ツーリングは3シリーズの走りの良さはそのままに、マルチユースを実現
セダンのように使えて、たくさん積める。パッセンジャーと荷物を速く快適に運ぶという基本に注目すると、ステーションワゴンの価値が見えてくる。ワゴンは生活のどんなシーンにでも適合するマルチ派。中でも手ごろなサイズのディーゼルワゴンは、実用車として最も秀でた存在だ。
320dツーリングは、3シリーズ本来のドライビングファンはそのままに、ディーゼルエンジンを搭載し、十分な積載性を備えた4WDモデル。ドライビング好きのファーストカーとして、これ以上“ハイスペック”な存在はない。長距離ツアラーとして最高だ。
BMW3シリーズ・ツーリング(G21)のエントリーモデル「318iツーリング」が日本上陸
3シリーズ用の2リッター直 4ディーゼルターボは、従来と同じ「B47」という型式名で始まるモジュールユニット。新型用は相当に改良されており、シーケンシャル式ツインターボを採用するなど実際はもはや別モノ。190ps/400Nmのスペックは同じだが、扱いやすさとエミッション性能を高めた新開発エンジンと思っていい。
320dは、わずか1750rpmから上級仕様のガソリンターボエンジンと変わらない力強い最大トルク(400Nm)を発揮する。パフォーマンスは高水準。パワフルで燃費性能に優れ、しかもBMWらしくスムーズ。 320dの完成度は群を抜く。すべてに余裕があり、まるで疲れない。
躍動的なデザイン! ラゲッジ空間は使いやすい設計
ボディサイズは全長×全幅×全高4715×1825×1465mm。セダンがサイズアップしているため、新型(G21型)は、旧型(F31型)比でホイールベースやリアオーバーハングが伸びた。結果、居住性をはじめワゴンとしての使い勝手はよくなっている。
ラゲッジ容量は後席使用時で旧型比+5リッターの 500リッター。後席を倒した最大積載量は1510リッターで同+10リッター。数字的にはわずかだが、左右方向の積載性など荷室の使い勝手は明らかにリファインされた。各部の作りが向上し、見栄え品質がアップしている。3シリーズツーリングの伝統というべき開閉式リアウィンドウも継承されており、小さな荷物の出し入れに重宝する。
デザイン面は、セダンに続き「ホフマイスターキンク」(リアサイドウィンドウ部の形状)に新解釈を採り入れた。サイドウィンドウ後端を小さく切り上げるのではなく、リアドアから後ろのガラス面を大きく跳ね上げた。エンドピラー回りのデザインに躍動感が生まれ、いっそうスポーツワゴンらしい雰囲気に変身した。
ハンドリングはピカイチ。前輪を自在に操る感覚は、実に気持ちいい。3シリーズ・ツーリングは超一級のドライビングカーである。
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みんなのコメント
スタイリングも同様で、メタボっぽく間延びしたオッサン・セダンであり、オッサン・ワゴンにしか見えない。
コックピットも、デジタルの過剰演出で、子供っぽいし、安っぽい。
その割には、値段だけはやたらと高い。
その高価格も、驚きの額の大幅値引きが大前提の有名無実で、購入者間不公平とリセール劇落ちの元凶。
これら全て、ビーマーやBMW知ってる人ほど概ね同感と思います。
結論、全然お薦めじゃないですね。