現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 全長4m級の「ホンダ最小SUV」実車展示! コンパクトだけどタフ顔デザイン! 新型「WR-V」 をタイで公開

ここから本文です

全長4m級の「ホンダ最小SUV」実車展示! コンパクトだけどタフ顔デザイン! 新型「WR-V」 をタイで公開

掲載 更新 18
全長4m級の「ホンダ最小SUV」実車展示! コンパクトだけどタフ顔デザイン! 新型「WR-V」 をタイで公開

■赤い「RS」バッチ輝く新型「WR-V」とは

 タイの首都バンコクで開催されている「第44回バンコクモーターショー」。

【画像】日本にあれば…最高じゃん! ヴェゼルより小さな新型「WR-V」の実車を見る!(33枚)

 そのホンダブースに、気になるSUVが展示されていました。その名は「WR-V」。日本では販売されていない小さなSUVです。どのようなモデルなのでしょうか。

 新型WR-Vのボディサイズは全長4060mm×全長1780mmで日本でも売られている「ヴェゼル」よりもひとまわりコンパクト。

 トヨタ「ヤリスクロス」に近いサイズ感です。つまり、いまのホンダにはないクラスのSUVということになります。

 実はこのWR-Vはすでにインドネシアでは販売されているモデル。

 インドネシア仕様も、今回発表されたタイ仕様もエンジンは1.5リッターの自然吸気ガソリンで、ハイブリッドは用意されていません。トランスミッションはCVTで駆動方式はFFです。

 スターティング価格が79万9000バーツ(25%の物品税込みなので車両本体価格としては約60万バーツ=240万円程度)となるタイ仕様。

 グレード展開は、スタンダードモデル「SV」のほかエクステリアをスポーティな仕立てとした「RS」も用意。また、カスタマイズ仕様の「Modulo」も展開しています。

 筆者(ライター工藤貴宏)は会場で実車を確認しましたが、ルックスは意外に立派で見栄えが良く、小さいながらも存在感は十分。

 室内はコンパクトカー「フィット」などに比べるとやや質素な感じがしましたが、後席もゆったりしていて大人4人がしっかり座れる印象です。

 また、全長4m+αの車体の割には荷室が広く確保されているのが理解できました。荷室の床面が低くて、空間として高さをしっかり使える設計です。

 実はWR-Vはこのモデルが2世代目で、2017年に発売し南米やインドなどで販売された初代はフィットのボディをそのままリフトアップしたクロスオーバーSUVでした。現行フィットでいう「クロスター」に近い存在です。

 一方の新型は、明らかにフィットや現地向けのフィット後継車である「シティハッチバック」とは異なるボディでクルマの成り立ちが異なります。

 実車を確認したところホンダお得意のセンタータンクレイアウトではなかったのでフィットとはシャシの設計が異なると考えるのが自然でしょう(プラットフォームという意味では共通の可能性もある)。

 特徴としては、初代同様に最低地上高をしっかりと確保していること。

 タイ仕様の最低地上高は220mmとスズキ「ジムニー」の205mmを超え、トヨタ「ランドクルーザー」の225mmに匹敵するほどです。

 これは道が荒れていることもある新興国でのニーズを考慮したもの。ある意味SUVとしての本質はしっかり考えられているのかもしれません。

 ところで、今回タイでも公開されたWR-Vは日本にも投入されるという噂があります。その際は、ホンダで最もコンパクトで安いSUVというポジションに収まることが約束されています。

