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100万円以下でトヨタ「アルファード キャンピングカー」が買える? 車中泊仕様「ダブルベッド搭載」の安価に手に入るワケ

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100万円以下でトヨタ「アルファード キャンピングカー」が買える? 車中泊仕様「ダブルベッド搭載」の安価に手に入るワケ

■初代アルファードは狙い目かも! キャンピングカーにした理由とは?

 新型コロナウイルスの影響により、密を避けて旅行を楽しむことのできる車中泊は、近年さらに注目されています。
 
 そんな車中泊に適したキャンピングカーのなかでも、トヨタの高級ミニバンである「アルファード」の初代モデルをベースにしたキャンピングカーが存在します。

【写真】100万円以下でアルファードキャンピングカーが手に入る? さらにかつて存在した1500万円の「アルファード」などを見る(41枚)

 高級ミニバンとして知られるアルファードは、2021年新車販売台数ランキングで4位となるなど人気の非常に高いモデルですが、キャンピングカーのベースとして使用されるイメージはあまりない人が多いかもしれません。

 そんななか、愛知県にある「M’S ART」では初代アルファードをベースとしたキャンピングカーを製作しています。

 M’S ARTの担当者は、アルファードキャンピングカーの製作経緯について、次のように話しています。

「お客さまから『普段使いもできて、室内も広く、かつ価格を抑えたキャンピング仕様のクルマを作って欲しい』という要望が多くあったために、初代アルファードの中古車で製作しました」

 アルファードをキャンピングカーで使用することはあまり多くありませんが、実はキャンピングカーに向いているクルマのひとつだといいます。

 アルファードの魅力は、全長4840mm×全幅1805mm×全高1935mm(初代アルファード)のボディサイズを生かした室内の広さです。

 とくに後席は十分な広さが確保されており、2列目、3列目ともに座り心地の良い室内空間となっています。

 そんなアルファードの特徴を生かして作られたキャンピングカー仕様ですが、こだわりポイントはどういった点なのでしょうか。

 前出の担当者は次のように話します。

「アルファードの車格に負けないような、デザインと快適に寝ることのできる室内空間を作り上げるために、最大で1900mm×1400mmのフルサイズベッドを用意したのは、こだわりのひとつですね」

 このベッドは標準装備となっており、使用頻度の低い3列目にキャビネットを製作してセカンドシートと連動することによって、奥行き1900mmのベッドスペースを確保しました。

 そのほかにも、車中泊をするにあたって必須なテーブルや、リアシートでも快適に座ることができるリアキャビネットなどが標準装備となっています。

 また、オプションでUSB電源やサブバッテリーなどを含んだ「サブバッテリーシステムセット」を15万円で設定することができ、個別オプションとして4万円でポータブル冷蔵庫を装備することができます。

 このように、広い室内空間と充実したオプション設定によって、夫婦ふたりはもちろん、ペットを連れての車中泊においても、気軽に、そして余裕を持って楽しむことのできるキャンピングカー仕様となっています。

■初代アルファードのキャンピングカー! 1番の魅力は…価格の安さ?

 そんなアルファードキャンピングカーですが、中古車をベースにすることから低価格な点も非常に魅力的なポイントです。

 前述したとおり、初代アルファードがベースになっているため、リノベーションした車両本体価格でも100万円以下を実現し、前述のサブオプションを設定しても、非常にリーズナブルな価格で購入することができます。

 低価格で快適なアルファードキャンピングカーですが、ユーザーからの反響はいったいどのようなものがあるのでしょうか。

 前出の担当者はユーザーからの反響について、以下のように話します。

「購入されたひとからはさまざまな声をいただいておりますが、なかでも『予算内でキャンピング仕様が手に入るのはありがたい』というお手頃な価格に対しての声をいただくことは多いですね。

 また、『ふたり+ペットで使うのに最適なサイズなのが嬉しい』、『アルファードは8人乗りでも実際はそこまで人数が乗ることはないので、後ろがベッドなのがありがたい』と。

 車中泊するのにぴったりなサイズや内装に対して、ありがたい反響をいただきます」

 その一方で、「車中泊はしなくていいが、車内で休憩したりリモートワークしたりできるのが良い」というような、車中泊を目的としないユーザーからの「便利だ」という声もあるようです。

 乗り心地の定評は抜群に良く、長距離でも疲れないと好評のアルファードのキャンピングカー仕様。

 車中泊はもちろん、車中泊だけでなくリモートワークやオンラインでの会話が多いという背景から、車中泊を目的としないユーザーからの需要も非常に高いキャンピングカーといえるでしょう。

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