高級路線を進むロータス
ロータスは、限定モデルの開発のため、社内に特別部門「ロータス・アドバンスト・パフォーマンス(LAP)」を立ち上げた。
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この新部門の責任者は、アストン マーティンのオーダーメイド部門責任者だったサイモン・レーンで、同氏は「白紙状態」から「最も刺激的でエクスクルーシブなロータス車を開発し、輝かしい過去を尊重しつつ、刺激的な電動化の未来を取り込む」機会であるとしている。
レーンは2021年のAUTOCARのインタビューに対し、アストン マーティンでは「メニューにあるものは何も望まず、まったく異なるものを求める」顧客のためのクルマを作ることが仕事だったと語っている。新部門の詳細はまだ明らかにされていないが、レーンはアストン時代と同様の仕事を任せられることになりそうだ。
今回、発表とともに公開されたプレビュー画像に写っているのは、F1マシンにインスパイアされたオープンホイールのレーシングカーのようだ。内燃エンジンを搭載するのか、それともエヴァイヤのような電動パワートレインを採用するのかは不明だが、よく見ると従来のラジエーター、エアフィルター、エグゾーストシステムが確認できる。
LAPは、このような突飛なプロジェクト以外にも、特注のカラー、トリム、素材など、シリーズ生産車のパーソナライズオプションや、「ロータス車だけのハイスペックで非常に魅力的なバージョン」にも手を広げていく予定だ。
最初の生産車ベースの特別仕様車は、新型エミーラをベースにしたものになりそうだが、パワートレインが変更されるのか、それとも主に特注デザインによって差別化されるのかは明らかでない。
また、ロータス・ドライビング・アカデミーによるサーキット講習も、世界各地で開催される予定だ。
レーンは次のように述べている。
「LAPチームとわたしは、ユニークな体験やコレクションを求める人々とロータスファンの皆様のための、非常に魅力的かつ真に革新的なアイデアを持っています」
「経験豊富なロータス・デザインや、世界中のエンジニアリングチームと協力し、ロータスの輝かしい過去に敬意を払いながら、電動化された未来を表現する、最もエキサイティングでエクスクルーシブなクルマを作り上げるつもりです」
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