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新型プリウスの買い方。 2.0Lメインで実質4択、Zグレードがベスト!

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新型プリウスの買い方。 2.0Lメインで実質4択、Zグレードがベスト!

<本命ハイブリッドは275~392万円と200万円台もあるが…>
新型「プリウス」のハイブリッド(HEV)モデルのグレードと価格が発表された。ハイパワーなプラグインハイブリッド(PHEV)にも魅力を感じるが、充電環境に縛られない使い勝手や手頃な価格を考えれば、やはり現時点での本命はハイブリッドで間違いないだろう。そこで今回はハイブリッドモデルにスポットを当て、装備や価格設定などからイチオシグレードを探ってみたい。

まず、ハイブリッドモデルのラインアップと税込価格は以下のとおり。
<1.8Lハイブリッド>
X|FF:275万円/E-Four:297万円      
U|FF:299万円(参考価格)/E-Four:321万円(参考価格)

新型プリウス発売。2.0Lは196PSで28.6km/L、価格は320万円から

<2.0Lハイブリッド>
G|FF:320万円/E-Four:342万円
Z|FF:370万円/E-Four:392万円

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このうち、「U」はサブスクリプションサービス「KINTO」にコネクティッド機能などを追加した「KINTO Unlimited」でのみ購入できるグレードとなっており、税金や保険もコミコミだが、手放す際に中古車として売却できないなど注意が必要な点もあるので今回は候補から外したい。なお、7年契約で月額1万6610円、ボーナス加算16万5000円、総支払額370万5240円(税込)というのが「U」2WDモデルの参考支払例だ。

次に、最廉価の「X」はボディカラーが白とシルバーの2色しか用意されず、ホームページも完全に別になっているなど、明確に業務用やレンタカー用途専用の法人向けグレードとされている。これも今回は候補から外そう。

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<メインの選択肢は実質2択4モデルで320万円~>
となると、実際に検討の候補に上げられるのは「G」と「Z」という2つのグレードのみとなる。なお、事実上のスタート価格が従来型の一般向けグレードで最も安かった「S」(273万1000円)より50万円近く上がってしまっているが、エンジンの排気量アップやモーターの性能向上によりFF車のシステム最高出力は122psから196psへ大幅に向上しているから、ここは妥当な値上げと受け入れるしかない。

では、「Z」の装備は「G」との50万円の価格差を正当化するのか。この点、エクステリアでは「Z」のみ前後バンパー周囲やピラーなどが艶あり仕上げになるが、ホイールは両者とも19インチアルミで意外に外装における差は少ない。よって、50万円の違いは主にインテリア装備の充実度にありそうだ。

そこで、コクピット周囲の違いを観察すると、ディスプレイオーディオのモニターサイズは「Z」が12.3インチ、「G」が8インチと、かなり大きさに差がある。また、「Z」のみ運転席パワーシートに加え、前席ベンチレーション機能も装備(「G」は手動調整式でシートヒーターのみ装備)。さらに、ルームミラーが自動防眩タイプとなり(デジタルミラーもオプション装着可能)、ステアリングヒーターが備わるのも「Z」のみとなる。加えて、レーンチェンジアシストといったプラスアルファの運転支援機能やスマホのワイヤレス充電機能も「Z」だけに備わる。

ということで、「Z」と「G」の位置付けは、先進機能を充実させるとともにプレミアムカー水準の快適装備を奢ったのが「Z」、最新のCセグメントハッチに求められる基本的機能を押さえたグレードが「G」と分類できる。

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<豪華に攻めるか、堅実に行くか>
そして、新型プリウスがこれまでにない斬新なスタイリングを採用してきたことからすれば、50万円の差があっても新型のイメージに最もふさわしいのは「Z」となる。が、本当に必要な装備を見極め、「Z」までの装備は不要と考える堅実派路線で行くなら「G」となる。

また、その上で頻繁にスノードライブをする人は22万円の上乗せでE-Fourを、そうでなければFFを選んでおくのが賢明な選択となるだろう。

以上、新型プリウスのHEVグレードを選ぶ際に役立ちそうな情報をまとめてみた。参考になれば幸いだ。

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みんなのコメント

21件
  • ハリアーもだけど、12型モニターは全グレードオプションにして欲しい
    8型じゃショボくてかなわんwww
  • 1.8LグレードならKINTO7年385万払って乗れます
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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