人気レーサーとサーキットで愛車を並べて語らう一日
スーパーGT GT500クラスで2013・2016年と2度のシリーズチャンピオンに輝き、アグレッシブなレーススタイルとイケメンなルックスで人気のレーシング・ドライバー、平手晃平。スタードライバーながら、カート大会やミーティングなどのファンサービスを積極的に開催していることもあり、男女や年代を問わず熱烈なファンも多い。今回筆者は5月27日に富士スピードウェイのグランドスタンド裏イベント広場で開催された『第11回 平チェカミーティング』にお邪魔してきた。
過去にもサーキット走行会やカーミートなど様々なスタイルで催されてきたという平チェカミーティング。11回目となる今回はモータースポーツのメッカたる富士スピードウェイで開催、65台・約100人が来場した。その内容はというとエントラントはイベント広場に愛車を並べ、記念撮影をしたり会場内をブラブラしている平手選手と語らうだけの集まりである。などと文字にしてしまうとずいぶんとアッサリしたイベントのようだが、レースウィークの『勝負モード』ではない自然体の平手晃平と接することができるとくれば、ファンならばぜひとも参加したいレアな機会であるといえるだろう。
素顔のトークショーやファン垂涎のオークションも!
本ミーティングの翌週6月2~3日には同じFSWで実に50年ぶりとなる24時間耐久レースが開催され、平手選手も参戦することが決定しているのだが、この日はまったくのリラックス・モード。会場内を歩いていればその辺に平手選手がいるといった状況である。憧れのレーシング・ドライバーと自分の愛車を前にクルマ談義に興じる風景もあれば、愛車の前で一緒にポーズをキメる男性ファンや、車内に収まり平手選手とのドライブデート風の写真をゲットする女性ファンの姿も見られた。さらにはトークショーではレースの話だけではなくプライベートな話題やここでは書けない秘めたる想いや裏話なども飛び出し、人間としての平手晃平の魅力が感じられる空間でもあった。
また、主催のカーショップ・ヴォルテージや協賛各社からの賞品が豊富に用意されたジャンケン大会や、平手選手の思い出が詰まったプライベートカー、レクサス IS 350の入札形式による特別オークションも実施されるなどのおもしろい趣向も凝らされ、ファンならば大満足の一日であっただろう。
楽しい一日の最後は富士の本コースを体験
穏やかに時間は過ぎ、午後3時にはミーティングの閉会が宣言されたが、実はその後にもお楽しみが用意されていた。事前の申し込みと別途費用が必要となるが、なんと富士スピードウェイの本コースをセーフティーカーに先導されて愛車で走る体験走行が実施された。いわゆるパレードランなのでヘルメットやレーシングスーツの着用は不要、定員乗車もOKだ。ゆえにサーキットを走るのは初めてという参加者やファミリーフル乗車のミニバンも数多く参加していた。先導車付きとはいえ、普通ではナカナカ体験できないレーシングコースを自らの運転で走り、平手選手がレースで見ているであろう光景を感じるという、非常に得がたい体験だったのではないだろうか。
今後の平手晃平はサーキットの外でも要注目?
今回のミーティングやカート大会に加え、最近ではセガのアーケード用レーシングゲーム『SWDC セガ ワールド ドライバーズ チャンピオンシップ』とのコラボレーションなど、サーキットの外での活動にも積極的にチャレンジしている平手晃平。新たな試みとして6月10日には横浜のライブ&ダイニングスペース セラヴィにてディナーショーを開催する。『 Another side night 』と名付けられたこのイベントは普段から交流のある、元 2輪世界GPライダーの藤原克昭と2輪誌などでモデルとして活躍中の采女 華の両氏を迎えてのトークあり、お酒あり、フォトセッションありということなので、人間・平手晃平の新たな側面を垣間見ることができるのでは? これからの展開にも期待したいところだ。
■平手晃平オフィシャルサイト
■Rising-K Projectsオフィシャル facebook
■TOTAL CAR PRODUCE Voltage
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