12月12日、ホンダは東京都港区のHondaウエルカムプラザ青山で2023年のモータースポーツ活動計画について発表会を行ったが、このなかで渡辺康治HRC社長は2023年、ホンダ・シビック・タイプRをベースとした車両で、スーパー耐久シリーズのST-Qクラスに挑戦すると発表した。
スーパー耐久のST-Qクラスは、9クラスあるうちのひとつで2021年に誕生。他のクラスに該当しない、S.T.O.(スーパー耐久機構)が認めた開発車両が参加できるクラスだ。トヨタがGRスープラを投入したことを皮切りに、水素エンジンを積むカローラ、マツダがバイオディーゼル燃料を使ったマツダ2/3、トヨタとスバルがカーボンニュートラルフューエルを使った車両を投入したほか、ニッサンがZ GT4に向けた開発の場に使用するなど、自動車メーカーが“開発に使えるモータースポーツの場”として活用してきた。
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渡辺HRC社長は、この日の発表のなかで、ホンダが培った技術をユーザーに楽しんでもらうために、二輪でさまざまなベース車をリリースしモータースポーツの裾野を広げてきたが、「この取り組みを四輪にも広げるべく、来年はシビック・タイプRをベースとした車両をスーパー耐久のST-Qクラスに投入して、実戦を通じたレース車両開発に着手して参ります」と明らかにした。
「これを通してレーシングパーツやレースベース車両の販売を視野に入れた開発ノウハウを蓄積することで、すでに二輪で先行しているベース車両のビジネスを四輪へと拡大を目指して参ります」と渡辺社長。
すでにスーパー耐久では、第7戦鈴鹿でHonda R&D ChallengeがFL5型シビック・タイプRをST-2クラスに投入。表彰台を獲得するなど印象的なスピードを披露し、ベース車のポテンシャルアップを感じさせた。明言されたST-Qクラスへの挑戦が、シビック・タイプRのスーパー耐久をはじめとしたさらなるモータースポーツでの活用にどう繋がっていくのか、非常に楽しみなところだ。
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