現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > XC90とXC60はポテンシャルの高さを「いざという時のためにとっておこう」と思わせる大人なSUV【ボルボのSUV特集】

ここから本文です

XC90とXC60はポテンシャルの高さを「いざという時のためにとっておこう」と思わせる大人なSUV【ボルボのSUV特集】

掲載 更新 13
XC90とXC60はポテンシャルの高さを「いざという時のためにとっておこう」と思わせる大人なSUV【ボルボのSUV特集】

世界中のプレミアムブランドがSUVをラインナップしているなか、ボルボ XC90 リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWDとXC60 B5 AWDの2台とじっくり付き合う機会を得た。そこで感じたことを、ユーザー目線で報告してみたい。(タイトル写真:XC90 リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWD インスクリプション)

他のプレミアムブランド車とは異なる癒やしの空間にやられた!
正直に白状してしまうと、生来の天邪鬼な性格も相まって、世のSUVブームにはなんとなく腰が引けていたのだ、ほんの数週間前までは。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

実はMotor Magazine 9月号(8月1日発売号)の表紙撮影や特集の関係で、都合1週間以上もボルボ XC90 リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWD(以下、XC90)とXC60 B5 AWD(以下、XC60)に代わる代わる乗るという経験をした。もちろん、今までだってボルボ車に乗ったことはあるけれど、国産車を中心に解説する編集部が長かったせいか、今回のようにじっくりとお付き合いしたのは実は初めてだった。

そこで感じたのは「住み慣れた家のような寛げるクルマだな」ということ。長く付き合って情が移った、というわけではないのだが、とにかく程良いリラックス感が心地良いのだ。乗っていたのがどちらも「インスクリプション」という上級トリムのクルマだったから余計にそう感じたのかも知れないが、よく形容されている「北欧の家具に囲まれた居間のような」という枕詞は、悔しいかな(?)事実なのだった。

そんな気持ちのゆとりは、ドライビングスタイルにも現れる。プラグインハイブリッドのXC90(318ps/40.8kgm)、マイルドハイブリッドのXC60(250ps/35.7kgm)、ともに動力性能的には十分以上だ。でも、それを試してみようなどという昂ぶりは試乗期間中一度もおきなかった。加速しようと思えばいつでも十分な加速をするし、減速するときもそう。

ポテンシャルの高さを予感させつつ、それは「いざという時のためにとっておこう」という大人な気分になる。歳をとったからではないか、と問われれば否定はしないが、ボルボのSUVに乗ればだれでもそういう気分になるのではないか。ボルボ車はよく「善人顔」と言われるが、実際にボルボのSUVに乗れば自ずとそういう運転になってしまうのだろう。

プレミアムブランドを乗り継いできた人に試してほしい
いまこの原稿は我が家のリビングで書いている。で、その雑然(殺伐?)とした空間を見渡すと「なんだかなぁ~」と気分がふさぐ。さすがにXC90よりも、もちろんXC60よりも容積も面積も比べるべくもないのだが、それでも狭いはずの両XCの方が精神的には広々としている。誇張かどうかは、最寄りのボルボディーラーに行けばわかるだろう。試してみる価値はあると思う。ともあれ、これを機会に次はSUVも悪くない、と思うようになったのは本心である。(文:モーターマガジン編集部 阪本 透/写真:赤松 孝、永元秀和)

