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Monster Energy Honda Teamの司令塔HRC本田太一マネージャー ダカールラリーを語る

■毎年起こるアクシデントを解決し、準備を整えレースに挑んだHRC

 2020ダカール ラリーは、Monster Energy Honda Teamのリッキー・ブラベック選手が二輪車部門の総合優勝を獲得しました。ホンダにとって、1989年以来、31年ぶりとなるダカールラリーでの総合優勝です。8年前のワークス復活の時から南米、サウジアラビアと最前線の現場でチームとライダーたちの陣頭指揮にあたった、HRC 本田太一 マネージャーがこれまでのダカール ラリーを振り返ります。

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 HRC本田太一 マネージャーは、会見冒頭にチームに協力してくれた方々へ対し感謝の気持ちを述べ会見が2020ダカールラリーの振り返りがスタートしました。

「HRCでオフロードレース、モトクロス、ラリー競技のレース運営を行っています。まず初めに今回ダカール ラリー8回目の挑戦で、これまでなかなか勝てそうで勝てない長い戦いが続きましたが、今回やっと優勝することができました。

勝てない時期にずっと協力していただきましたスポンサーの皆様、ホンダのファンの皆様、オールホンダの力で今回こういった勝利ができたと思っております」

 さらに、ホンダマネージャーは、8年前のダカールラリー参戦から今年の優勝までの軌跡を語ってくれました。

「毎年かなり大変なんですけど、昨年までは南米で長い間戦いましたが、最初アフリカでラリーが開催され、その後南米に移動、今年からはサウジアラビアで開催されました。

 サウジアラビアのことをご存知の方もいらっしゃるとは思いますけど、宗教的に非常に厳しい国で、事前の情報が我々に全くない状況でした。これは、ほとんどの二輪チームに言えることなんですけど、四輪の一部のチームについては、2ヶ月くらい前にサウジアラビア国内のレースがあり、そこでいくつかの情報を仕入れたわけですが、我々HRCは特に何も準備をしないで前回までの問題を十分に解決した上で、準備をしっかりしてレースに挑みました」

「最初まずビザが発行されないとか、レースに行く前に不安になるケースが多数ありましたが、実際サウジアラビアに入ってみると、全然想像とは違い、最初は閉鎖的なイメージがあったのですが、非常に開かれた国で、アブダビとかドバイ、カタールと同じで、アメリカの文化が入ったり欧州の文化が入ったりと先進国なイメージがあり、閉鎖的な感じはありませんでした。

 普段の生活には、ほとんど困ることはありませんでした。南米で開催されていた頃は、言葉の問題と食べ物に問題がありましたが、今回のサウジアラビアでは一切問題なく、英語も普通に通じる国で、そこにまず驚いたことと、さらに石油が取れる国なのでガソリンの価格は場所によるんですけど、ほぼリッターあたり15セントから50セントで非常に燃料は安いですね。

 サウジアラビア国内を見てみると車も大型高級車だったり二輪車もファンモデルや排気量の大きいスーパースポーツモデル、GLなどがかなりいっぱい走っていたりと、これから国としてかなり力をつけてくるのかなと思いました」

 二輪総合優勝を果たしたMonster Energy Honda Teamですが、レースに参加中に不安材料も全くなかったわけではないようです。

「レース自体の方は、全く情報がない中で何を心配していたかというと、我々毎年問題を解決してレースに臨むスタンスは崩してないのですが、毎年何かしらのトラブルを出してしまうのが実情です。去年でいうとペルーは砂の大会、砂の2週間と言われていたんです。その中で、今回優勝したリッキー・ブラベック選手が、ほとんど終盤までトップを走りながらエンジンが壊れてしまい、リタイアさせてしまったことが非常に心の中に残っていて、それらトラブルも十分解決したつもりでした。

 今回ラリーが始まってみるとステージの距離が長く、ステージごとに変化に富んでいて砂地も多く前半で早速一台エンジンが壊れてしまったんです。レースを運営していく中で壊れてしまったところから他のマシンにも連鎖し、エンジンが壊れてしまうのではないかと、チームの中に不安として残っていました。

 そういう不安な状況でこの7年間レースを続けてきて、今年は去年の不具合を解消して、みんなで自信を持って行こうと言い聞かせ2020年大会、リッキー・ブラベック選手が優勝してくれました。彼は、去年と比べてもライダーとして能力が上がっており、車をしっかりとコントロールして走るとか、その日に調子を合わせて走るとか、ライバルの様子を見るとか、非常に経験を生かした走りをしてくれたことが、今回我々の優勝に際して助けられたと感じています」

「合わせて若手のホセ・イグナシオ・コルホネ選手も年々順位が上がっており、今回トップ3争いをしてくれたことが、非常に嬉しい結果です。とはいうものの終わってみるとエンジンが1基壊れたり、あまり表立っては出ていませんが、リザルトからすると総合19番手のケビン・ベナバイズ選手が途中15分のペナルティーをもらう結果となりました。それはやっぱりエンジンが壊れそうな状況で交換し、そこでペナルティをもらったことで、今年もマシンに問題が出てしまいました。それらを真摯に受け止めて、来年のダカールへ向けてしっかりと準備をしたいと思っています。

レース自体は全走行距離が去年よりも2000km長く、非常にライダーも大変でしたし、アシスタンスの方も我々移動する距離8000km位移動し、なかなかタフな2週間でした」

※ ※ ※

来年開催されるダカール ラリーで連覇を目指すホンダワークスチームは、KTMの18連覇にどこまで迫るのか。帰ってきた強いホンダが、パリダカでも今後席巻しそうです。

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