■新型「N-BOX」スロープ仕様初公開
ホンダは、4月19日(木)から4月21日(土)までインテックス大阪で開催される総合福祉展「バリアフリー2018」にて、「Fun for Everyone. Honda ~移動の喜びを一人ひとりに~」というテーマのもと、同日発表となる「N-BOX(エヌボックス)」スロープ仕様の市販モデルを初展示するほか、さまざまな福祉車両・福祉機器を展示します。
最近の軽自動車が大きく見えるのはなぜ? 売れ筋ジャンルの変化が軽自動車の大型化を促進させた?
今回、初展示するN-BOXのスロープ仕様は、車いすに乗ったまま後席に乗車できる「車いす乗車モード」に簡単な操作で切り替えが可能。荷室の床を引き出すとそのままスロープになるほか、手すりをワンタッチで設置できるなど、車いすの方、介助する方、双方にとってシンプルな使い勝手を実現したモデルとのことです。
Hondaブースではそのほかに、車いす利用者も含めて最大6名が乗車可能な「FREED+(フリード プラス)」や、3列目に車いすで乗車しても開放的な車窓からの眺めが楽しめる「STEP WGN(ステップ ワゴン)」など、それぞれのベース車両の特長を活かした福祉車両のラインアップも展示予定です。
また、加齢や疾病などにより歩行能力が低下した方のリハビリ補助を目的とした機器「Honda歩行アシスト」や、障がいを持つ方の自動車運転再開に向けた能力評価サポートなどを目的として、全国の病院などで活用されている簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Honda セーフティナビ」を体験できるコーナーも設けています。
N-BOXシリーズは幅広い層のユーザーから人気を得ている軽自動車で、2017年度(2017年4月~2018年3月)に223,449台を販売し、登録車を含む新車販売台数において1位を獲得しています。
ホンダは、「より多くの方に移動の喜びを提案したい」という想いのもと、全国の四輪車販売店「Honda Cars」(ホンダ・カーズ)で、車いす利用者のための駐車場の整備や店舗のバリアフリー化も行っています。
さらに、福祉車両の展示車・試乗車を常時配備し、介助士資格を取得したスタッフが在籍する「オレンジディーラー」を展開しており、車いすの方でも安心して来店いただけるお店作りを行っています。現在、オレンジディーラーは全国に346店舗あり、今後も拡大を目指していくとのことです。
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