現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表、チームとの契約を2026年まで延長へ。重鎮ヘルムート・マルコが明かす

ここから本文です

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表、チームとの契約を2026年まで延長へ。重鎮ヘルムート・マルコが明かす

掲載
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表、チームとの契約を2026年まで延長へ。重鎮ヘルムート・マルコが明かす

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、同チームがF1に参入した2005年から代表を務めており、これまで5度のドライバーズタイトルと4度のコンストラクターズタイトルを獲得してきた。そんなホーナーは2026年まで同職を務めることになるようだ。

 レッドブルは2021年に、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)を下してドライバーズチャンピオンに輝いた。フェルスタッペンはレース後、今後10年から15年はレッドブルに残りたいと語っており、チームアドバイザーのヘルムート・マルコも、フェルスタッペンサイドと早期の契約延長について話し合いたいとしていた。

■『ハミルトンの電撃F1引退』を恐れるメルセデス。現実的な”プランB”はあるのか?

 このようにチームのエースドライバーであるフェルスタッペンの長期残留が濃厚となる中、ホーナーは既に延長契約にサインしているようで、少なくとも次世代パワーユニットが導入される2026年まではチーム代表を続けることが明らかにされた。

 オーストリアの『ServusTV』でフェルスタッペンと共にインタビューに応じたマルコは、ホーナーと築いたパートナーシップは「本当にうまくいっている」と語り、レッドブルがフェルスタッペンよりも早く彼の契約延長に動いたことを明かした。

「クリスチャンはチーム代表として表舞台に立ち、私はどちらかというと裏方に回っている」

 マルコはそう語る。

「ただ、我々はうまく協調しながら、チームやスタッフの方向性を決められている。政治的な面でも我々は考え方が同じであり、チームの成功がそれを物語っている」

「ディートリッヒ・マテシッツ(レッドブルのオーナー)は最初、『クリスチャンって誰だ?』と言っていた。クリスチャンはF1での経験がなかったからね。しかし私はF3000などのジュニアカテゴリーで彼のことを知っていたし、野心やスキルがあることも分かっていた。今やそれが素晴らしいものに昇華している」

「彼はチーム代表としてカリスマ的な存在だ。そして君(フェルスタッペン)よりも先に、2026年まで契約を延長する運びとなったのだ」

「新しいシャシー規則やエンジン規則が始まったり、過渡期を迎える中で強いチームを維持するため、少なくとも上層部に関しては安定させておきたい」

 とあるレッドブル関係者がmotorsport.comに語ったところによると、ホーナーの延長契約はすでにサインされており、彼の長期残留は既に確定しているという。そのため、レッドブルが次に目指すのは2023年に現行の契約が満了するフェルスタッペンとの契約延長だ。

 フェルスタッペンが今後10~15年はレッドブルに留まりたいとコメントしていることについて質問されたマルコは「現時点では議論の途中だ」と話すにとどめたが、同席したフェルスタッペンは「今ここにいられてとても幸せだし、あと10年か15年は一緒にやっていけるといいなと思っている」と付け加えた。

 またフェルスタッペンは、ハミルトンとメルセデスの契約も同様に2023年末で切れることについて質問されたが、「向こうがどうなろうと僕には関係のないことだ」と一蹴している。

