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6000万円超え! 海も砂漠も走れる無敵すぎSUV!? 全長6m超えの新型「H1-PANTHER」米で登場

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6000万円超え! 海も砂漠も走れる無敵すぎSUV!? 全長6m超えの新型「H1-PANTHER」米で登場

■ハマー「H1」を水陸両用車に! 「H1-PANTHER」

 アメリカの水陸両用車メーカー「WaterCar」は2022年6月15日、ハマー「H1」を水陸両用車に変えた「H1-PANTHER」を同社の公式SNSで公開しました。

【画像】海も砂漠もこれ1台で! 水陸両用車「H1-PANTHER」の画像をみる(57枚)

 どのようなクルマなのでしょうか。

 WaterCarは、アメリカに本拠を置く水陸両用車メーカー。1999年に世界最速の水陸両用車を作るという個人的な挑戦から始まり、2010年1月に水陸両用車の水上最高速度記録でギネス世界記録を樹立すると一般に提供する車両の設計を開始、これまでにジープ「ラングラー」を水陸両用車化した「PANTHER」などを販売しています。

 H1は、アメリカ軍の軍用車「ハンヴィー」の基本構成部品を共有した本格SUV。1992年から一般向けに販売されました。

 今回公式SNSで公表されたのは、このH1を水陸両用車に変えたH1-PANTHER。

 同社5台目のモデルで、荒れた地形から困難な水条件まで、過酷な条件に耐えるように作られた、これまでで最も先進的な水陸両用車だといいます。

 H1-PANTHERへの改造は、元のH1を完全に分解し、ゼロから再構築。重いスチールと鋳鉄の部品のほとんどは、軽量のアルミニウム合金とステンレス鋼の部品に置き換えられています。

 ボディはエポキシ樹脂でコーティングされ、WaterCar独自のユニボディ(船体)に取り付けられました。このユニボディは非常に強い航空機品質のアルミニウム(A6061)で構成されています。

 水上で使用する動力としてMercury Marine社製のエンジンを、WaterCar独自のシステムとともに搭載。

 これにより水上では35ノット(約64km/h)の速度で航行が可能。20秒以内に陸上モードと水上モードを切り替え可能です。

 陸上で使用するエンジンにはシボレー製V型8気筒エンジンLS3を搭載、これにオートマチックトランスミッションが組み合わされ4輪を駆動します。

 ボディサイズは、全長が20フィート(約6m)、全幅7フィート(約2.1m)。重量は5000ポンド(約2.2トン)です。

 オプションで、エアコンの増設が可能です。

 オプションを省いた基本価格は、46万5000ドル(日本円換算で約6203万円)。公式ホームページより注文が可能です。

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