今現在、皆さんはホントに乗りたいクルマに乗れていますでしょうか。「いやぁ、欲しいクルマが高くて、少し妥協してるんだよねぇ」なんて人もいるのではないでしょうか。少なくとも、ひとつを極めたクルマなら手に入るはずではないだろうか!? ここでは「オフロード性能」を極めた最高のクルマを選んでシャングリラを目指す!!
※本稿は2024年9月のものです
文:伊達軍曹/写真:スズキ、スバル、トヨタ、三菱 ほか
初出:『ベストカー』2024年10月10日号
悪路を走破してナンボでしょうがい!! [オフロード]性能を極めた[クルマ]を[200万円]台で探してみた!!
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【画像ギャラリー】大地の息吹を感じ悟りを開け!! あなたを生きながら極楽浄土へと導くオフロード性能を極めたクルマ(16枚)
■道なき道を自在に走り肉体と精神を解放せよ!
大自然に身を任せてこそ、ほんとうの自分が見えてくる。「悪路」に身を置き、自然と、そして自分自身と対話する
インドア派である筆者は、ついつい舗装路中心でクルマのことを考えてしまうが、よく考えれば、地球上は大陸より海のほうが断然広いのと同じで、陸地のなかでは舗装路などほんの一部。その外に広がっている「道なき道」あるいは「悪路」のほうが断然多いわけだ。
そういった場所を自在に走れるクルマこそが、コンクリートジャングルを生きる我々の魂を真に救済するのかもしれない。
そう考えた時に「車両価格200万円台まで」で狙うべきは、当然ながらスズキのジムニーまたはジムニーシエラである。この2車さえあれば「行けない場所はない」と言ってもさほど大げさではない。
まぁ新車ではジムニーとシエラに選択肢が限られちゃってるという言い方もできるが、「中古車でもよし!」と柔軟に考えることができるなら、より多くのモデルが選択肢に入ってくるだろう。
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■スズキ ジムニー(車両価格:165.44万~200.2万円)
スズキ ジムニー 全長3395×全幅1475×全高1725mm/車両重量1040kg/0.66L直3ターボ(64ps)
スズキが、いや日本が世界に誇る本格軽オフローダーの現行型。抜群の悪路走破性と小ぶりなサイズ感により、どんな道であってもほぼ問題なく走っていくことが可能。頼れる一台だ。
●5段階評価
・ドライビングプレジャー:3
・居住性:3
・燃費:3
・デザイン性:5
・悪路性能:5
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■スズキ ジムニーシエラ(車両価格:196.24万~218.35万円)
スズキ ジムニーシエラ 全長3550×全幅1645×全高1730mm/車両重量1080kg/1.5L直4(102ps)
軽規格であるジムニーのトレッドを拡大したうえで1.5L直4エンジンを搭載したコンパクトオフローダー。悪路走破性はジムニー同様に超優秀で、オンロードでの乗り心地はより良好。
●5段階評価
・ドライビングプレジャー:3
・居住性:3
・燃費:3
・デザイン性:5
・悪路性能:5
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■スバル フォレスター〈現行型〉(注目中古相場:220万~280万円)
スバル フォレスター
モノコックのSUVだが、悪路性能はクロカンに迫る。オンロードで疲れにくいのも◎。
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■スバル XV(注目中古相場:150万~240万円)
スバル XV
こちらも単なるクロスオーバーSUVに見られがちだが、雪山などでも無双可能な一台。
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■スバル レガシィアウトバック〈先代〉(注目中古相場:170万~270万円)
スバル レガシィアウトバック
ステーションワゴン的フォルムだが、オフロード性能はフォレスターやXVと同じく◎。
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■トヨタ FJクルーザー(注目中古相場:270万~350万円)
トヨタ FJクルーザー
ラダーフレーム構造とパートタイム4WDにより、カッコだけのSUVとは一線を画す。
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■三菱 デリカD:5(注目中古相場:150万~290万円)
三菱 デリカD:5
ミニバンではあるが、4WD車の悪路走破性能は本格SUVにも匹敵する硬派な一台。
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■三菱 アウトランダーPHEV(注目中古相場:180万~260万円)
三菱 アウトランダーPHEV
統合制御システム「S-AWC」により盤石の4WD性能を披露。給電の面でも頼りになる。
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みんなのコメント
スピード出してもさほど楽しくないから無理に飛ばしたりもしなくなるし、でも丁寧に扱わないと綺麗に走れないから操縦自体はより真剣に楽しめる。
もう家族の足にならなくてもよくなった自分にとっては、乗用車から乗り換えた結果良い事しか無いかな。