現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「プリウス」も「後席ドアノブ」なくなった!? 「斬新スイッチ」採用も壊れたらどうする? SNSでは賛否の声

ここから本文です

トヨタ新型「プリウス」も「後席ドアノブ」なくなった!? 「斬新スイッチ」採用も壊れたらどうする? SNSでは賛否の声

掲載 30
トヨタ新型「プリウス」も「後席ドアノブ」なくなった!? 「斬新スイッチ」採用も壊れたらどうする? SNSでは賛否の声

■新型「プリウス」の後席ドアノブがスイッチに! 故障大丈夫?

 トヨタは2023年1月10日、ハイブリッドカーの新型「プリウス」を発売。内外装デザインから走行性能にいたるまでスポーティさを押し出したモデルとなりました。
 
 なかでも、クーペのような流麗なスタイリングを強調する部分として、リアドアのドアノブ(アウターハンドル)がCピラーに埋め込まれ、スイッチとなったことが挙げられますが、この方式を採用したメリットや故障した場合はどうするのでしょうか。

【画像】新型「プリウス」のクーペフォルムを実現した斬新装備を写真で見る(31枚)

 プリウスは世界初の量産ハイブリッドカーとして1997年に登場。それ以来トヨタを代表する車種としてグローバルで展開されています。

 今回フルモデルチェンジされた5代目モデルは「Hybrid Reborn」をコンセプトに掲げ、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備えたクルマを目指して開発。内外装や動力性能がスポーティに振られていることが特徴的です。

 シンプルでありながら抑揚のあるボディ造形は、長く愛されるための「感性に響くエモーション」と「普遍的な美しさ」を表現したといい、19インチの大径ホイールの採用や先代モデルよりも角度を寝かせたAピラーなど、全体的にクーペ風のシルエットを纏っています。

 ここでリアドアを見てみると、ドアアウターハンドルの形状は一般的なタイプのフロントとは異なり、リアはCピラーと一体化した形状となっています。

 クロスオーバーSUVの「C-HR」などにも類似するこのドアハンドル形状は、「ピラーマウントドアハンドル」や「ヒドゥンタイプ(ドアハンドル)」などとも呼ばれ、Cピラーに埋め込まれることでドアハンドルの存在感が薄れ、2ドアのようなスタイリングを実現するのに一役買っています。

 そのうえ、新型プリウスでは機械的なハンドル(ノブ)を廃し、スイッチ操作により電動モーターでロックが解除されドアが開く「ドア開スイッチ」になっていることが特徴です。

 機械的なハンドルよりも目立たないため、さらにスタイリングが向上することがメリットいえるドア開スイッチですが、この方式によるデメリットもあるようです。

 取扱説明書を見ると、バッテリーが上がっていると動作しないと明記されているほか、短時間でドア開スイッチを使用してドア開動作を繰り返すとモーターの加熱防止のために作動制限することがあるといいます。

 さらに、事故などで前後左右から強い衝撃を受けると、約10秒間はスイッチが作動しなくなることもあると書かれています。

 では、万が一故障したときやスイッチが作動しないときにはどうすればよいのでしょうか。

 説明書では、ドア開スイッチの下部に手動操作ボタンが設けられており、バッテリーが上がっているときなどはボタンをしっかり押し込むことでドアを開けることができると書かれています。

 新型プリウスのリアドアは、完全にスイッチへと移行したわけではなく、万が一のことも考慮した設計となっており、故障や非常時などの心配は要らないかもしれません。

 なお、このCピラー埋め込みのドアハンドルについてSNSでは、「ドアノブ無くなっただけで一気にクーペっぽい」「後席のドアノブをドア後方に付けて2ドアっぽくしているのおしゃれ」「なんでリアのドアノブ上なん…」「このタイプ後方視界犠牲になるし、それなら普通のノブでよかったでしょ」といった声も聞かれるなど、ユーザーからは賛否両論の声も聞かれています。

