フロント・モーターのみで走行するが、走行状況に応じ、リアのモーターも稼働する。また、フロントとリアの両方のモーターをオルタネーターとしても使用し、回生ブレーキによる減速効果を最大限に高めたそうだ。
なお、回生ブレーキの強度は任意で調整出来る。ステアリング裏のパドルにより 4段階の調整が可能だ。たとえば、もっとも強い「D--」を選択すると、回生ブレーキだけで十分減速するという。
内外装のデザインは、テスラなどに比べるとオーソドックスである。エクステリアは、フロントまわりの大型ブラック・パネルが目を引く。また、フルLEDのヘッドランプの一部に光ファイバーを使い、先進的な灯火デザインを実現したという。
リアは、バンパーとテールゲートのあいだに段差がほとんどなく、すっきりとしている。また、特徴的な横長のリアコンビネーションランプについて、メディア向けのリリースには「近未来感とワイドさを表現した」とある。
インテリアは、10.25インチのフルデジタル・パネルが、2枚連なっているのが印象的だ。1枚はメーター用、もう1枚はインフォテインメント用である。なお、エアコンの吹き出し口などはEQC専用デザインだ。
テレマティクスサービス「Mercedes me connect」は、全車標準。スマートフォンで、クルマのドアのロック/アンロックが出来るほか、外部にいながらクルマの走行可能距離や平均電費などが確認出来る。
さらにナビゲーション・システムは、充電ステーション情報を随時更新するほか、電費情報なども表示する。また、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」は、従来機能に追加して、「充電ステーションを探して」などEV特有の単語や表現にも対応する。
保証体制も充実している。新車購入から5年間または10万kmのいずれか早い方まで、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポートが無償で提供される保証プログラム「EQケア」が全車自動で付帯するほか、高電圧バッテリーは新車購入から8年または16万km以内で、サービス工場の診断機により、残容量が70%に満たないと診断された場合の特別保証も付帯するという。
さらに、6.0kW(30A)対応の交流普通充電器本体を無償提供するほか、設置にかかる費用負担を軽減するため、10万円をサポートするとのこと。くわえて1年間、全国に約2万1000基ある提携充電ネットワークを、無料で利用出来る(月会費および充電費用が無料)。
日本で販売されるカタログ・モデルは「EQC 400 4MATIC」のみ。価格は1080万円だ。なお、ハンドル位置は右のみである。
さらに、EQCの発表を記念した特別仕様車「EQC Edition 1886」が55台限定で販売される。専用デザインのラジエターグリルやアルミホイール(20インチ)、シートなどが特徴だ。また、シート・バックレストやフロアマットには“1886”の刺繍が入る。価格は1200万円だ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
マツダ「“5人乗り”軽トラ!?」公開! 「4人も寝られる」全長3.7m級ボディに「驚き」の声も! 「AZ-MAXラクーンツー」登場に反響集まる
スバル新型「“すごい”4ドアセダン」公開に反響多数! 約680馬力の2リッター「水平対向4気筒ターボ」に「スゴイ技術」「走りが気になる」の声も! 漆黒の最速マシン「プロジェクト ミッドナイト」米国で登場
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
「え…あたしのクルマが勝手に改造されてる…」!? 母のクルマの「変わりすぎた姿」に反響多数! 衝撃の「変貌」に集まった声とは
スズキ新型「コンパクトSUV」いつ登場? MTあり&全長4m以下の「カクカクボディ」が超カッコイイ! 注目の「“5ドア”ジムニー」導入どうなる!?
“車”についてる「謎の板」意味ある? ド迫力な「羽」は日常でも“効果アリ”ってマジ? 賛否分かれる「リアスポイラー」の効果を試してみた
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
中韓企業が上位[独占]? 車載電池世界シェアトップが納得すぎた件
「左足ブレーキ」の是非を問う!…AT車普及率98%の日本なら、なおさら「踏み間違い」による事故を減らすことができます【Key’s note】
高速のカーブが走りやすいのはアウトバーンゆずりの大発明のおかげ! 誰もが知らずに恩恵を受けている「クロソイド曲線」とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?