サウジアラビアで開催されているダカールラリー2023。大会7日目に行なわれたハイル-リヤド間を走るステージ6では、トヨタ『ハイラックスT1+』を駆るToyota Gazoo Racingのナッサー・アル-アティヤが勝利を飾った。
358kmと短い競技区間が設定されたステージ6では、アル-アティヤとライバルのアウディ『RS Q e-tron』を駆るステファン・ペテランセルがステージ優勝を争い激しいバトルを展開。ステージ序盤ではアル-アティヤが先行したものの、第2チェックポイントではペテランセルが巻き返しトップに立った。
■サインツ、悪夢のようなトラブル連鎖「眠れなくなる映画を見たようだ……」総合首位から転落も諦めず
207km地点を通過した時点でペテランセルは1分以上のギャップを築いたペテランセルだったが、その数分後にはジャンプによる着地の衝撃でコ・ドライバーを務めるエドゥアール・ブーランジェが背中を負傷。空輸による治療が必要となり、クルーはラリーを破棄せざるを得なかった。
ブーランジェにははっきりとした意識があり、話ができる状況ではあるものの、さらなる精密検査のためにドイツへ戻ることとなった。
同じくアウディ勢のカルロス・サインツSr.はペテランセルを追ったが、同様のセクションでアクシデントが発生。急勾配の砂丘によって左フロントサスペンションがもげてしまったのだ。
それにより、サインツSr.とコ・ドライバーのルーカス・クルーズは支援トラックの到着を待つ羽目に。修復作業を行ない、リヤドのビバークへ向けて再び走り出すことが叶ったものの、ステージ6はノータイム。ステージ7以降で、ペナルティが科されることとなる。
ライバル勢の脱落もあり、アル-アティヤは総合首位を維持。このステージを3番手で終え総合2番手に並ぶチームメイトのヘンク・ラテガンに対して、1時間6分50秒ものリードを築いている。
ラテガンから4分遅れで、トヨタ勢のオーバードライブから参戦しているルーカス・モラエスが総合3番手。ワークスのジニール・ド・ビリエが総合4番手に並び、トヨタがトップ4を独占している。
アウディ勢で唯一ステージ6を生き延びたマティアス・エクストロームはステージを6番手で終えて、総合首位アル-アティヤから1時間46分55秒差の総合5番手となっている。
バーレーン・レイド・エクストリームからダカールに参戦しているセバスチャン・ローブは、パンクに見舞われながらも、アル-アティヤからわずか3分29秒遅れの2番手でステージを終えている。ただ、総合順位ではアル-アティヤから1時間57分10秒の開きがあり、初のダカール制覇には今年も手が届きそうにない。
総合トップ10には、ル・マン24時間優勝の経歴を持つロマン・デュマ(レベリオン)やマルティン・プロコップ(オーレン・ベンジナ)、ブライアン・バラグワナス(センチュリー)、ウェイ・ハン(ハンウェイ)が名を連ねている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
緊急避難なら駐車違反が罰せられないなら「腹痛で路駐してトイレに駆け込んだ」ってあり? 違反が免除されるケースとは
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?