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FIA F2サヒール:終盤まで白熱したバトルが繰り広げられたレース3は周冠宇がポールトゥウィン。佐藤万璃音14位

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FIA F2サヒール:終盤まで白熱したバトルが繰り広げられたレース3は周冠宇がポールトゥウィン。佐藤万璃音14位

 FIA F2開幕戦のレース3がバーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれた。優勝したのは周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)で、ポールトゥウィンを飾った。

 今季から3レース制にフォーマットが変更されたFIA F2。レース1はリアム・ローソン(ハイテック)、レース2はオスカー・ピアストリ(プレマ)といずれもルーキーが制した。レース3は予選の結果順のグリッドとなり、周がポールポジション。以下クリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)、フェリペ・ドルゴビッチ(ユニ-ヴィルトゥオーシ)、ダニエル・ティクトゥム(カーリン)が続いた。

■F2サヒール:レース2はピアストリが逆転優勝。佐藤万璃音は8位でポイント獲得

 32周で行なわれたこのフィーチャーレースは2度セーフティカーが出動する展開となった。2度目のセーフティカーはレース折り返しを超えた17周目に出動。ジャンルカ・ペテコフ(カンポス)がターン1でストップしたことによるものだが、これが数台のピットストップのタイミングと被っていたこともあり、レース展開を大きく左右することとなった。セーフティカー出動時点でルーティーンのピットストップを済ませていなかったマーカス・アームストロング(DAMS)とリチャード・フェルシュホー(MPモータースポーツ)が、セーフティカーラン中にピット作業を行なったことにより大きく得をする形となったのだ。

 アームストロングとフェルシュホーは、7番手グリッドスタートながらライバルを次々オーバーテイクしてレースをリードしていたオスカー・ピアストリ(プレマ)を挟み込むような形……1番手と3番手でコースに復帰。レース再開後はピアストリとフェルシュホーの首位争いとなったが、終盤になるにつれて後方から周、ティクトゥム、リアム・ローソン(ハイテック)がひたひたと迫り、5台が団子状態となった。

 結局周はペースの上がらないピアストリとフェルシュホーを立て続けに料理し、トップチェッカー。レースをリードした時間こそ短かったものの、クレバーなタイヤ戦略と落ち着いたレース運びでポールトゥウィンを決めた。

 ティクトゥムも終盤にピアストリとフェルシュホーをパスして2番手でチェッカーを受けたが、ピアストリをオーバーテイクした際にターン2で接触してリタイアに追い込んでしまっており、この一件は審議対象となっている。

 フェルシュホーは一時首位を快走していたが、終盤はソフトタイヤの摩耗に苦しみ、結果的にローソンにも交わされて4位となった。以下アームストロング、ユアン・ダルバラ(カーリン)と続き、ロバート・シュバルツマン(プレマ)が7位。シュバルツマンは1周目、ターン4のブレーキングでロイ・ニッサニー(DAMS)に追突してしまったことが原因でドライブスルーペナルティを受けていたが、それでもポイント圏内でフィニッシュすることができた。

 8位テオ・プルシェール(ART)グランプリ、ドルゴビッチ、マッテオ・ナニーニ(HWA)までがポイントを獲得。レース2で8位入賞を果たした佐藤万璃音(トライデント)は18番手スタートから14位。2戦連続の入賞とはならなかった。

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