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日本一売れた電動車!? 「e-POWER良い」の反響多し! 日産「ノート」が好調な理由とは

掲載 更新 45
日本一売れた電動車!? 「e-POWER良い」の反響多し! 日産「ノート」が好調な理由とは

■なんと、日産「ノートシリーズ」が2022年でもっと売れた電動車に

 日本自動車販売協会連合会(自販連)は、2022年の乗用車ブランド通称名別順位を発表。TOP10にはトヨタ7台、ホンダが2台、日産が1台という結果になりました。
 
 日産唯一のTOP10入りとなった「ノート」ですが、電動車の販売としては1位に輝いてます。そんなノートが支持される理由にはどのような背景があるのでしょうか。

まるで国産ポルシェ!? 日産「ノート」4WDが凄すぎる! その実力とは

 自販連は、毎月の販売台数(登録台数)を発表しており、2023年1月11日に2022年の年間車名別販売台数ランキングを発表しました。

 なお、このランキングは例えば「ヤリス」であれば「ヤリス」「ヤリスクロス」「GRヤリス」を合算した台数となっています。 

 【2022年の年間乗用車ブランド通称名別順位】

 ・1位:トヨタ「ヤリス」(16万8557台)
 ・2位:トヨタ「カローラ」(13万1548台)
 ・3位:日産「ノート」(11万113台)
 ・4位:トヨタ「ルーミー」(10万9236台)
 ・5位:トヨタ「ライズ」(8万3620台)
 ・6位:ホンダ「フリード」(7万9525台)
 ・7位:トヨタ「アクア」(7万2084台)
 ・8位:トヨタ「シエンタ」(6万8922台)
 ・9位:ホンダ「フィット」(6万271台)
 ・10位:トヨタ「アルファード」(6万225台)

 昨今は、半導体不足やコロナ禍による生産体制の問題、そしてロシア・ウクライナ情勢といった要素により、どの自動車メーカーも思うように生産が出来ず、結果として販売(登録)出来ない納車遅れの状態が続いていました。

 そうしたなかで、前述のTOP10を見ると日産として唯一ランクインしているのが、ノートです。 

 現行ノートは、2020年11月24日に発表された3代目モデルとなり、プラットフォームを新設計すると共に、システムを大幅に刷新しパワーアップした第2世代「e-POWER」を初搭載。

 さらにはナビリンク機能を備えた運転支援技術「プロパイロット」や全方位の「360°セーフティサポート」などの先進安全技術も充実しています。

 2021年6月15日にはプレミアムコンパクトカーとなる派生仕様「ノートオーラ」を追加。

 これは、内外装の細部に至るまで上質にこだわったモデルで、標準仕様のノートから出力やトルクを向上させています。

 そのほかドライブ中のプライベート空間の快適性にも徹底的にこだわり、ルーフやドア、フロントドアのガラスなどに遮音対策を施すことで、高い静粛性を確保したほか、上質な室内空間を実現するためにプレミアムオーディオとなる「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」が採用されました。

 同年8月17日には、「オーラ」をベースにフォーミュラEからインスパイアした「駿足の電動シティレーサー」というコンセプトを持つ「ノート オーラ NISMO」が追加されています。

 これはNISMOらしい新世代のデザインや高揚感をもたらすハンドリング、そして俊敏なレスポンスと伸びのある加速などが特徴です。

 また日産のカスタムカーを手掛けるAUTECHブランドでは、当初からAUTECH仕様が設定されるほか、同年10月7日にはAUTECH CROSSOVER仕様が設定されるなど、ノートシリーズとして幅広いラインナップを展開しています。

 こうしたラインナップを誇るノートシリーズですが、SNSでは「回生ブレーキのおかげで山道を下りもアクセルワークだけで走れるのは面白い。街乗りメインなら最適解かもね」、「e-POWERは想像以上に乗りやすく、快適でした」、「e-POWERの4WD、すごくよかった」など、e-POWERならではの運転感覚に対して、評価することが見られす。

 また実際に首都圏の販売店では次のように話しています。

「ノートは先代モデルからe-POWERが好評でした。3代目となって進化したe-POWERに乗られた人からは『電気自動車のような感覚』という感想を頂いていいます。

 さらに、競合車と比べても後席や荷室空間が広いことや、ラインナップが豊富なこともあり、幅広いお客さまに訴求出来るという強みもあります。

 一方でラインナップそれぞれの違いが分かりづらいという声もあり、そのような場合には丁寧にご説明するように心がけています」

『どれを選べばいいかわからない』『違いが分かりづらい』という声もあり、このあたりは丁寧な説明を心がけるようにしています」

 また東北地方の販売店では「e-POWERの4WDだと、雪道を走る際でも不安がないという声も頂きます。」と話しています。

 ノートのe-POWER 4WDは、全車速域において4輪を強力なモーターで駆動・制御することで、ドライ路面やウェット、アイスバーン、深い雪道などといったあらゆる路面状況でも力強く安定した快適な走りを実現するといいます。

※ ※ ※

 なお、2023年1月17日に日産は「2022年暦年の国内販売で電動車販売台数No.1を獲得」と発表し、その要因を以下のように説明しています。

「先進コンパクトカーの『ノート』とプレミアムコンパクトカー『ノート オーラ』は、システムを大幅に刷新しパワーアップした第2世代e-POWERや、スムーズで力強い加速、なめらかな減速制御、優れた静粛性などが、多くのお客さまから好評を得ています。

 全車電動車となる『ノート』と『ノート オーラ』は『AUTECH CROSSOVER』や『ノート オーラ NISMO』などを含めた幅広いラインアップや、その機能性からデザインに至るまで、クルマの持つ価値や魅力を多くのお客さまに高く評価いただいた結果、今回の電動車販売No.1の達成につながりました」

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みんなのコメント

45件
  • オーラを買いました。
    静粛性、アクセルレスポンスは日本車では、
    ピカイチです。
    ボディ剛性、回頭生も上級セダン並みです。
    冬は、燃費が17ぐらいしか伸びませんが
    暖房かけなければ24ぐらいは、いきます。
    セットオプションで購入価格は、高めですが
    値段以上の出来です。
  • EVが売れるわけだね
    モーターは加速が良くて静かだ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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