※ ※ ※

 新型プリウスはハイブリッドモデルが先に発売となり、PHEVモデルは2023年3月頃に発売される予定となっています。

こんな記事も読まれています

日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
くるまのニュース
KTMのスーパースポーツ最大排気量モデル 「990 RC R」市販予定車公開
KTMのスーパースポーツ最大排気量モデル 「990 RC R」市販予定車公開
バイクのニュース
JAOS、レクサスLXで「BAJA 1000」参戦、過酷なオフロードレース制しクラス優勝
JAOS、レクサスLXで「BAJA 1000」参戦、過酷なオフロードレース制しクラス優勝
レスポンス
レンタル819の新店舗「レンタル819高円寺」が12/6にオープン!
レンタル819の新店舗「レンタル819高円寺」が12/6にオープン!
バイクブロス
イイクルマが多すぎて選べねぇ! [日本車]って結局どれが完璧に近いん? 
イイクルマが多すぎて選べねぇ! [日本車]って結局どれが完璧に近いん? 
ベストカーWeb
トヨタ「GR86」の海外での評価は? 500万円ではまだ売り手つかず…プレ値がつくのはもっとずっと先になりそうです
トヨタ「GR86」の海外での評価は? 500万円ではまだ売り手つかず…プレ値がつくのはもっとずっと先になりそうです
Auto Messe Web
【カワサキ】「カワサキ プラザ福岡東」がリニューアルオープン!
【カワサキ】「カワサキ プラザ福岡東」がリニューアルオープン!
バイクブロス
ポール・トゥ・ウインのラッセル「ほぼ完璧な週末。フライトをキャンセルしてパーティだ!」メルセデス/F1第22戦
ポール・トゥ・ウインのラッセル「ほぼ完璧な週末。フライトをキャンセルしてパーティだ!」メルセデス/F1第22戦
AUTOSPORT web
【車名がプラドからランクル250に】ガソリンモデル試乗で見えたランクルの原点!
【車名がプラドからランクル250に】ガソリンモデル試乗で見えたランクルの原点!
AUTOCAR JAPAN
ミズノ、新型ドライビングシューズ「BARECLUTCH L」発表…高級感と機能性を両立
ミズノ、新型ドライビングシューズ「BARECLUTCH L」発表…高級感と機能性を両立
レスポンス
チャンピオン会見、サプライズ、シャンパンファイト。フェルスタッペン4連覇の現場を写真で振り返る
チャンピオン会見、サプライズ、シャンパンファイト。フェルスタッペン4連覇の現場を写真で振り返る
AUTOSPORT web
6速MTあり! 660ccの新型「軽量スポーツモデル」初公開! 超パワフルな「81馬力」エンジン搭載した「2シーター仕様」が発表! 爆速の「新型タイガースポーツ660」来年2月に発売へ!
6速MTあり! 660ccの新型「軽量スポーツモデル」初公開! 超パワフルな「81馬力」エンジン搭載した「2シーター仕様」が発表! 爆速の「新型タイガースポーツ660」来年2月に発売へ!
くるまのニュース
F1デビューのジャック・ドゥーハン、カーナンバーはライコネン継ぐ「7」に決定。同期昇格アントネッリは12番
F1デビューのジャック・ドゥーハン、カーナンバーはライコネン継ぐ「7」に決定。同期昇格アントネッリは12番
motorsport.com 日本版
レクサス新型「エレガント」発表! 最安価な「“5人乗り”コンパクトSUV」! 全長4.1m級の“最小レクサス“「LBX」が販売店でも話題に
レクサス新型「エレガント」発表! 最安価な「“5人乗り”コンパクトSUV」! 全長4.1m級の“最小レクサス“「LBX」が販売店でも話題に
くるまのニュース
乗る? 否! 着こなす! 軽でこんなに楽しめるのって[ダイハツ・コペン]くらいじゃね?
乗る? 否! 着こなす! 軽でこんなに楽しめるのって[ダイハツ・コペン]くらいじゃね?
ベストカーWeb
ミツオカの新型「M55」が808万5000円で申込受付開始! 2025年モデルは100台限定で6MTのみ…全国のミツオカ販売拠点へ急げ!
ミツオカの新型「M55」が808万5000円で申込受付開始! 2025年モデルは100台限定で6MTのみ…全国のミツオカ販売拠点へ急げ!
Auto Messe Web
新型移動式オービス MSSS 対応! GPS レーザー&レーダー探知機「MOTO GPS LASER MSSS」がデイトナから発売
新型移動式オービス MSSS 対応! GPS レーザー&レーダー探知機「MOTO GPS LASER MSSS」がデイトナから発売
バイクブロス
「狭い道で『歩道に乗り上げることをマナー』だと勘違いしている人がいます」 そもそも歩行者からは邪魔です。 交通違反で取り締まりを受けないのですか。
「狭い道で『歩道に乗り上げることをマナー』だと勘違いしている人がいます」 そもそも歩行者からは邪魔です。 交通違反で取り締まりを受けないのですか。
くるまのニュース

みんなのコメント

30件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索
プリウスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村