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脱走対策は万全に!「ペットはストレスに弱いから」乗りもの苦手なわんにゃん 引越し成功のコツ教えます

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脱走対策は万全に!「ペットはストレスに弱いから」乗りもの苦手なわんにゃん 引越し成功のコツ教えます

長時間、乗りものに揺られるのはストレスのもと

春は「異動」そして「移動」の多い季節です。愛猫や愛犬を連れて新居へ引っ越す方も多いのではないでしょうか。ただ、動物を連れての引越しには、不安や危険が伴うものです。

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なかには長時間、乗りものに揺られることも。そこで、できる限り愛猫(愛犬)の負担を軽減し様々なリスクを回避して引越しするコツを、3段階に分けて紹介します。

1、事前の準備

個体差や性格によって乗りもので酔いやすい子もいますので、事前にかかりつけ医に相談して酔い止めを処方してもらいましょう。

また、愛猫(愛犬)をクルマに乗せたことがないという場合、必ず車内環境を整えておきます。特に車内に充満する各種のニオイ(ゴム、革、ウレタン、接着剤などの揮発性有機化合物、そして芳香剤も)は動物にとって大きなストレス。筆者(深川にゃんみつ:猫の魅力発信者)の場合は、冬でしたが引越し前の1週間は窓全開で走行して換気した結果、完全ではないですが、ほぼ車内のニオイを消すことに成功しました。

そして「今度一緒に新しいおうちに行って楽しく暮らすよ、移動中もずっと一緒だから怖くないよ」とペットに対して説明することも忘れずに。人間の言葉がそのままペットに通じるわけではありませんが、長く一緒に過ごしていると、不思議と気持ちが通じるものです。

ひょっとしたら、そのような声がけをペットにすることで、我々人間の方が暗示にかかっているのかもしれません。

「大丈夫だろう」ではなく「かもしれない」で動いて

こうして、事前準備を終わらせたら、次は引越し当日です。

2、引越し当日

引越し会社が来る少し前までにはキャリーケースに入ってもらいましょう。万が一の排泄を考慮して、キャリーケースにはペットシーツを敷いておきます。なお、夏は保冷剤を、冬はカイロを入れると良いでしょう。

猫は洗濯ネットに入れて、犬はリードを着けて、キャリーケースに入ってもらいます。猫はさらにキャリーケースごと大きな布で包むことで”自分は隠れていて安全”と感じるのでお勧めです。ただ、このとき通気ルートは確保するように気を付けましょう。

また、いざ移動をはじめたら、こまめに休憩をとるように心がけてください。猫の場合、休憩が必要というより時々、声掛けしながらの体調チェックが重要と考えます。犬の場合は様子を見ながら休憩を取ると良いでしょう。

自家用車などで移動するのなら、ドアを開けるタイミングは高速道路のSAでしょうか。場所によってはドッグランを併設しているSAもあるので利用し、人のいない静かな場所に出て気分転換をするのも良いです。

また、そういった利用に限らず、クルマに戻ったらドアを開ける前に必ずキャリーケースの中を確認してください。猫または犬が外に出てしまっているかもしれません。するとドアを開けた瞬間、特に猫は一瞬で外に出てパニック状態。猫は自分のクルマを把握していないので「戻る」ことはせず、どんどん身を隠す行動をします。飼い主といえども近付くと逃げられる可能性が高いため、なかなか捕まえられないことがほとんどです。引越し中に猫が脱走したというハナシはたまに聞くので、「大丈夫だろう」ではなく「かもしれない」の考えで様々なリスクをイメージすることが大切です。

脱走対策は万全に

移動中のトイレに関してですが、キャリーケースの中にペットシーツを敷いてあるので、猫の場合はそこで排泄するか、緊張しているのでそもそも到着まで排泄しない子も多いです。犬の場合はクルマに乗り込む前に排泄を済ませると良いでしょう。

食事は、クルマの移動だと揺れが胃腸を刺激するので、嘔吐や排便を考えて控える、もしくは少量与えるのが無難と考えます。水分量の多い液状おやつを与えるのも良いでしょう。また失敗談として、犬を車内でフリーにしてトイレ休憩から戻ると、愛犬が人間の食べ物を食べてしまったということもありますので、そこも注意が必要です。

3、到着後のケア

新居に到着し、引越し会社の方々が荷物を運び終えたら落ち着いてキャリーケースから出します。全く知らない環境とニオイに数日は戸惑うでしょう。

ストレスを軽減するため、愛猫(愛犬)の性格にもよりますが「まずはこの部屋から慣れてもらう」という部屋をひとつ決め、ケージもしくは災害時用のソフトケージに、使い慣れたベッドや食器、そして食事(空腹でしょうから少量から)、トイレなどを配置します。そこを拠点にして数日かけて徐々に行動範囲を広げるような工夫が必要です。

なお、猫に関しては、引越し前の家と間取りが変わってしまう場合、脱走対策を再検討することが重要です。これは是非とも細かいところまで綿密に対策を実施していただきたいと思います。猫は環境の変化により、いつもと違う行動をする事が考えられるからです。

慣れない土地に出向くと、当初ストレスを感じるのは人も動物も同じこと。水道や電気、ガス、最近ではインターネット環境の準備など含め、引越しに伴いやるべきことが多々あるでしょうが、ペットについても同じように気を配ってあげてください。なんといっても、大事な家族の一員なのですから。

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みんなのコメント

3件
  • zoo********
    愛犬家を気取って胸に抱いて運転してる人がいるけど、あれは自分の犬を殺そうとしているようなもの。
    万が一の事故の時、ドライバーとエアバッグに挟まれ、車内に叩きつけられ凄惨な状態になる。
    本当に大切な家族と思うなら、短距離でもハーネスとケージは必須です。
  • bay********
    >また、愛猫(愛犬)をクルマに乗せたことがないという場合

    これ書いてるヤツネコ好きなんだろなw
    フツウ犬とネコて順番で書くだろ「犬猫病院」とかもそうだが車に乗せる条件で犬の方を()扱いにしてるしw
    それに犬を車に乗せて現地で散歩させてるのは良く見るがそもそもネコは散歩させないだろw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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