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29歳、フェラーリの購入記を振り返る!──衝撃の出会いから2カ月を迎えた今<Vol.1~9まとめ>

掲載 更新

「フェラーリに乗せて欲しい! 」の、声が殺到

ひょんなことからフェラーリを購入し、気づけばあっという間に約2カ月が過ぎた。

しかし、乗る機会はあまりない。取材・撮影用にメーカーからお借りしているクルマ(俗にいう広報車)に乗ることが多いうえ、人も荷物も積めない我が360モデナは、とても仕事の足としては使えないため、もっぱら自宅の車庫で休ませている。

周囲からは「もったいない」と、言われるが、“芸術品”と思えば動かさなくても許せる。見ているだけで楽しめるのだ。くわえて、エンジンを掛けるだけでも楽しい。まさか、乗らずとも楽しめるクルマがあったなんて驚きだった!

とはいえ、「乗せて欲しい!」といった希望があとを絶たないから、ボクは「色々なところに360モデナで行った方がいいのかなぁ……」と、悩む。

たとえば会社でも、編集部内のみならず、ほかの編集部まで「GQ JAPANの編集部員がフェラーリを買った!」との噂は広まり、面識のほとんどない人からも「乗せてほしい」との声がチラホラ……。

先日おこなわれた小学校の同窓会でも「記事、読んだよ! 今度、乗せて!」と、言われてしまった。

驚いたのは、面識のまったくなかった近所の人からも「乗せて欲しい!」と、言われてしまったのだ。フェラーリに乗る価値というのは、そんなにも大きいのか! と、ひしひしと思うのであった。

フェラーリの購入金額を明かさない理由

購入後、多くの人から聞かれるのは「費用」だ。本体価格や維持費などよく聞かれる。

とくに車両価格については、一切記していないため、ウェブ上では「ホントに購入したのか?」「会社の経費で購入しているのではないか?」といった憶測が飛び交っている。

が、いずれも異なる。あくまで、360モデナはボク自身がプライベートで購入したクルマだ。決して、会社やディーラー(GST)から支援を受けているわけではない。

金額について記さない理由はいくつかある。ひとつは前オーナーに対する配慮だ。

ボクの360モデナは購入ディーラーへの下取り車である。しかも、ワンオーナーであるから、もしこの連載を見ていたら「あ、自分のフェラーリだ!」と、気づくはずだ。

そのとき、下取り価格と購入価格に大幅な乖離があったらどう思うだろうか……? ボクがおなじ立場だったら複雑な気持ちになるだろう(なお、下取り価格はボクも知らない)。

19年も所有し続けたクルマを手放す裏には、複雑な思いがあったかもしれない。しかも、愛情=下取り価格に反映されているのかどうかわからないからだ。だから、ボクは購入金額を記さないのである。

というわけで、今後も購入金額については記さないつもりでいる。この点を理解いただき、連載を楽しんでいただけると嬉しい。

それでも気になる購入金額とは?

購入金額についてざっくり記すと、2019年2月当時の市場相場とあまり変わらなかった。

若干安かったかもしれないが、ボクの360モデナはほぼ現状販売である。なお、無料サービスはオイル交換とETC、ドライブレコーダーの移設ぐらい。ボディーコーティングなどは施してない。

担当の庄司さんに聞くと「フェラーリは相場があってないようなもの」とのこと。

流通数が少ないうえ、程度のバラつきも大きく、かつ特殊なパーツを装着している個体も多いから、値付けも難しいという。

なにはともあれ、相場より若干安価に購入出来たのはありがたい。それでいて良質なワンオーナー車である。

「平成最後の幸運だったのかもしれないなぁ」と、令和をむかえて思うのであった。

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