関連タグ

こんな記事も読まれています

[サウンドシステム設計論]高度な「パッシブシステム」を組んで1ランク上のサウンドを満喫!
[サウンドシステム設計論]高度な「パッシブシステム」を組んで1ランク上のサウンドを満喫!
レスポンス
【MotoGP】バニャイヤが直面する新たな課題……マルケス加入後のチームの手綱を握れるか? 「和を乱すな」と今からアピール
【MotoGP】バニャイヤが直面する新たな課題……マルケス加入後のチームの手綱を握れるか? 「和を乱すな」と今からアピール
motorsport.com 日本版
スペインGPで大失速のRB、オーストリアGPのFP1で2台のマシンで比較テスト実施へ。角田裕毅「明確な説明が得られればいいんですが……」
スペインGPで大失速のRB、オーストリアGPのFP1で2台のマシンで比較テスト実施へ。角田裕毅「明確な説明が得られればいいんですが……」
motorsport.com 日本版
ホンダ「新型ヴェゼル」登場! めちゃ精悍「“スポーティ”仕様」がカッコイイ! デザイン刷新の「フル無限カスタム」も設定
ホンダ「新型ヴェゼル」登場! めちゃ精悍「“スポーティ”仕様」がカッコイイ! デザイン刷新の「フル無限カスタム」も設定
くるまのニュース
VW新型「ゴルフR」世界初公開! 333馬力・最高時速270kmの最強ゴルフは「光るVWエンブレム」初採用
VW新型「ゴルフR」世界初公開! 333馬力・最高時速270kmの最強ゴルフは「光るVWエンブレム」初採用
VAGUE
マツダとヤマハ発動機、認証不正で出荷停止のロードスターRFなど 7月以降に順次生産再開へ
マツダとヤマハ発動機、認証不正で出荷停止のロードスターRFなど 7月以降に順次生産再開へ
日刊自動車新聞
VWゴルフGTIのセダン版『ジェッタGLI』に改良新型、228馬力ターボに6速MT…米国発表
VWゴルフGTIのセダン版『ジェッタGLI』に改良新型、228馬力ターボに6速MT…米国発表
レスポンス
【公式動画】アストンマーティン F1アロンソの熱望から誕生したQ By Aston Martinビスポークのヴァリアント・ヴェラールが新たな系譜に加わる
【公式動画】アストンマーティン F1アロンソの熱望から誕生したQ By Aston Martinビスポークのヴァリアント・ヴェラールが新たな系譜に加わる
Auto Prove
トヨタ「アルファード/ヴェルファイア/プリウス」オーナーに朗報! 純正ナビのテレビ視聴やナビ操作が便利になるTVキットが新登場
トヨタ「アルファード/ヴェルファイア/プリウス」オーナーに朗報! 純正ナビのテレビ視聴やナビ操作が便利になるTVキットが新登場
Auto Messe Web
3週間ぶりのMotoGP! オランダGPのFP1はバニャイヤがトップタイム。来季チームメイトのマルケス2番手続く
3週間ぶりのMotoGP! オランダGPのFP1はバニャイヤがトップタイム。来季チームメイトのマルケス2番手続く
motorsport.com 日本版
ブガッティの新たなハイパースポーツカー「トゥールビヨン」が登場。V16エンジン+3モーターで1800psを発生!
ブガッティの新たなハイパースポーツカー「トゥールビヨン」が登場。V16エンジン+3モーターで1800psを発生!
Webモーターマガジン
[15秒でわかる]BMW『M2』改良新型…小さな車体でも中身は狂暴
[15秒でわかる]BMW『M2』改良新型…小さな車体でも中身は狂暴
レスポンス
本州―四国「しまなみ海道」高速バス攻めの“特急化” 運行ルートがらり変更! 新幹線接続 JR松山駅は“廃止”
本州―四国「しまなみ海道」高速バス攻めの“特急化” 運行ルートがらり変更! 新幹線接続 JR松山駅は“廃止”
乗りものニュース
7年ぶり全面刷新! 新型「迫力顔SUV」初公開! 斬新グリル&直6エンジン搭載の「大きめ高級車」! 豪華内装の「X3」欧州で発表
7年ぶり全面刷新! 新型「迫力顔SUV」初公開! 斬新グリル&直6エンジン搭載の「大きめ高級車」! 豪華内装の「X3」欧州で発表
くるまのニュース
テオ・プルシェールがインディカーで残した爪痕。復帰への道筋と後任ノーラン・シーゲルの才能
テオ・プルシェールがインディカーで残した爪痕。復帰への道筋と後任ノーラン・シーゲルの才能
AUTOSPORT web
ゴルフにポロにルポにup!に……VWの「GTI」はやっぱり熱いぜ! 時代時代のクルマ好きを歓喜させた歴代モデルとエキサイティングなその中身
ゴルフにポロにルポにup!に……VWの「GTI」はやっぱり熱いぜ! 時代時代のクルマ好きを歓喜させた歴代モデルとエキサイティングなその中身
WEB CARTOP
アルファロメオからセアトにVWまで! 凄腕デザイナー「ワルター・デ・シルヴァ」独自の手法と名車5台
アルファロメオからセアトにVWまで! 凄腕デザイナー「ワルター・デ・シルヴァ」独自の手法と名車5台
WEB CARTOP
新型電動ミニバン『L380』は航続824km、LEVCが中国発売…グローバル展開も計画
新型電動ミニバン『L380』は航続824km、LEVCが中国発売…グローバル展開も計画
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村