新型ルノー エスパス:ファミリーバンの定番がSUVに。ルノー エスパスは、何世代にもわたってファミリーバンとして親しまれてきましたが、6代目はSUVとして登場した。
古い名前、新しい車 - 6代目となる「ルノー エスパス」は、かつてのファミリーバンの定番から、オプションで7人乗りのSUVへと変貌を遂げた。我々は、このフランス車を取材した - これが新型「エスパス」の広さだ。
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小さくなった新型エスパス
新型「エスパス」は、他のクルマが成長し続ける中で、小さくなった。SUVとしての「エスパス」は、全長で14cm(全長4.72m)、全高で1cm弱も小さくなっている。それでも広々としていると?はい、その通り!
新型「エスパス」は、外観的には「オーストラル」を少し大きくしたような印象だ。C字型のライトグラフィックを持つヘッドランプは基本的におなじみで、中央に向かって急勾配のラジエーターグリルに合流し、その上にリデザインされたボンネットがある。リアは、テールライトがセンターから大きく伸び、グラフィックが立体的に織り込まれている。
テクノ、アイコニック、エスプリアルパインという3つの装備ライン
エスパスでは、どの装備ラインを選ぶかによって、小さなディテールも変わってくる。基本装備の「テクノ」では、クロームメッキのウィンドウサラウンドとマットアルミニウムのルーフレール、さらに19インチホイールが装備されている。
トップトリムは「エスプリアルパイン」と呼ばれ、特別な20インチホイール、ブラックのトリムエレメント、チェッカーパターンのラジエーターグリルが装備されている。写真の車両は、真ん中トリムの「アイコニック」装備だ。ここでは、ウィンドウの周囲もブラックで統一され、20インチのアルスが装着されている。
車両&テクニカルデータ: ルノー エスパスE-TECH FULL HYBRID 200 • 全長: 4722mm • 全幅: 1843mm • 全高: 1645mm • ホイールベース: 2738mm • ラゲッジコンパートメント容量(5人乗り): 581~1818リットル • ラゲッジコンパートメント容量(7人乗り): 159~1714リットル、3列目シート折りたたみ時: 477~1714リットル • 乾燥重量: 1,587kg • エンジン: 1.2リッター3気筒ターボ+電動モーター • システム出力: 146kW(199PS) • 最大トルク: 205Nm+205Nm(電動モーターより) • 駆動方式: 前輪駆動 • 0-100km/h加速: 8.8秒 • 最高速度: 175km/h • ターニングサークル: 11.6メートル • 平均燃費: 4.7ℓ/100km(メーカー指定値) • CO2排出量: 105g/km(メーカー指定値)
小型化したにもかかわらず、十分なスペースを確保
そして室内空間は?確かに、特に後席ベンチに座ると、新型「エスパス」がいかに広い空間を提供しているかということがよくわかる。まずヘッドルームだが、先代は着座位置が高いため、残念ながらヘッドルームが小さかった。新型「エスパス」では、身長1.90mの人でも頭上には十分な空間がある。
2列目のシートは22cmの範囲で前後に移動可能だ。そのため、レッグルームやラゲッジルームは最大で777リッターも確保できる。少なくとも5シーターでは、乗員を全席に乗せたとしても581リットルはラゲッジルームに入る。大きなラゲッジルームに加えて、さらに39リットルの収納スペースが在り、そのうち20リットルはコックピットエリアに在る。
そして、コックピットの話になるが、フランス人は「エスパス」に12インチと12.3インチの2つの大型ディスプレイを与え、さらに重要な運転データをヘッドアップディスプレイでフロントガラスに投影するオプションも用意している。また、マップやPlaystoreといったGoogleのサービスは車内で直接利用でき、Apple CarPlayやAndroid Autoは引き続き搭載されている。
素材も良さそうだ。特に良いのは、上下が少し平らになっているレザーステアリングで、まだボタンが使われている、つまりタッチフィールドがないのだ。
200ps弱の3気筒とフルハイブリッド
ボンネットの中は?フランスでは最近、ディーゼルのみがラインナップされていた。現在は、3気筒エンジンと199馬力のシステム出力を持つフルハイブリッドガソリンエンジンに置き換わっている。これは、SUVを8.8秒で0から100km/hまで到達させ、最高速度は175km/hに達するのに十分な性能だ。併せて、ディーゼル仕様も用意されている。そして、リアアクスルステアリングがオプションで用意されており、ターニングサークルを10.4メートルにまで短縮する。
新型エスパスの生産は2023年春に開始される予定だ。ルノーは価格についてまだ何も言っていない、現在「エスパス」は53,650ユーロ(約777万円)からである。6代目はおそらくもう少し高くなると我々は見ており、エントリー価格は55,000ユーロ(約797万円)が妥当とみている。
Text: Sebastian Friemel Photo: Renault Group / Conny Poltersdorf / AUTO BILD
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みんなのコメント
結局はメーカーのご都合。
さすが元国営企業のプロパガンダな
クルマ作りだこと。