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正式発表 フェラーリ・モンツァSP1/SP2 イーコナ初、812のV12搭載

掲載 更新
正式発表 フェラーリ・モンツァSP1/SP2 イーコナ初、812のV12搭載

もくじ

ー Icona(イーコナ)初の限定2台
ー モンツァSP1/SP2 810psのV12
ー ボディはカーボン 顧客向けアパレルも

『フェラーリ・モンツァSP1/SP2』すべての画像をみる

Icona(イーコナ)初の限定2台

フェラーリはキャピタル・マーケットデーのタイミングに合わせて、マラネッロのファクトリーで新型フェラーリ・モンツァSP1とSP2を発表した。

このふたつの限定スペシャル・シリーズは、1950年代の最も刺激的なフェラーリの記憶をよみがえらせる、「Icona(イーコナ)」と命名した新セグメント初のモデルで、今日実現することができる最先端のスポーツカー技術を備えるという。

特にフェラーリが大切にする顧客とコレクターを対象としたフェラーリ・モンツァSP1とSP2は、750モンツァおよび860モンツァなどのネーミングと、過去の象徴的なフェラーリ・レーシング・バルケッタの祖となる1948年の166MMを想起させる要素が注ぎ込まれている。

1950年代にフェラーリは、妥協を排し、唯一「勝利」だけを目標にデザインしたこのようなモデルで世界スポーツカー選手権を戦い、多くの勝利を手にした。

モンツァSP1/SP2 810psのV12

■価格 –
■全長×全幅×全高 4657×1996×1155mm
■最高速度 300km/h以上
■0-100km/h加速 2.9秒
■0-200km/h加速 7.9秒
■燃費 ホモロゲーション申請中
■CO2排出量 ホモロゲーション申請中
■乾燥重量 1500kg(SP1)/1520kg(SP2)
■パワートレイン V型12気筒6496cc
■使用燃料 ガソリン
■最高出力 810ps/8500rpm
■最大トルク 73.2kg-m/7000rpm


フェラーリはモンツァSP1について「ステアリングホイールを握るドライバーに、真のユニークな体験をもたらす妥協のないシングルシート・ロードカーとして設計されました」と説明する。

またフェラーリ・モンツァSP2はトノ・カバーを廃し、セカンド・ウインド・プロテクターとロールバーを追加装備することで、「ドライバーと一緒にパッセンジャーもセンセーショナルなドライビング・エクスペリエンスを堪能していただける2シーター・モデルです」と説明している。

ユニークなデザインを備えたフェラーリ・モンツァSP1とSP2は、広範囲にわたるカーボンファイバー素材の使用および車両のエクスクルーシブ性をさらに高めるヘッドライト、テールライト、ホイール、インテリアなどの特徴的なディテールによってバルケッタ史上最高のパワーウエイトレシオを実現。

マラネッロの市販エンジン史上最強となる出力810psのV12エンジンを搭載し、0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速7.9秒。

ボディデザインについて、さらに詳しく見ていこう。

ボディはカーボン 顧客向けアパレルも

ルーフおよびウインドスクリーンを持たないこのふたつのモデルのアーキテクチャは、伝統的なスパイダーでは不可能なプロポーションを創造する自由をデザイナーに与えたという。

「その結果、F1を頂点としたフォーミュラドライバーでなければ体験できない異次元のオープンエア・スピードを味わっていただけます」とフェラーリ。

最近のレーシングカーに見られるような視覚的に複雑なソリューションを避け、控えめながら正統なデザイン手法を採用。

「ひとと自動車のつながりを象徴するドライバーズカーであることに焦点を置き、これほどまでに強いストーリーを感じさせるデザインはありませんでした」(フェラーリ)

ラディカルなデザインの一例としては、上向きに開くコンパクトなドアが挙げられる。同じく、その下に印象的なV12エンジンが収まる、フロント・ヒンジ開閉機構を採用したオール・カーボンファイバー製のワンピース・ボンネット/フェンダー・アッセンブリーもこのシリーズならではの大きな特徴。

レーシング・モデル同様に、ふたつのモデルともボディシェルはすべて軽量カーボンファイバー製。インテリア全体も同じ素材で仕立てる。

フェラーリ・モンツァSP1とSP2のオーナー限定で、フェラーリは、ロロ・ピアーナおよびベルルッティという時代をリードするラグジュアリー・ブランドとのコラボレーションによって、エレガントなジェントルマン・ドライバーにインスパイアされたレーシングスーツ、ジャージ、ヘルメット、グローブ、スカーフ、レーシング・シューズなどのアパレル/アクセサリーも用意される。

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