【このクラシックなベンツのクーペなんぼ？】80年代に大人気を博した「メルセデス 280CE」の価格は？

メルセデス・ベンツ 280CE（Mercedes-Benz 280CE）：クラシックなメルセデス・ベンツ クーペ280CE（W123）がeBayで販売されている。その値段は12,999ユーロ（約215万円）だ。果たして高いのか安いのか？オファーに関するすべての情報。

現在、eBayで販売されている中古の「メルセデス・ベンツ 280CE（W123）」は、1977年11月から1986年1月にかけて約270万台生産され、シュトゥットガルトを拠点とするメーカーがこれまでに生産したモデルの中で最多の生産台数を誇る。

このシリーズの中で最もエレガントで、間違いなく最も情緒的な車は、クロームメッキをふんだんに使ったクーペだろう。特に、最上級モデルの「280CE」は、185馬力の6気筒直列エンジンを搭載しており、その性能は現在でも優れている。

とはいえ、かつて年金受給者の夢だった軽快な「メルセデス 280CE」は、今ではクールなヒップスター向けの車であり、今でも堅牢性の象徴とみなされている。

走行距離は178,500km現在、シュトゥットガルトの北約20kmに位置するバーデン＝ヴュルテンベルク州コーンタール＝ミュンヒンゲンの個人売主が、1977年式の鮮やかな赤色のモデルをオンラインマーケットプレイスeBayで販売している。この47年前のメルセデスの走行距離は178,500kmで、年数を考慮すれば少ないとも言える。

写真で見る限り、クラシックな丸型計器、ウッドパネル、白いシートなど、メルセデス クラシックのインテリアは手入れが行き届いている印象を与える。広告の説明文によれば、この「メルセデス・ベンツ 280CE（W123）」は、2011年より現オーナーが所有しているとのことだ。オーナーはコーチビルダーの見習い時代に、この車両を徹底的に修理したようで、例えば、よく知られているシルチップ、リフトアッププラットフォームのマウント、スタンディングプレート、ドア下端、フットプレート、その他のボディパーツが修理された。

エンジンは分解され、再シールされたさらに、説明によると、エンジンを降ろして、分解、調整されていて、Kジェトロニックインジェクターをはじめ、ほとんどの部品が交換されたとされている。

オーバーホールされたDOHC直6エンジン。さらに、2021年1月には、ブレーキのオーバーホールが行われている。キャリパー、ブレーキホース、ブレーキパッド、ブレーキディスク、ブレーキフルードが交換された。

売り手は、この「メルセデス・ベンツ 280CE（W123）」の機関系の状態を完璧と表現している。しかし、ボディには、あちこちに補修作業が必要な個所がありそうだ。例えば、ドアの下端が少し錆び始めているように見える。

Text: Thomas ArndtPhoto: ebay

Comments

[hir********]

クーペ（ハードトップ）はエンジン等がセダンと同じなのに非常に高価でした。このタイプはキャブ仕様（４バレル）で息付きやラフアイドルが持病でした。インジェクションになってからは改善された様ですが…。親父が乗っていましたが、しょっちゅうYANASEに入庫していました。

[hen********]

日本ではW123といえばワゴン、次いでセダン。クーペは見た記憶がほとんどないなあ。これの前のW114や後のW124と比べても。