ここ数戦、アクシデントが続いてしまっているメルセデス。ジョージ・ラッセルは、来シーズンに向けてチームが優位に立つため、今季はパーツを新調せず旧型のコンポーネントを使うなどして妥協することも厭わない姿勢を見せた。
メルセデスはイタリアGPのFP1でのアンドレア・キミ・アントネッリのクラッシュ、そしてアメリカGPの予選、メキシコGPのFP2でのラッセルのクラッシュにより、マシンの修復費が膨れ上がってしまっている。チーム代表のトト・ウルフはSky Germanyに対し、メルセデスはさらなるクラッシュによって予算上限が圧迫される恐れがあると話していた。
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ラッセルはこのような状況を踏まえ、来季に向けて資金を節約するために旧仕様のパーツで走ることにも参戦であることをほのめかした。なお、今回メキシコのFP2でクラッシュしたラッセルのマシンには、マイアミ仕様のパーツが使われている。
決勝に向け5番グリッドを確保したラッセルは、予選後に次のように語った。
「予算制限については心配していない。いつも少しはマージンを持っているし、今年にどれだけ(予算を)投入するか、来年に向けてどれだけ投入するかはいつも天秤にかけている」
「残りのシーズンに関しては妥協する必要があるかもしれないけど、正直チャンピオンを争っているわけではないから、それには賛成かな。来年に向けてチャンスが増えるなら、古いフロアのままで走ることになってもいいと思っている」
「でもオースティンで壊れたフロアに関しては修復ができると思う。そういう計画なんだ。元々想像していたよりは状態は悪くないし、ブラジルで使う予定だ」
またラッセルは、旧型のコンポーネントを使いながら予選5番手に入れたことに驚いている。チームも、FP1でのラッセルのペースには驚いていたが、その中でFP2のアクシデントが起きてしまった。
高速S字で縁石に乗った後、姿勢を乱してバリアにクラッシュしたラッセル。FP2でのアクシデントについて、彼はこう語る。
「この2年間、僕はあの縁石を毎周使っていた。FP1でも縁石を使いながら4周したけど、何の問題もなかった。なのに突然、僕はそこに引っかかってカンガルーのようになってしまった」
「本当にガッカリした。この2週間、スペアパーツ不足でチームにはプレッシャーをかけてしまっていたし、今回のアクシデントももったいないものだった」
「でも、なぜそうなったのか分からない。無理をしすぎたわけでもないんだ。ただマシンが縁石に引っかかってしまった」
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