雨に翻弄される難しいコンディションとなったF1開幕戦オーストラリアGP。レーシングブルズの角田裕毅は、うまくそれに対応できず、ポジションを落とした1台だった。
見事な走りで予選5番手を獲得し、レースに臨んだ角田は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に先行を許したものの、レースの大半で6番手を走行していた。
■角田裕毅、F1中国GPも好調の予感? 今年初のスプリント実施に向けて持ち込みのマシンセットアップが鍵に
しかしレース後半、雨が強くなった際にステイアウト。この判断が裏目に出て、同様の戦略を選んだフェラーリ勢と共にポジションを落とし、最終的にポイント圏外の12位でレースを終えることになった。
レース後、チーム代表のローレン・メキーズが戦略ミスを認め、「ユウキに謝罪したい」とコメントするなど、角田が良い走りをしていただけに残念な結果となった。
その1週間後、F1は早くも第2戦中国GPを迎えており、角田もメディアの取材に答え、オーストラリアGPでの出来事について語った。
「僕たちは(起こったこと)すべてを理解しています。明らかにそれはちょっとしたギャンブルでしたが、同時に昨年のブラジルで、ステイアウトしなかったというとても苦い思い出もありました。それがきっかけだったのかもしれません」
角田のいう昨年のブラジルとは、激しい雨に見舞われたサンパウロGPのこと。角田とチームメイトのリアム・ローソンはピットインしてフルウエットタイヤに履き替え、素晴らしいペースを見せていたものの赤旗中断となり、結果的にインターミディエイトタイヤのまま粘っていたマシンが得をしたレースだ。
「判断が難しい状況でしたが、ピットインすべきだったのは明らかです。コーナーひとつひとつのコンディションに気をつけていた僕としても判断は難しかったです。毎ラップ状況は変わっていきますし、それまでセクター1では雨が降っていなかったのに、1周後には完全に雨が降っているような状況で、対応するには手遅れでした」
「そこまでのコミュニケーションも含めて自分がミスをしたとは思っていませんし、満足しています。ただ自分たちの望んでいたようにはいかなくて、セーフティカーのタイミングについてもそうです。運も味方しなかったと思います」
そうレースを振り返った角田。すでに彼は前を向き次のレースに備えると共に、今後のシーズンに向けてポジティブに捉えている。
「でも何が起きたのか、みんな把握していると思いますし、ティム(ティム・ゴス/チーフテクニカルオフィサー)はレース直後に僕に謝ってくれました。それがもっとも重要なことですし、前に進みます」
「(チームの雰囲気は)ナイスではなかったですが、お葬式のような感じでもありません。それは良いことですし、彼らは自分たちのミスを受け入れています。次のレースはすぐ来ますし、やるしかありません」
「中国GPはスプリント開催ですし、実際僕たちはかなり早く前を向きました。最も重要なことは、あのレースで何が起こったかを正確に把握し、あのレースで何が良かったかをポジティブにとらえ始めたということです」
「正直予選でのあのペースは予想外でした。なので僕たちはあそこでうまくいった正確な理由と、今後の開発のために何が必要かを理解することに集中したんです。僕たちは良いベースを持っていますし、今後の開発についてもそうです」
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