バカ売れ必至とウワサされているレクサス新型LBX。ベース車のヤリスクロスとは比較にならないほど豪華な内装など差別化がハンパないが、大きく違うのがホイールの取り付け方法。日本車にしては珍しいワッシャー付ハブボルトを採用した点にある。どんな効果があるのよ!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:レクサス
レクサス版ヤリスクロス「新型LBX」は欧州車式に!! ホイール取り付け法が別モノ
■タイヤ交換時は注意!? 装着方法が欧州車と同じに
当然のことながら見た目は従来の国産車と同じ!! 取り付け方が違うのだ
ほとんどの輸入車は大小にかかわらずボルト固定式を採用しているケースが多い。ざっくりいえば国産車はタイヤ交換するときに、クルマからボルトが生えており、それにホイールを合わせるようなイメージ。
対してボルト固定式は、ホイールを装着する時にボルトをクルマに取り付けるといった感じであり、装着の仕方が大きく違うのだ。
■新型LBXは高速域が得意!? 高剛性が自慢
ご覧の通り新型LBXはホイールハブからボルトが突出していないのだ!!
で、本題。なぜ新型LBXがワッシャ付きハブボルトを採用したのか、である。
欧州車はアウトバーンなどハイウェイを日常的に使用しており、日本に比べると速度域が非常に高い。過酷な環境に対応させるため、というのが大きな要因である。
というのも国産車のようなナット式と比べると、ボルト固定式は取り付け部分の剛性がより高いのだった。
レクサスによれば締結力が従来のタイプよりも強固であるうえ、ハンドリングの向上させるというのが主な理由のようだ。
■超異例!! 国産も欧州式に舵切か!?
レクサスLCはマイチェンでハブボルト式に変更!! この流れは今後も続くか!?
先日マイナーチェンジを実施したレクサス LCも同様にボルト固定式を採用。それに加えてランフラットタイヤの標準装着をやめ、ラジアルタイヤに変更など、マイチェンにしては超大掛かりな内容となっている。
LCは走行性能が求められるスポーツカーであるため納得できるが、新型LBXまでもが!! というのは走行性能を突き詰めたということなのだろうか。
どちらにせよLBXのような国産コンパクトSUVにまでハブボルトを使うということは、異例中の異例。
新型クラウンシリーズやbZ4Xなど国産車でもボルト固定式を採用する例が日に日に多くなっている。もしや今後、欧州車と同じハブボルトが席捲する可能性も!!
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みんなのコメント
そもそも、バカ売れ確定と言われていたUXはあまり売れてないよ。