こんな記事も読まれています

日本でまさかの拳銃を使ったタクシー強盗発生! キャッシュレス化で現金をもたない仕組み作りが一番の解決策
日本でまさかの拳銃を使ったタクシー強盗発生! キャッシュレス化で現金をもたない仕組み作りが一番の解決策
WEB CARTOP
本田宗一郎とイーロン・マスクに共通点があった? 稀代の経営者を支える「無知の知」とは何か
本田宗一郎とイーロン・マスクに共通点があった? 稀代の経営者を支える「無知の知」とは何か
Merkmal
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
くるまのニュース
伝統を継承するマッスルクルーザー! スズキが米北米市場で2025年型「ブルバードM109R」を発売
伝統を継承するマッスルクルーザー! スズキが米北米市場で2025年型「ブルバードM109R」を発売
バイクのニュース
フレキシブルウイング巡る論争が再燃。メルセデスに注目集まるも、今のところFIAは介入せず
フレキシブルウイング巡る論争が再燃。メルセデスに注目集まるも、今のところFIAは介入せず
motorsport.com 日本版
驚異のパフォーマンス向上! 最新スパークプラグの技術とその効果~カスタムHOW TO~
驚異のパフォーマンス向上! 最新スパークプラグの技術とその効果~カスタムHOW TO~
レスポンス
シボレー コルベット【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
シボレー コルベット【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-1「JB64のシートを移植しよう」
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-1「JB64のシートを移植しよう」
グーネット
【新車価格情報】軽自動車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年6月20日時点
【新車価格情報】軽自動車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年6月20日時点
カー・アンド・ドライバー
日産が新型「流麗セダン」初公開! “キラキラ”大型グリル&精悍ホイール! 最新機能モリモリの小型セダン「セントラ」ブラジルで発売!
日産が新型「流麗セダン」初公開! “キラキラ”大型グリル&精悍ホイール! 最新機能モリモリの小型セダン「セントラ」ブラジルで発売!
くるまのニュース
日本上陸が待ち遠しい! ジープ最小コンパクトSUV 新型「アベンジャー」の欧州での受注が早くも10万台突破 愛される理由とは
日本上陸が待ち遠しい! ジープ最小コンパクトSUV 新型「アベンジャー」の欧州での受注が早くも10万台突破 愛される理由とは
VAGUE
ケータハムが70~80年代の人気モデルに現代風のアレンジを加えた「スーパーセブン600」と「スーパーセブン2000」を発売
ケータハムが70~80年代の人気モデルに現代風のアレンジを加えた「スーパーセブン600」と「スーパーセブン2000」を発売
@DIME
トヨタ 新「プリウス”スポーツカー”」に大反響! “GT風”バンパー&重低音マフラー採用! ド迫力エアロの「ハイブリッドスポーツカー」7月発売へ
トヨタ 新「プリウス”スポーツカー”」に大反響! “GT風”バンパー&重低音マフラー採用! ド迫力エアロの「ハイブリッドスポーツカー」7月発売へ
くるまのニュース
【おもちのビート】レンタカーのS30Zで峠と高速道路を運転したら色々とヤバかった
【おもちのビート】レンタカーのS30Zで峠と高速道路を運転したら色々とヤバかった
月刊自家用車WEB
ランドローバーが日本文化からインスピレーションを得てデザインされた「レンジローバーSV ビスポーク1858エディション」が登場
ランドローバーが日本文化からインスピレーションを得てデザインされた「レンジローバーSV ビスポーク1858エディション」が登場
@DIME
イタルジェット「ドラッグスター125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
イタルジェット「ドラッグスター125」【1分で読める 原付二種紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
キャメル色のボックス&フラットシートがいい感じ! 日産キャラバンがベースのキャンパー
キャメル色のボックス&フラットシートがいい感じ! 日産キャラバンがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
EVシェア欧州拡大へ急加速! 中国「奇瑞汽車」戦略的合弁と生産拠点構築、垣間見える“中国ビッグ5”のメンツとは
EVシェア欧州拡大へ急加速! 中国「奇瑞汽車」戦略的合弁と生産拠点構築、垣間見える“中国ビッグ5”のメンツとは
Merkmal

みんなのコメント

18件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

162.5236.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.0290.0万円

中古車を検索
フィットの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

162.5236.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.0290.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村