■ますます高騰する軽自動車の価格の実態
現在の日本市場で、もっとも売れているクルマは軽自動車です。そのシェアは新車で販売されたクルマの約4割と、まだまだ勢いが止まりません。
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そして、価格の高騰も当たり前のようになってきました。グレードによっては登録車を上まわる価格のモデルも珍しくありません。
そこで、高額な軽自動車を最新モデルのなかから3車種ピックアップして紹介します。
●トヨタ「コペン GRスポーツ」
ダイハツの軽オープンスポーツカー「コペン」に、「GRスポーツ」が追加され、2019年10月15日からトヨタブランドからも発売されました。
トヨタ「コペン GRスポーツ」は、2019年1月の東京オートサロン2019に出展された「コペン GRスポーツ コンセプト」を商品化したもので、トヨタの「TOYOTA GAZOO Racing」がモータースポーツ活動で培ってきた技術を共有し、開発はダイハツ主体でおこなっています。
現行型の2代目コペンは2014年6月に発売され、ボディデザインが異なる「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」の3タイプがラインナップされ、GRスポーツは第4番目のモデルとして追加されたかたちです。
外観のデザインは、フロント、リアともにブラックアウトしたライトをブラックのラインでつなぎ、水平基調のデザインを強調しています。
内装は、スポーツカーとして性能を追求した専用アイテムとして、レカロ製シートやMOMO製革巻ハンドルの採用や、大人の上質感を演出する専用加飾を採用。
また、コペン GRスポーツは、アンダーボディに補強材を追加してボディのねじれ剛性を高め、スプリングとショックアブソーバーの最適化とあわせ、安定感のあるフラットな乗り心地を実現しています。
搭載されるエンジンは64馬力を発揮する直列3気筒ターボで、従来モデルに対しスペックに変更はなく、組み合わされるトランスミッションはCVTと5速MTとなっています。
コペン GRスポーツの価格(消費税込、以下同様)は、CVT車が238万円、5速MT車が243万5000円です。
●スズキ「スペーシア ギア」
現在、スズキでもっとも売れているモデルが、スーパーハイトワゴンの「スペーシア」です。このスペーシアをベースに、アウトドアテイストに仕立てたのが「スペーシアギア」で、人気のSUVを強く意識したモデルとなっています。
外観の特徴としては「ジムニー」や「ハスラー」と同じく丸型2灯式ヘッドライトに変更され、力強さをイメージさせるデザインのバンパーにより個性的なフロントフェイスを形成。
また、ルーフやフロントフェイス、サイドステップ、ホイールなど、随所にガンメタリック塗装を施して精悍な印象となっています。
パワートレインは52馬力の直列3気筒自然吸気と64馬力のターボで、どちらの仕様も3.1馬力のモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドとなっており、トランスミッションはCVTのみが組み合わされFFと4WDを用意。
内装には撥水加工を施したシートクロスを採用するなど、川遊びやマリンスポーツ、スノーボードの時にも適しており、フルフラットになるシートアレンジで車中泊にも対応しています。
スペーシアギアの価格は、自然吸気車の「ハイブリッドXZ」が164万4500円から180万8400円。ターボ車の「ハイブリッドXZターボ」が172万7000円から189万900円です。
■最新スーパーハイトワゴンも200万円目前!?
●ダイハツ「タントカスタム」
ダイハツ「タント」は2003年の発売以来累計200万台以上を販売し、子育てファミリーを中心に幅広くセールスしている、ダイハツの基幹モデルのひとつとなっています。
現行モデルは2019年7月に発売された4代目で、スタンダードモデルの「タント」と、押し出しの強いフロントフェイスの「タントカスタム」があります。
スーパーハイトワゴンのタントの特徴である広い室内と、2代目から採用されたBピラーレスの「ミラクルオープンドア」を継承。優れた居住性と、後席へのアクセスの良さが特徴です。
パワートレインは直列3気筒エンジンで52馬力の自然吸気と64馬力のターボを設定し、全グレードでCVTを採用。福祉車両を除いて全グレードにおいてFFと4WDが選べます。
タントカスタムはフロントフェイスの随所にメッキ加飾パーツが取り付けられており、グリルまわりの造形も異なり、存在感をアピール。
また、先進安全装備も充実し、進化した「次世代スマートアシスト」を標準装備、さらにメーカーオプションで、ACC、レーンキープアシスト、駐車支援システムが用意されています。
タントカスタムの価格は自然吸気車が157万8500円から182万6000円。ターボ車が178万2000円から190万8500円となっています。
※ ※ ※
かつて、軽自動車というと庶民の足というイメージでした。いまも公共交通機関が整っていない地域や、坂道が多い山間部では、スクーター感覚で使われています。
現在の軽自動車は昔と比べ物にならないほど装備が充実していて、もはや軽自動車だからと装備を諦めなければならないようなことは、ほとんどありません。
また、近年は子育てが終わった世代がミニバンから軽自動車に買い換えるケースも増えているようで、必然的に装備の充実というニーズがあります。
こうしたことから、それなりの高価格となるのは、仕方ないのかもしれません。
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