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【最新スパイショット】メルセデス 第7世代Sクラス ハイブリット 2021年発売 英国

掲載 更新 6
【最新スパイショット】メルセデス 第7世代Sクラス ハイブリット 2021年発売 英国

第7世代 Sクラス

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)

【画像】メルセデス・ベンツ 第7世代 Sクラス プロトタイプ【もっと見る】 全44枚

2021年、メルセデス・ベンツは、Sクラスのフラッグシップ・サルーンを新世代に移行する。

カモフラージュされたプロトタイプからは、現行モデルの曲線的なデザインを、引き継いでいることがわかる。

フロントエンドは再設計され、新しい世代のCLSからインスピレーションを得たライトが採用されている。

以前のスパイショットからは、大型の縦向きの中央タッチスクリーンと、新しくデザインされたキャビンが確認されている。

テスラ・スタイルのディスプレイは、メルセデスが以前のモデルで提供していた、どのディスプレイよりも大幅に大きくなっている。

下半分は温度調節機能専用となっており、その下にタッチ式のショートカットボタンがある。

ブランドのトレードマークであるデジタルダイヤルが採用される一方で、機能と使いやすさを向上するため、同社の新しいMBUXユーザーインターフェイスが、さらに更新される可能性がある。

第7世代のSクラスは、さまざまな新しい電動化パワートレインと、高度なドライビング・アシスト機能を備え、同社の最先端技術を搭載するシリーズとなる。

快適さと技術レベルを向上させ、アウディA8やBMW 7シリーズなどのライバルを圧倒することを目標としている。

新しいメルセデスのフラッグシップは、2021年に英国で発売予定となっており、標準バージョンは、さまざまなプラグインハイブリッドで提供される。

2022年にEQS発売

関係者によると、新しいEQ電気自動車サブ・フラッグシップ・モデルとして、エアロダイナミクスが最適化された、純粋な電気バージョンの導入も予定されているとのことだ。

2022年に発売予定となっている、EQSのバッジを付けた新しいモデルは、最新のWLTPテストサイクルで、500kmの航続距離を提供する。

Sクラスのプラグインハイブリッド・バージョンは、ゼロエミッションでの航続距離100kmを達成する。

フロントとリアのアクスル間のドライブの配分が完全に可変の、新しく開発された4マティック四輪駆動システムをオプションで備える。

EQSは、今後6年以内に10を超える純EVモデルを、英国市場に導入するという、90億ポンド(1兆2000億円)規模の同社のプログラムの一環として、投入される。

これまでのように、2つの異なるホイールベースを備えた、標準のSクラスを提供することはないようだ。

公式にはされていないが、新しいSクラスを、約5280mmのロングホイールベースのみで提供することが決まったため、Eクラスの全長を4920mmに伸ばしたと言われている。

標準のSクラスは、MRAプラットフォームを使用するが、より技術的に高度な四輪駆動EQSは、新しいEV専用モジュール式アーキテクチャMEA(Modular Electric Architecture)をベースとする、初のメルセデス・ベンツ・モデルとなる。

MEAは、小型のEQモデル向けの基盤とは異なり、バッテリーを格納するためのフラットフロアを備えた、EV専用のアーキテクチャとして全く新しく開発された。

さまざまなハイブリッドで提供

新しいSクラスの、ハイブリッド・バージョンのドライブラインは、メルセデスの最新の3.0Lおよび2.9Lの直列6気筒ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンと、AMGが開発した4.0L V8をベースとしている。

それぞれ、オートマティック・ギアボックス内に収納されたディスク型電気モーターと、トランクフロアに格納されたリチウムイオンバッテリーに組み合わせられる。

EQSの純EVモデルは、それぞれフロントとリアを駆動する2基の電気モーターを格納するように設定されている。

次のEQCでは、このセットアップは405psと71.3kg-mを提供すると言われているが、開発に携わるエンジニアは、より高いレベルのパワーとトルクが提供されると述べている。

また、608ps以上を出力するAMGパフォーマンスモデルの生産も、予定されているとのことだ。

アクティブ・サスペンション・システム

プラットフォームは異なるが、標準のSクラスとEQSは同じアクティブ・サスペンション・システムを共有する。

この既存のSクラスのエアマティック+システムの発展バージョンと、48Vの電気アーキテクチャとステレオカメラを組み合わせ、前方の道路をスキャンして各ホイールのスプリングとダンパーの動作を調整し、コーナーでのボディの傾きに対応するだけでなく、ピッチをより良くコントロールする。

情報筋によると、新しいSクラスは、まったく新しい世代のモデルに影響を与えうる、新境地を開拓するスタイリングとなっていると言う。

最近のプロトタイプのスパイショットは、独特のトライバンドLEDマルチビームヘッドライト、クラシックなグリルの更新版、および空力性能を改善するため、ボディに取り込まれるドアハンドルを備えた、デザインを確認することができる。

独自のスタイルを採用すると言われているEQSは、メルセデスCLSと同様、新しいSクラスの標準バージョンよりも短いボンネットと、より傾斜の強いウインドスクリーンが採用される。

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みんなのコメント

6件
  • 全長だろう
    ホイールベース5メートル以上は長すぎるよ
  • センターディスプレイは完成形みたいだね
    なんかとんでもなくダサくなる予感が
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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