本来であれば「第47回 東京モーターショー」が開催されていた2021年。
残念無念とばかりも言っていられないので、今回はベストカー編集部員がピックアップした、東京モーターショーに登場した衝撃的なコンセプトカーをご紹介!
HV王者か? EVの先駆者か!? トヨタVS日産 電気自動車覇権争いの現在地と今後
各メーカー広報に聞いた「今年の準備どこまで進んでました?」も掲載!
●ほんとならこんな新型出てたはず!? ベストカーWeb版 東京モーターショー2021!! 【トヨタ・レクサス・スバル編】
●ほんとならこんな新型出てたはず!? ベストカーweb版 東京モーターショー2021!! 【日産・三菱編】
●ほんとならこんな新型出てたはず!? ベストカーweb版 東京モーターショー2021!! 【ホンダ・マツダ・スズキ編】
※本稿は2021年10月のものです
文/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2021年11月10日号
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【イイジマセレクト】ホンダ PUYO
ホンダ PUYO(2007年) 柔らかボディの人にも環境にもやさしいコンセプト。「柔らかな雰囲気に心を奪われました」(イイジマ)
2007年の第40回東京モーターショーに出展されたホンダの「PUYO」ですね。押すと弾力を感じる柔らかなボディも衝撃だったし、そのジェルボディの奥に備えられたヘッドライトが柔らかく光るのも好きでした。
実は燃料電池車だったり、インパネが起動とともに盛り上がったりとか、いろいろハイテクだったんですが、そんなことより(笑)、車両全体が発する「柔らか」な雰囲気に心を奪われましたね。
これ、自動運転機能付けて遊園地とかで巡回させたら、子どもとか喜びそうですよね。夢を感じさせる一台でした。
【イイボシセレクト】マツダ RX-01
マツダ RX-01(1995年) FD3S型RX-7の次期モデルになるはずだったロータリースポーツのコンセプトモデル。「4代目RX-7で市販化してほしかった!」(イイボシ)
1995年のマツダRX-01が忘れられない! FD型に次ぐ4代目RX-7と目されたFRのロータリー(RE)スポーツで、車重1100kgの軽量コンパクトなボディと220psの自然吸気RE。元来RE好きだった私にとってはまさに「神」であり、どんなに高くても絶対買ってやる! と決意するほどのものだった。
でも、残念ながらお蔵入り。結局はRX-8が2003年に登場し、それを購入することで願いは叶ったわけだが、コンパクトクーペのRX-01の走りはどうだったのかという興味は今も残っている。
【イチハラセレクト】三菱 SE・RO
三菱 SE・RO(2003年) ミドにエンジンを搭載した、大人のための1ボックスタイプ軽自動車コンセプト「西洋の甲冑のようでカッコいい!」(イチハラ)
後にも先にもない衝撃を受けたのが2003年に公開された三菱のSE・RO(セロ)。
プロポーションを見ると、ダンゴムシといったファニー系ながら凝縮感が凄い。西洋の甲冑を纏ったかのような、鈍い光を全身から放っている外板パネルは職人の手叩きという、コンセプトカーのなかでもスペシャルな一台です。
この年の三菱ブースではCZ2カブリオレも出展されてましたが、私のココロは完全にSE・ROに奪われました。
【ババセレクト】トヨタ Fun-Vii
トヨタ Fun-Vii(2011年) 「スマホにタイヤを4つ付けたようなクルマがあれば面白い」そんな発想から生まれたという。人工知能も搭載。「10年後にタイムスリップしたらこんなクルマ、走っていたりして」(ババ)
2011年のショーは一般公開日も会場へ。どこも物凄い人だったけど、なぜかこのトヨタFun─Viiは真近で見ることができた。
『つながる』をテーマにしたクルマで、演者が出てきてパフォーマンス開始。クルマ全体に夜景や花などの映像が流れ、うおおお! と叫んでしまうほど感動。衝撃を受けたねぇ。
