予想額以下 なぜ安かったのか
3月28日のAUTOCAR JAPANのニュースで、エルトン・ジョンが所有していた「フェラーリ365GT4 BB」がボナムス・グッドウッド・メンバーズ・ミーティング・オークションに出品されるとアナウンスされたのを記憶されている方も多いだろう。
『エルトン・ジョンの365BB、落札額は伸びず』すべての画像をみる
事前の予想落札額は25~30万ポンド(約3650~4380万円)と発表されていたが、オークションが終わってみれば22.425万ポンド(3275万円)で終えてしまった。バブルのピーク時であれば1億近くまで上がったのだが、昨今の沈静傾向には逆らえなかったようだ。
下がったとはいえ365BBはまだ4000~5000万円で落札されている。今回は有名人、それも著名なミュージシャンがファースト・オーナーとういうヒストリーが付いていただけに高額の落札が予想された。
コンディション的にも走行は9700マイル(約1.55万km)と少なく、2012年にエンジンを降ろす重整備を行っている。各部はオリジナルを完璧に保ち、3連テールや3本のテールパイプも残され、アタッシュケース型のツールボックスもちゃんと備わる。フェラーリ・クラシケ認定書を取得していることも見逃せない。
いざオークションが終えてみれば、予想落札額にも届かない安値で終わってしまった。その理由を察するといくつかの要因が見えてきた。
安価の要因 オークション開催地/仕向地
開催場所
グッドウッドという場所はエンスージァストにとっては問題ないが、ロンドン市内から100kmほどの場所にあり(日本でいえば東京から富士スピードウェイに相当)、ヒストリックカー・イベントに興味のないコレクターには厳しい場所といえた。
そのためフェラーリを購入するビッダーがいなかったため、入札が伸びなかったことが考えられる。ロンドン市内で開かれるオークションに出品していれば1.5~2倍の額になっていたことが予想される。
右ハンドル
この365BBはイギリス仕様の右ハンドル車だったのである。イギリスのファンには問題ないが、左ハンドル圏のアメリカやヨーロッパのフェラリスティにとっては大きな問題となるため、入札を控えたことが考えられる。
コンディション、ヒストリーとも完璧だったが安値に終わり、落札した新オーナーは大満足でガレージに収めたことだろう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「高いのはしゃーない」光岡の55周年記念車『M55』、800万円超の価格もファン納得の理由
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「昔あったなぁ」装備 「燃料コック」操作したことありますか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?