現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マツダの「“和製”スーパーカー」! “ロータリー”エンジン&斬新ハンドル採用! 美麗ボデイが超カッコイイ「大気」とは

ここから本文です

マツダの「“和製”スーパーカー」! “ロータリー”エンジン&斬新ハンドル採用! 美麗ボデイが超カッコイイ「大気」とは

掲載 12
マツダの「“和製”スーパーカー」! “ロータリー”エンジン&斬新ハンドル採用! 美麗ボデイが超カッコイイ「大気」とは

■ロータリーエンジン搭載のライトウェイトスポーツカー「大気」

 2023年10月に開催された、ジャパンモビリティショー2023で世界初公開となったマツダのコンセプトカーである「アイコニックSP」は、単なるデザインスタディと思いきや、翌年の東京オートサロンでロータリーエンジン開発グループが立ち上げられたことが明らかになるなど、着々と市販化へ向けて動き出しているようです。 

【画像】超カッコイイ! マツダの「“和製”スーパーカー」を画像で見る(77枚)

 そんなマツダのアイデンティティのひとつでもあるロータリーエンジンは、このアイコニックSPをはじめとしたさまざまなコンセプトカーにも搭載がアナウンスされてきましたが、そんなロータリーエンジン搭載のコンセプトカーの中でも非常に印象的なモデルと言えるのが、2007年の東京モーターショーで世界初公開となった「大気(たいき)」ではないでしょうか。

 このモデルは「流(ながれ)」、「流雅(りゅうが)」、「葉風(はかぜ)」に続く、マツダの当時のデザインテーマである「Nagare(流れ)」デザインの第4弾として発表されたもの。

 このNagareデザインとは、静止しているときも動きを感じさせるような表現方法をテーマとしたもので、そのテーマをさらに洗練・進化させ、このシリーズの頂点を極める圧倒的な存在感と、地球を包む大気をイメージさせる姿を表現したとされるのが、この“大気”だったのです。

 エクステリアのデザインは、空気の流れが目に見えるデザインをコンセプトに、空から舞い降りてきた2枚の羽衣のイメージを具現化。

 インテリアでは鯉のぼりの美しさにインスピレーションを受けて「エアチューブ」をコンセプトワードに掲げ、ダッシュボード、シートからドアトリムまで、風の動きを視覚的に体感できる空間を創造したとされていました。

 そのため、2枚のドアは跳ね上げ式の優雅なものとなっており、美しさと解放感を兼ね備えたグラスキャノピーや独立したリアタイヤなど、デザインコンセプトだからこそできたと言っても過言ではないスタイルとなっていました。

 そんなやや現実離れしたデザインの一方で、メカニズムとしてはスポーツモデルの不文律であるクーペフォルムやショートオーバーハングはしっかり守っているほか、パワートレインには次世代RENESIS(16Xロータリーエンジン)をフロントに搭載し、後輪を駆動するというライトウェイト2シータースポーツに仕上がっていたのです。

 なお、この次世代RENESISは排気量をRX-8に搭載された654ccから800ccに拡大し、直噴化やアルミ製のサイドハウジングを採用した完全新開発のものであるとアナウンスされていました。

 このモデルはあくまでデザインコンセプトではありましたが、15年以上が経過した今見ても斬新で、未来を感じることができるデザインであったことは間違いないところです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

衝撃50Gの大クラッシュも、コラピント決勝出場へ。再検査受け問題なし……マシンもなんとか修復
衝撃50Gの大クラッシュも、コラピント決勝出場へ。再検査受け問題なし……マシンもなんとか修復
motorsport.com 日本版
VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024
VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
くるまのニュース
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
バイクのニュース
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
レスポンス
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
レスポンス
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
VAGUE
 専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
くるまのニュース
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
WEB CARTOP
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
モーサイ
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
motorsport.com 日本版
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
AutoBild Japan
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
くるまのニュース
2025年は車を買う! でもどれにする?…スライドドア付き軽自動車・予算別ガイド、3ゾーン48車種
2025年は車を買う! でもどれにする?…スライドドア付き軽自動車・予算別ガイド、3ゾーン48車種
レスポンス
いつ見てもかわいいレトロデザイン!! 超小型車 フィアット新型「トポリーノ」は欧州で大人気! ネットに続々寄せられる熱い思いとは
いつ見てもかわいいレトロデザイン!! 超小型車 フィアット新型「トポリーノ」は欧州で大人気! ネットに続々寄せられる熱い思いとは
VAGUE
ラリージャパンで国沢光宏が躍動! 二つの顔を持つ紳士がルーテシア ラリー5で激走
ラリージャパンで国沢光宏が躍動! 二つの顔を持つ紳士がルーテシア ラリー5で激走
ベストカーWeb
『危ねぇ知らなかった!』危険回避! 知らないと怖いブレーキパッドの交換タイミング~カスタムHOW TO~
『危ねぇ知らなかった!』危険回避! 知らないと怖いブレーキパッドの交換タイミング~カスタムHOW TO~
レスポンス

みんなのコメント

12件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村