オートサロン [2024.01.13 UP]
ホンダからのサプライズは「シビック RS」【東京オートサロン2024】
文●工藤貴宏 写真●川崎泰輝
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東京オートサロン2024のホンダブースは、例年にも増してモータースポーツ色の濃いものでしたね。その筆頭はなんといってもF1マシン。何を隠そう2023年のシーズンはホンダ製のパワーユニットを搭載したレッドブル・レーシングのマシンが22戦中21勝。かつてのマクラーレンホンダが達成した16戦15勝を超えるとんでもない勝率でチャンピオンに輝いているのです。
そんなF1マシン(の展示用車両)を筆頭に、スーパーGTで2024年シーズンを戦う「シビックTYPE R-GT」の開発車両、さらにはスーパー耐久シリーズ参戦車両の「シビック Type R」などモータースポーツマシンがビッシリと並んで壮観。モータースポーツ好きにはたまりませんね。
RSのポジションは「標準モデル以上、タイプR未満」
そんなホンダブースのもうひとつの見どころが、今はまだ市販していない、市販予定車両の展示です。その本命といえるのが、「今年の秋に発売」として当日サプライズ発表された「シビックRS」。「RS」というのは「フィット」などでも展開しているホンダの伝統的なスポーティグレード(ルーツは初代シビック)で、新しいシビックRSのポジションとしては「標準モデル以上、タイプR未満」とのこと。内容に関しては1.5Lターボエンジンに6速MTを組みあわせること以外は明らかにされませんでした(しかもそれ自体はいま売っているシビックと変わらない)が、走りを気持ちよくするためのギミックがいくつか採用されている模様。これはちょっと楽しみ。
よく見ると、フロントバンパーの形状もいま売っているシビックとは違いますね。
新型アコードやWR-Vのカスタマイズカーも登場
そんなシビックRSのほかにももうすぐ正式発表となる新型「アコード」の純正アクセサリーパーツ装着車やもうすぐ発売されるコンパクトSUV「WR-V」の純正アクセサリー+αのカスタマイズを施した車両も展示。ひとあし早く実車に触れられるのがいいですね。
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