[ アルバム : ボルボ XC90/XC60 はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

【充電体験でEVのストレス軽減へ】 レクサス充電ステーションの予約を一般へも開放
【充電体験でEVのストレス軽減へ】 レクサス充電ステーションの予約を一般へも開放
AUTOCAR JAPAN
スズキ、東京アウトドアショー 2024に新型車出品へ…親子でアウトドアや料理を
スズキ、東京アウトドアショー 2024に新型車出品へ…親子でアウトドアや料理を
レスポンス
アルピーヌ・ジャポンが初の電動モデル「A290」の日本導入を検討へ!
アルピーヌ・ジャポンが初の電動モデル「A290」の日本導入を検討へ!
月刊自家用車WEB
価格以上の高性能が満喫できる、抜群のコスパに脱帽! BYD・SEAL 試乗インプレッション
価格以上の高性能が満喫できる、抜群のコスパに脱帽! BYD・SEAL 試乗インプレッション
月刊自家用車WEB
【MotoGP】ヨハン・ザルコのプロ精神、LCRチェッキネロ代表が称賛。ストイックさは”アーティスト”レベル
【MotoGP】ヨハン・ザルコのプロ精神、LCRチェッキネロ代表が称賛。ストイックさは”アーティスト”レベル
motorsport.com 日本版
キャンプギア収納問題をトランクルームで解決!「CAMP HACK」×「ストレージ王」のコラボ動画が公開(動画あり)
キャンプギア収納問題をトランクルームで解決!「CAMP HACK」×「ストレージ王」のコラボ動画が公開(動画あり)
バイクブロス
“200万円台”から! ホンダ最新型「ヴェゼル」月々いくらで買える? 大人気SUVの「最も安い&高いモデル」とは
“200万円台”から! ホンダ最新型「ヴェゼル」月々いくらで買える? 大人気SUVの「最も安い&高いモデル」とは
くるまのニュース
SHOEIヘルメットにB+COMを美しく装着できるNEWアイテム! サインハウスが「B+COM SHOEIアタッチメント3」を発売
SHOEIヘルメットにB+COMを美しく装着できるNEWアイテム! サインハウスが「B+COM SHOEIアタッチメント3」を発売
バイクのニュース
フェラーリが僅差でトヨタを破り2連覇! 今年のル・マン、24時間走ってもなぜ大接戦に?
フェラーリが僅差でトヨタを破り2連覇! 今年のル・マン、24時間走ってもなぜ大接戦に?
くるくら
VWの小型セダン『ジェッタ』に改良新型、6月25日に米国デビューへ
VWの小型セダン『ジェッタ』に改良新型、6月25日に米国デビューへ
レスポンス
ベンツは「ほとんど変えずに洗練させる」困難な仕事をやってのけた しかし…… Gクラス試乗【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベンツは「ほとんど変えずに洗練させる」困難な仕事をやってのけた しかし…… Gクラス試乗【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
【日本限定30台】メルセデス・マイバッハ特別限定モデル「S 580ナイトエディション」登場! 価格は4400万円。メルセデス ミーで展示中です
【日本限定30台】メルセデス・マイバッハ特別限定モデル「S 580ナイトエディション」登場! 価格は4400万円。メルセデス ミーで展示中です
Auto Messe Web
アルファロメオ ジュニアのハイパフォーマンス バージョン「ヴェローチェ」は最高出力280ps!
アルファロメオ ジュニアのハイパフォーマンス バージョン「ヴェローチェ」は最高出力280ps!
Webモーターマガジン
自動車業界の平均年収ランキング、1位はトヨタで「895.4万円」…SalesNowがトップ10公開
自動車業界の平均年収ランキング、1位はトヨタで「895.4万円」…SalesNowがトップ10公開
レスポンス
スバル新型「スポーツ“セダン”」公開! MT採用&パフォーマンス重視設定がイイ! 羨ましすぎる水平対向エンジン搭載モデル! 米に登場の「WRX tS」はどんなクルマとは
スバル新型「スポーツ“セダン”」公開! MT採用&パフォーマンス重視設定がイイ! 羨ましすぎる水平対向エンジン搭載モデル! 米に登場の「WRX tS」はどんなクルマとは
くるまのニュース
【角田裕毅F1第10戦分析】リヤウイングが一因か。セットアップを最適化できないまま戦い、アンダーステアに苦しみ19位
【角田裕毅F1第10戦分析】リヤウイングが一因か。セットアップを最適化できないまま戦い、アンダーステアに苦しみ19位
AUTOSPORT web
【ポイントランキング】2024スーパーフォーミュラ第3戦SUGO終了時点
【ポイントランキング】2024スーパーフォーミュラ第3戦SUGO終了時点
AUTOSPORT web
トヨタ『ランドクルーザー300』の警備・防衛車両向け、デュアルオルタネーターで電源確保…米APSが発表
トヨタ『ランドクルーザー300』の警備・防衛車両向け、デュアルオルタネーターで電源確保…米APSが発表
レスポンス

みんなのコメント

13件
  • インテリアの配色やレイアウトのせいか、最近のボルボはやたら広く明るく感じ運転中落ち着く。
    飛ばして走る気が起きないのはこの印象が強いからだと思う。
  • ボルボは昔から見た目が怖くなくて逆に暖かみがありデザインセンスを感じます
    ドアを開けると車内と言うよりリビングの印象が強く落ち着きます
    特にこの2台はゆったり乗りたくさせる不思議なオーラを持っています
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

924.01039.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

43.0980.0万円

中古車を検索
XC90の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

924.01039.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

43.0980.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村