現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ワクワクしない? ホンダ新型「ステップワゴン」は斬新ドア廃止でも超絶進化!? 距離感自在な2列目席とは?

ここから本文です

ワクワクしない? ホンダ新型「ステップワゴン」は斬新ドア廃止でも超絶進化!? 距離感自在な2列目席とは?

掲載 更新 146
ワクワクしない? ホンダ新型「ステップワゴン」は斬新ドア廃止でも超絶進化!? 距離感自在な2列目席とは?

■わくわくゲートは1代限りで廃止へ

 ホンダは6代目となる新型「ステップワゴン」を2021年1月7日に初公開しました。披露された実車の内外装では、現行モデル(5代目)で特徴的だったわくわくゲートが消滅していることがわかります。

【画像】ホンダ新型「ステップワゴン」初公開! カクつきボディに刷新!? 実車を画像で見る (46枚)

 唯一無二の使い勝手の良さが特徴だったわくわくゲートですが、6代目ステップワゴンでは使い勝手の良さについてどのような工夫がなされているのでしょうか。

 わくわくゲートは、5代目ステップワゴンのテールゲートに装備される横開きのサブドアです(一部未装着のグレードも設定)。

 リアデザインもサブドアのハンドル部分が強調された左右非対称デザインが採用されるなど、同モデルの大きな特徴となっていました。

 メリットとしては、狭い場所でも荷物の出し入れがしやすくなることや、テールゲートから3列目シートへの乗り降りが可能になることなどが挙げられます。

 ほかにはない使い勝手の良さが特徴だったものの、テールゲートの縦線や左右非対称デザインに対して一部のユーザーから不評の声もあったといいます。

 そして、6代目の新型ステップワゴンではわくわくゲートを廃止。縦開きの機能しか持たない一般的なテールゲートに改められました。

※ ※ ※

 一方で、新型ステップワゴンの2列目シートには、新開発されたロングスライド機構が搭載されています。

 レバー操作で前後左右にスライドが可能で、中寄せスライドは右側シートで75mm、左側シートで115mm、前後スライド量は内側にある状態で865mm、外側にある状態で610mmを実現しました。

 こうした前後ロングスライド機構は、競合車でも搭載されている事例があり、運転席から2列目シートの子どもの面倒を見るというようなシチュエーションなどでも便利といえます。

 ちなみに865mm(内側スライド)という前後スライド量は、日産「セレナ」(690mm)やトヨタ「ノア/ヴォクシー」(810mm)を上回ります。

 横スライド機構と組み合わせることで、2列目のチャイルドシートに座る子供を運転席側に引き寄せたり、3列目にアクセスしやすい位置でシートを固定させたりすることも可能。2列目シートのレイアウト次第で、好みの場所に乗ることができます。

 また新型ステップワゴンでは前後左右のスライドを一本のレバーで操作できるワンアクションレバーを採用しました(可動方式としてホンダ初)。

 多彩なシートアレンジを実現しただけでなく、誰でも簡単に使える工夫を施しているといえるでしょう。

※ ※ ※

 新型ステップワゴンではほかにも、開度を記憶できるパワーテールゲートや静電タッチ式両側スライドドア(ホンダ初)、ピラー部の電動スライドドア開閉スイッチなど、利便性を高める装備が数多く採用されました。

 特徴的だったわくわくゲートは廃止されたものの、より良い使い勝手を追求する姿勢は変化していないようです。

こんな記事も読まれています

タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
レスポンス
これぞ徹底的に遊べる軽!──新型ホンダN-VAN FUN STYLE+ NATURE試乗記
これぞ徹底的に遊べる軽!──新型ホンダN-VAN FUN STYLE+ NATURE試乗記
GQ JAPAN
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
AUTOSPORT web
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
乗りものニュース
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
くるまのニュース
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
レスポンス
MS&AD新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
MS&AD新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
日刊自動車新聞
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
motorsport.com 日本版
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
グーネット
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
日刊自動車新聞
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
AUTOSPORT web
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
motorsport.com 日本版
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
くるくら
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
レスポンス
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
くるくら
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
motorsport.com 日本版
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
乗りものニュース
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
くるまのニュース

みんなのコメント

146件
  • 後ろから乗り降りができなくなりましたね。特殊機構の価値がわかる方はいつも少数派です。
  • 需要は少ないかもしれないけど、ベビーカー等の乗せ降ろしには便利なので、わくわくゲートはオプションで残して欲しかった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

305.4346.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.7534.9万円

中古車を検索
ステップワゴンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

305.4346.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.7534.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村