アップデートを続けるフェニックスパワーのECUが切り開く未来
炎天下でも526馬力&82.38キロを発揮!
「オプション10月号の見どころをチェックしてみた!」巻頭特集は『下剋上チューン』がテーマ
現代のチューニングにとって、キモとなるのはECUの攻略だ。そして、新たな車種、新たなシステムが登場するたびに他に先駆けてチャレンジしているのが、フェニックスパワーの横山代表。中でもGRスープラは力を注いでいる車種で、ワークスマシンを導入して積極的にECUチューンを展開している。
すでにブーストアップを完了させているが、OPTION誌主催の最高速トライアルでは、事前シミュレーションで予測していたトップスピードには至らなかった。記録は284.22km/hだ。
その後のログデータ解析により、吸気温度の上昇が原因と判明。水冷式インタークーラーのキャパシティが足りず、リタード(ECU制御による出力ダウン)が発生していたのである。
この状況を改善するためには、吸気温度を下げるしか方法はない。横山代表は、当初、インタークーラーの空冷化を考えたがコストまで含めて現実的ではないと判断。その後、多方面から情報を収集し、GRスープラ用として米フルーダイン社が販売する水冷式インタークーラー強化用のヒートエクスチェンジャーに辿り着き、導入を決意した。
この製品は、インタークーラーやエアコンの冷却に使用される低温ラジエターを純正の4.0Lから5.6Lまで大容量化するというもの。さらにアルミ3層構造を採用することで、メーカーテストでは吸気温度を40度も下げることに成功している。
このヒートエクスチェンジャーを組み込み、ECUチューニングでさらに各パラメータを追い込んだところ、外気温34度(室内38度)の過酷な環境下だったにも関わらず、ダイナパック計測(TCファクター1.15)で526.23ps/82.38kgmという強烈な出力を弾き出した。なお、パワーチューニングは排気系にアペックスのエボリューションマフラーを組み込んだのみである。
「ECUデータの書き換えにはイギリスのECU-TEKを使っているのですが、最近パッチが当たってバージョンアップしたんです。これで劇的に使いやすくなって制御レベルが向上しました。ピークブーストは1.45キロ、7000rpmで1.14キロに落ち着くセッティングです。ECUのプログラムは日々アップデートさせていますが、ほぼ完璧になりましたよ」と横山代表。
ちなみに、フェニックスパワーのGRスープラ用アプリケーションCPU(27万円 ※現車セッティング込み)は、購入後も無料アップデートが可能だ。そう、常に最新&最高の状態でブーストアップ仕様を満喫できるのである。
現在、日本で最も進んでいるだろうチューンドECU、GRスープラの潜在能力を解放したいならば問い合わせてみてはいかがだろうか。
●取材協力:フェニックスパワー 福井店:福井県坂井市丸岡町朝陽2-317 TEL:0776-67-2980/京都店:京都府久世郡久御山町佐古外屋敷37-2 TEL:0774-48-1157
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みんなのコメント
BMW製エンジンと日産製エンジンのポテンシャルの高さだな