マセラティ新型グランカブリオとは
2月にワールドローンチされたマセラティの新型グランカブリオが日本に上陸し、マセラティ目黒でメディアに向けてお披露目された。
【画像】マセラティ新型グランカブリオ発表会の様子をチェック 全82枚
一足先に登場したグラントゥーリズモでは、490psのモデナと、550psのトロフェオ、そしてBEVのフォルゴレの3グレードが設定されているが、グランカブリオではトロフェオが導入される。
2代目となる新型グランカブリオは、先代と同様にグラントゥーリズモをベースにオープン化したもので、デザインはマセラティ・チェントロスティーレが担当した。
伝統的なイタリアのGTカー創りに則り、ラグジュアリーさとコンフォート性に加え、ドライビング・パフォーマンスを追求した4シーターのオープンモデルとして開発された。
新型グランカブリオを見てまず感じるのは、軽快さとエレガンスさだ。ルーフが無くなったことによりフロントからリアフェンダーに至るウエストラインが強調され、リアデッキへのラインがスムースに流れることから軽快さと流麗さが強調されている。
あらためて新型グランカブリオをおさらいすると、全長4966mm、全幅1957mm、ホイールベース2929mm(欧州発表値)はクーペ版と共通だが、全高が45mm低い1365mmとなる。車両重量は1870kgから25kg増の1895kgとなった。
オープン化でどこが変わったのか
グランカブリオを象徴するファブリック製のソフトトップは電動開閉式で、時速50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能。開閉に要する時間は14秒となる。
開閉はインストルメントパネル中央のセンター・ディスプレイに配置されたタッチスイッチで行う。
トランクスペースはソフトトップを格納するため、グラントゥーリズモの310リッターから172/131リットルに減少しているが、4人分の荷物が収まると謳われている。
トップを上げた姿は往年のスピードスターを思わせる小ぶりなもので、引き締まった凝縮感のある姿となった。ソフトトップは5色(黒、濃紺、ベージュ、ダークレッド、グレー)が用意されている。
オープンモデルならではの装備としては、フロントシートにはドライバーとパッセンジャーの首まわりを温める、3段階で温度調整が可能なネックウォーマーが標準装備される。
またオプションでウインドストッパーが用意される。ウインドストッパーを装着することによりオープン時でも車内に巻き込む流気を軽減し、車両のエアロダイナミクスを最大限に活かすことができるという。後席部分をカバーするように装着するため2名乗車時のみに使用でき、取り付けは手動で行う。
このほかグランカブリオ化に際してフロントバンパーがリデザインされた。バンパー左右下に位置するインテークの形状が変更され、カーボン製のパネルが追加され表情を引き締めている。
俊足さは健在
グランカブリオに搭載される3L V6ツインターボのネットゥーノ・エンジンは、レース用エンジンで培ったツインスパーク・プレチャンバー燃焼技術を採用し、高出力とフレキシビリティを実現。
今回導入されるのはトロフェオ仕様で、グラントゥーリズモと同じ550ps版が搭載される。ここに8速ATが組み合わせられ、AWDによりパワーを確実に路面に伝える。
グラントゥーリズモで初採用となったVDCM(車両ドメイン・コントロール・モジュール)はグランカブリオでも搭載され、コンフォート、GT、スポーツ、コルサの4つのモードを、走行条件や好みで選ぶことができる。
また、ADAS(アドバンスト・ドライバー・アシスタンス・システム)が装備され、マセラティ・アクティブ・ドライビング・アシストや、ダイナミック・ロード・ビューなどにより、あらゆる状況でドライバーをサポートする。
パフォーマンス的にはグラントゥーリズモに較べオープン化により車両重量が25kg増加したことから、最高速度316km/h(-4km/h)、0-100km/h加速3.6秒(+0.1秒)と僅かに低下しているが、俊足であることに変わりはない。
車両本体価格は3120万円となる。日本では5月8日から既に受注を開始しており、デリバリーは2024年第3四半期から開始される予定となっている。
マセラティ・グランカブリオ・スペック
価格:3120万円
全長:4966mm
全幅:1957mm
全高:1365mm
最高速度:316km/h
0-100km/h加速:3.6秒
燃料消費量:9.61km/L
CO2排出量:228.1~240.2g/km
車両重量:1895kg
パワートレイン:V型6気筒2992cc+ツイン・ターボチャージャー
圧縮比:11.0:1
使用燃料:ガソリン(95-98RON)
燃料タンク容量:70L
最高出力:550ps/6500rpm
最大トルク:66.2kg-m/3000rpm
ギアボックス:8速オートマティック
駆動方式:AWD
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みんなのコメント
センターナビが210系クラウンのブリーフナビみたい
酷いセンスだな。内装はオーナーが常時見る部分だぞ
どう見てもツノガエル。
嫌悪感すら感じる。
先代のモデルからデザインの劣化が酷く感じる。
あくまで個人的にだけど。