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話題の新型スズキ・ハスラー! その進化ぶりを新旧比較で検証

掲載 更新 4
話題の新型スズキ・ハスラー! その進化ぶりを新旧比較で検証

 一見すると同じように見えるが中身は別物!

 新型ハスラーは軽クロスオーバーという新しいジャンルを切り開いた初代のキャラクターを引き継ぎながら全方位で進化した。両車のディテールやスペックの違いを見てみることにしよう。

スズキから新型ハスラーが登場! パワートレインは「先代とは別物」といえるほど進化

 初代ハスラーは、独特のスタイリングとさまざまな用途に使える優れた実用性が功を奏して、アクティブなライフスタイルを楽しみたいというユーザーから人気を得た。

 そして新型ハスラーはそのキャラクターを踏襲しながら、「遊べる軽」としてのユーティリティ性能をさらに進化させている。

 ロング&トールワゴンスタイルによる室内空間の広さは、ロングホイールベース化によってさらに拡大し、室内装備の充実とともに乗員の快適性を向上させている。見た目のスタイリングについては新旧両車にそれぞれの評価はあるだろうが、パッケージングや装備に関しては、モデルチェンジによってバージョンアップした新型のほうが優位となるのは明白だ。

 そして、見た目ではわからない機能・性能という点での進化にも注目だ。エンジンやトランスミッションなどの高効率化により、燃費性能や走行性能が向上している。なかでも全車速追従機能付きクルーズコントロール機能の搭載(ターボ車)などは、軽自動車の高速化時代を見据えたものと言えるだろう。

 走りや機能性、さらに安全装備や運転支援装備も充実した新型ハスラーは、開発陣が狙った「全方位進化」を見事なまでに達成しているのだ。

 1)独特の個性はそのままにタフで力強いスタイルをプラス

 丸型ヘッドランプにトールワゴンというハスラーならではの特徴は踏襲しつつ、ディテールを見てみると大きく変わっている。リヤクォーターウインドウが新設され、サッシュドアがプレスドアなってウインドウまわりとボディサイドの立体感がより強調されるようになった。オーバーフェンダーもサイズが大きくなり、SUVらしい力強さを表現している。

 2)アウトドアギアをモチーフにデザインを一新し遊び心がさらに加速

 水平基調のダッシュボードにインパネシフトというデザインは先代型と同じだが、メーターフードの出っ張りをなくして視界特性を向上させている。3連インパネガーニッシュが「ギア感」を強調するデザインだ。シートはホールド性を考慮した形状に変更され、足もとにも余裕が確保された。前席が分割式ベンチシートからセパレートシートになったが、前席左右間のウォークスルーは可能だ。

 安全性向上にはボディ形状を生かした工夫も

 3)リチウムイオン電池は中身が進化し走りと燃費に好影響

 NA、ターボともにハイブリッド仕様で、NAは新型ハスラーへの搭載が初となる新開発エンジンとなった。ターボにはパワーモードを追加している。ハイブリッドは先代型の「Sエネチャージ」から「HYBRID」に名称を変更。

 バッテリー容量は同じだが、ハイブリッド用モーターの出力を向上させることでモーターアシストの機会を増やし、低燃費を実現する。また、高効率化&軽量化を果たした新開発のトランスミッションも燃費性能の向上に大きく貢献している。

 4)エンジンとISGの強調制御が進化して爽快な走りが味わえる

 トランスミッションおよびハイブリッドシステムの一新に加え、全車速追従型クルーズコントロールを採用(ターボ車)したため、発進・加速・減速に関する協調制御をさらに進化させた。発進・加速時のモーターアシスト量やタイミングの最適化、減速・停止時のアイドリングストップ開始車速の低速化、モーターアシスト車速範囲の拡大などにより、あらゆる領域でのスムースな走りを実現。

 新型ハスラー 20.8~25.0km/L(WLTCモード燃費)

 旧型ハスラー 24.2~32.0km/L(JC08モード燃費)

 5)前方と後方視界を広げることで大きな安心をもたらしてくれる

 運転のしやすさと安心感を高めるべく、ドライバーの視界特性を向上させている。前方視界では、フロントガラス上端を引き上げてワイパーの取り付け位置を変更。さらにシートの着座位置を下げることでドライバー視点を下げ、前方上下方向の視野範囲を拡大した。また三角窓をなくしてドアミラーの取り付け位置を変更することで死角を小さくしている。後方視界はリヤクォーターウインドウを新設し、リヤピラーをスリムにすることで、こちらも死角を小さくしている。

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みんなのコメント

4件
  • 旧ハスラーに5年乗っているが、新型もよくできていると思う。
    今はさすがに買い替えれないが、7年車検の時には候補に入れるだろう。
  • こういうの正常進化と呼ぶのか疑問ですがな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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