相手に伝えたいことをエクステリアで表現するクルマで、10年後にタイムスリップしたらこんなクルマ、走っていたりして。
【ハヤシセレクト】ヤマハ スポーツライドコンセプト
ヤマハ スポーツライドコンセプト(2015年) ヤマハが出展したバイク感覚のコンパクトさを持つ四輪車のデザインコンセプト「バイクのヤマハらしさ全開の姿にしびれた!」(ハヤシ)
2015年のモーターショーで衝撃を受け、市販化はないのか!? と関係者に本気で話を聞いたのがこのスポーツライドコンセプト。
艶めかしい曲線を取り入れたデザインやセンターアップのマフラーなど、スポーツバイクを得意とするヤマハらしさ全開の姿にはしびれました。
750kgの軽量ボディに、ヤマハ製1Lエンジンなんか載せたら、間違いなく刺激的なマシンになっていたはず!! 今でも市販希望です。
【アカザワセレクト】トヨタ pod
トヨタ pod(2001年) トヨタとソニーが共同開発したコンセプトカー。感情表現ができたりする機能を持つのが特徴「EVシフトが進む今、登場したら売れそう」(アカザワ)
やはり個人的に1番は2001年モーターショーに登場した「トヨタpod」ではないでしょうか。実はトヨタとソニーの共同開発車という。
見た目がとても愛らしいルックスなのですが、可愛らしい点はそれだけじゃなく、ペットのように気分がライトの色で表現され、後部アンテナを犬猫の尻尾のように振る! 可愛い! 本当キュートでした。
これEV転換期の今、出したら売れるのではと思います。再び東京モーターショーで見られるなら見たいです。
【フルカワセレクト】ダイハツ KOPEN
ダイハツ KOPEN(2013年) KOPENの着せ替えパフォーマンス。ボディパネルを替えて別デザインのKOPENに変身する「初代からの変貌ぶりと着せ替え演出に驚き!」(フルカワ)
最も印象深いのは、2013年に出展された現行型コペンのコンセプトカー「KOPEN」。
衝撃的だったのは市販前提車と思われたコペンのコンセプトカーのウリが「着せ替え」だったこと。ボディパネルをカパッと外して、違うデザインのパネルに着せ替えるショーの演出はユニークでした。
市販車のコペンはここまで簡単に着せ替えはできませんが、ローブ、エクスプレイ、セロと3つのボディを実現し「なるほど」と思いました。
【突撃取材!】自動車メーカーさん、今年の東京モーターショーの準備、どこまで進んでいましたか?
●日産
今年の東京モーターショーは開催決定の連絡がないまま、昨年から今年にかけて経過しました。ですので、中止が決まった時点でも、ショーに向けてのテーマ作り、会場内のブースプランやブース設営の準備などはすべて着手前でした。
同様に、通常、ブース内に展示する現行車の展示準備も進んでいませんでした。
●三菱
4月の中止発表の段階では、企画立案のところまで進めていましたが、ブースをはじめ、モノ作りまでは行っていませんでした。
展示車両についても新車発売などのスケジュールに合わせた検討を行っていました。
●ホンダ
コロナ禍という状況がずっと続きましたので、「東京モーターショーの開催そのものが不透明」でした。それも手伝って、ブース出展にむけての進捗は特になく、コンセプトカーに関しても未決定でした。
●スバル
出展車両を何にするのか? を検討する準備はしていました。まずはどういう展示内容で車両はどうするのか? といった企画案から始まりますので、ブース内容などについてはまだ進めてはいませんでした。
●マツダ
4月に東京モーターショーの中止が決まった時は、何を展示するのか? を検討していたタイミングでした。コンセプトカーがあったかどうかはお答えできないのですが、モーターショーの展示について話し合いは始まっていました。
●スズキ
モーターショー本番に向けて準備は進めていましたが、具体的な進捗については、お答えできません。
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