メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は4月24日、北京モーターショー2024において、オフロードアイコンであるメルセデスベンツ『Gクラス』を完全電動化した「G580 with EQ Technology」を発表した。
フル電動Gクラスは角ばったシルエットを継承し、ドアハンドルやフェンダーに取り付けられたインジケーターなど、おなじみのディテールがGクラスとしてのスタイルを特徴づけている。電気自動車に特有のデザイン要素を取り入れつつ、オフロードとして認識可能な外観になっている。
メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
フロントビューは、おなじみのクラシックな丸いヘッドライトがまず目につく。オプションのブラックパネル・ラジエーターグリルは、着色ライトユニットやアニメーションLEDライトバンドも同時に装備する。LEDライトバンドはランニングライトとしても活用できる。
エクステリアには空力特性の効率化のためのデザイン要素が見られる。やや持ち上げられたボンネットやリアホイールアーチフレアの「エアカーテン」などが新型電動モデルの特徴だ。Aピラーのクラッディング(カバーパネル)やルーフのスポイラーリップと組み合わせることで、空力が最適化されているという。ホイールは18インチ軽合金ホイールが標準装備で、これも空力特性が最適化されているそうだ。
内装では品質とクラシックなデザイン言語とが組み合わされた。空調のエアベントやグリップハンドルは、Gクラスならではのデザインだ。トリムはオープンポアー仕上げの天然ウォールナットが標準仕様。マルチファンクション・ステアリングホイールは、標準仕様でナッパレザーで覆われる。アンビエントライティングやレザーの内装も標準装備だ。
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