豊田合成は、2019年10月23日から13日間、東京ビッグサイトで開催される東京モーターショー2019に出展する(ブース:南展示場 2F 3・4 ホール)。同社は中長期経営計画(2025事業計画)で目指す姿として掲げた「世界のお客様に安心・安全・快適をお届けするグローバルカンパニー」の実現に向けた取り組みとして、今後のモビリティー社会に貢献する「CASE 対応技術」や、ゴム・樹脂製品の専門メーカーとして提案する「将来のインテリア・エクステリアのコンセプトモデル」などを紹介する。
主な展示品は以下の通り。
■CASE 対応技術
同社の主力製品であるフロントグリルやハンドルなどに、センサなどの電子部品を融合し、「安全を支える機能」と「魅力的なデザイン」を両立したモジュール製品や、自動運転時代の新たなエアバッグの紹介。
【フロントグリルモジュール】カメラやミリ波レーダなど周辺状況を認識する「センシング機能」や運転状態をLED の光で周囲に伝える「サイネージ機能」などを搭載している。
【ハンドルモジュール】人とシステムが協調して車を操作するための「ヒューマン・マシン・インターフェイス機能」を付加している。カメラとセンサでドライバーの状態を感知する「見守り機能」や、光や振動などで情報を提示する「インフォメーション機能」を搭載。 ※株式会社ジェイテクトのステアリングシステムとの連携により、快適な操作性を実現している。
【次世代セーフティシステム】自動運転時に想定される乗員の姿勢の多様化に対応するため、エアバッグをシートに一体化している。 ※本エアバッグを搭載したシートはトヨタ紡織株式会社のブースでもご覧いただけます。
■将来コンセプト
【Flesby III」】ゴム・樹脂技術を活用した柔らかな車体にAI を搭載し、スキンシップによりコミュニケーションができる相棒のような車。エクステリアコンセプトには、万一の歩行者との接触時にも衝撃を吸収する「安全機能」、走行シーンに応じて車体形状を最適化する「省エネ機能」などを搭載。インテリアコンセプトには、柔らかく包み込むシートや、シーンに応じて色合いが変わるLED 照明などで安らぎを与える「ファーストクラス機能」などを備える。
■要素技術(体験コーナー)
将来コンセプトの実現に向けた各種要素技術を体感できる。
【Commu-Touch】電気で伸縮する次世代ゴム「e-Rubber」の振動を用いて、多彩な触覚を擬似的に再現するハプティクス技術。
【e-Float】高出力・高周波の電力を扱える「縦型GaN パワー半導体」を用いて、離れた場所へワイヤレスで電気を送る技術。
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