BMWは、2ドアクーペのM4 CSに続いて4ドアセダンの「M3 CS」をラインアップに加えると発表した。しかも自ら、E30型3シリーズの究極モデル”M3ヴォリューション”の再来だと語る。その内容とは?
BMW M GmbHは先ごろ日本でも発表になったクーペのM4 CSに続いて、4ドアセダンの「M3 CS」をラインアップに加えることを発表した。これは、自ら1988年に始まったMスペシャルエディションの伝統を継承したモデルと位置づけし、E30型“BMW M3エボリューション”の再来と謳う特別仕様車だ。同時に、4ドアの高性能セダンでありながら、ダイナミズムと実用性の重視したパーフェクトなMモデルと付け加える。
メルセデスAMG GTがエンジン性能をアップ、超高性能と快適性・実用性を両立した新グレード「GT C」が2018年上半期に日本上陸!
3.0ℓ直列6気筒ツインターボエンジンは、M4CS同様に460ps&600Nmまで強化されている。0~100 km / h加速は3.9秒(最高速度は280 km / hに制限される)を実現。高精度なインジェクションに可変バルブタイミング、ダブルVANOSの可変カムシャフトタイミングを備え、2基のモノスクロールターボチャージャーに、チャージエアークーラーなどを装備。その結果、より高いレベルの性能と低速域から大きなトルクを発揮し、高い効率を実現することにも成功している。また、特別に仕立てられたスポーツエキゾーストシステムによって特有の音がサウンドも聞かせるという。ギアボックスは、7速Mダブルクラッチトランスミッション(M DCT)を標準とし、オイルクーラーを別に備えているのも特徴だという。
また、フロントアクスルとリヤアクスルの両方のリンクとホイールキャリアには鍛造アルミニウムを採用することで、軽量化も図られている。これにより、バネ下質量の低減に加え、動的効果を狙っているのも印象的な部分だ。そのほか、理想的な性能を提供するようにジオメトリが変更されたアダプティブMサスペンションを装備。すべての条件において最良のグリップを確保するよう、Mダイナミックモードを含むDSC(Dynamic Stability Control)システムとアクティブMデファレンシャルの制御システムは、電気機械式ステアリングのセットアップと同様に、その内容は変更されている。
ライト・アロイホイールに組み合わされるタイヤは、ミシュランパイロットスポーツカップ2。実質、セミスリックタイヤとなるこれは、路上での走行にも対応するうえ、サーキットのような超高速域でも優れたグリップ性と横方向に対する安定性を見せる(ミシュランスポーツのロードタイヤを注文することも可能)。
インテリアは、シルバーストーン/ブラックとアルカンターラのツートンフルレザーを惜しみなく使用し、魅力的な雰囲気を作り出している。標準機能の中には、Harman Kardonサラウンドサウンドシステムも装備。そのほか、最先端のツインLEDヘッドライトを採用したフロント側には、大型の3セクションのエアインテークを備えたフロントエプロンを採用。フロントスプリッターとリヤディフューザーと連携して、リフト量を最小限に抑えることにも成功している。これらのコンポーネントは、ボンネットやルーフと同じようにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)で製作されているのも特徴だ。
新型BMW M3 CSの受注は、日本ではまだ未定ではあるものの、基本的には2018年1月から開始される予定だ。生産は約1200台に制限され、2018年3月から納車は始まるという。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
電気自動車に積む「リチウムイオン電池」には2種類がある! レアメタル不足問題を解決する「LFP」ってどんなバッテリー?
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
“車”についてる「謎の板」意味ある? ド迫力な「羽」は日常でも“効果アリ”ってマジ? 賛否分かれる「リアスポイラー」の効果を試してみた
「左足ブレーキ」の是非を問う!…AT車普及率98%の日本なら、なおさら「踏み間違い」による事故を減らすことができます【Key’s note】
中韓企業が上位[独占]? 車載電池世界シェアトップが納得すぎた件
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?